グラスに入った赤・白ワイン

ワインの赤と白とロゼの違いをちゃんと理解してますか?

味が違うなぁ~っていうのは誰でも飲めば分かりますけど、なんで色が違うのかとか、健康に良いのはどれとか、カロリーが低いのはどれとか、いまいち分かっていません。

大人のたしなみとして、ここらでちゃんと知っておきましょう。明日からこれでウンチクを語れますよ(笑)

ワイン「赤・白・ロゼ」はどう違う?

ワインの赤と白とロゼの違いは簡単に言うと「原料のブドウの種類」と「作り方」にあります。

原料に使うブドウの種類の違い

●赤ワイン・・・黒ぶどう
●白ワイン・・・白ぶどう
●ロゼワイン・・・黒ぶどう

作り方の違い

■赤ワイン・・・黒ぶどうを破砕して、果実のまま発酵させ、圧搾する
■白ワイン・・・白ぶどうを圧搾して、果汁のみを発酵させる
■ロゼワイン・・・黒ぶどうを圧搾して、果汁のみを発酵させる

赤ワイン独特の渋みは果皮のタンニンにあるのですが、果実まるごと発酵させる作り方をするために味のなかに残るわけです。

補足
※「圧搾」とは強い重みや圧力を加えて絞ることで、果汁のみが残り、果皮や種は取り除かれます(ブドウを足踏みして絞る風景がまさにそれです)
※ロゼワインは黒ぶどうと白ぶどうを混ぜて作ったり、黒葡萄を使い果汁のみを発酵させる作り方もあります。
※白ワインは皮や種を取り除いた赤ぶどうで作ることもあります。
※ラベルに書かれているカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、ピノ・ノワールが使われている黒葡萄の品種です。(白ワインは白ぶどうのシャルドネが有名ですね)

健康に良いのは「赤・白・ロゼ」のどれ?

「ポリフェノール」という言葉を聞いたことがありますよね?

ワインが健康に良いとされているのもこの「ポリフェノール」が多く含まれているからなんですよ。

ポリフェノールの効能とは?

ガンや動脈硬化といった病気の原因になるのが活性酸素ですが、ポリフェノールはこの活性酸素の働きを抑える効果があると言われています。またコレステロールの抑制にも影響するそうです。

このポリフェノールを多く含んでいる順番にランク付けすると以下のようになります。

ポリフェノールが多い順番

1. 赤ワイン
2. ロゼワイン
3. 白ワイン

こうして見るとポリフェノールの少ない白ワインを健康目的で飲むのは意味がないようですが、白ワインには殺菌作用があるので食中毒が気になる夏場などはいいかもしれません。

※一般的に白ワインより赤ワインの方がアルコール度数が高いため、飲み過ぎると泥酔したり二日酔いになりやすいので注意が必要です。

カロリーが一番低いのはどれ?

いくら健康にいいとはいえ、たくさん飲むとカロリーが心配です。赤・白・ロゼのうちどれがカロリーが一番低いのかというと、

各ワインのカロリー

■赤ワイン・・・約73kcal(100ml/コップに半分ほど)
■白ワイン・・・約73kcal(100ml/コップに半分ほど)
■ロゼワイン・・・約77kcal(100ml/コップに半分ほど)

<参考:食品成分データベース>

と、このようにほとんど差はないんですね。ただ、甘口と辛口なら当然ながら甘口のほうがカロリーは高くなるはずです。

赤・白・ロゼそれぞれどんな料理に合う?

赤ワインとフランス料理

何料理に合うか?

■赤ワイン・・・肉料理(牛/豚)
■白ワイン・・・魚料理(シーフード)/鳥料理
■ロゼワイン・・・肉でも魚でもどちらでも合う

世間では一般的に赤ワインは肉料理、白ワインは魚料理という認識がありますが、実は

赤身のもの⇒赤ワイン
白身のもの⇒白ワイン

という分け方が正しいようです。ですから鶏肉料理などは白ワインのほうが向いています。

室温?それとも冷やしたほうが良い?

それぞれのワインを一番美味しく飲むには温度も重要です。

美味しく飲むための温度は?

■赤ワイン・・・室温
■白ワイン・・・10度前後に冷やす
■ロゼワイン・・・室温か10度前後に冷やす

赤は室温のままで、白ワインは冷蔵庫で冷やして飲むのが正式な飲み方とされています。ロゼワインに限ってはどちらでも自由にお好みで良いみたいです。

※夏の気温が高い時期は赤ワインも少し冷やすと適温になり美味しく飲めます。

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