そうめん流しと流しそうめんの違い

「そうめん流し」と「流しそうめん」。

アナタが住む地方ではどっちの呼び方をしていますか?

単に地域によって呼び方が違うだけなのか、それとも形式や食べ方に違いがあるのでしょうか?

そこでこの記事では、以下の3つの疑問にお答えしていきます。

  • そうめん流しと流しそうめんの違い
  • 形式の違い
  • 地方による呼び名の違い
ミサオミサオ

食には人一倍関心が高い私がまとめました。

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そうめん流しと流しそうめんの違いは2つあり!

どうやら「そうめん流し」と「流しそうめん」の違いは2点あることが分かりました。

ひとつめが、形式(食べ方)に違いがあること。

一部の地方では、そうめん流しと流しそうめんは全くの別物だと分別されています。

ふたつめが、呼び方に違いがあること。

そうめん流しも流しそうめんも全く同じものをイメージしながら、ある地域では「そうめん流し」と呼び、ある地域では「流しそうめん」と呼んでいるんですね。

そうめん流しと流しそうめんの「形式」の違い

一部の地方ではそうめん流しと流しそうめんは、まったく違うものだという認識です。

そうめんを水に流すという基礎的な部分は共通していますが、その流し方に大きな違いがありました。

また、発祥地(ルーツ)にも違いがあります。

では、それぞれの様子を動画で確認してみてください。

そうめん流し

水がぐるっと一周して流れる円環(ドーナッツ状)の容器に素麺を流して、それをすくって食べる形式。

鹿児島県指宿市の「唐船峡そうめん流し」が発祥だと言われています。

唐船峡は豊富な湧き水に恵まれており、この湧き水を観光資源として活かそうと1962年(昭和37年)に旧開聞町(現在の指宿市)の役人が回転式のそうめん流し器を発明しました。

温泉地として有名な唐船峡には現在でも

  • 「市営唐船峡そうめん流し」
  • 「長寿庵 開聞唐船峡店」
  • 「鱒乃家」

という市営のそうめん流しの専門店が3つもあります。

この形式で行う地方は全国的に珍しく、鹿児島県や宮崎県に限られます。

流しそうめん

半分に割った竹を何本も長くつなげて水路のようにし、竹の上流から水と一緒に素麺を流して、下流ですくって食べる形式。

宮崎県の高千穂峡が発祥だとされています。

全国的にはこちらの形式のほうがポピュラーで、イベントで流しそうめんをやるとなったなら、まず100%こちらの形式で行われます。

テレビ番組の企画として流しそうめんの水路を自作したり、水路の長さを競うギネス記録も存在します。

バリエーションとして「流しそば」や「流しうどん」もあります。

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そうめん流しと流しそうめんの「呼び方」の違い

両者の違いにはまず「形式の違い」があることをご紹介しました。

続いては「呼び方の違い」です。

地域によって同じものなのに呼び方が違います。

この「同じもの」というのは、竹に流す形式の方なんですね。

全国的にはこの「竹に流す形式」の方が一般的なんですが、地域によってこれを「流しそうめん」と「そうめん流し」のどっちで呼ぶかが分かれるみたいです。

その呼び方の違いの境目は?

  • 関西より東・・・「流しそうめん」
  • 関西より西・・・「そうめん流し」

となる傾向のようですね(個人差もあるので一概には分類できませんが)

日本の地域名

そうめん流しと呼ぶ地域は

  • 愛媛
  • 鹿児島
  • 福岡
  • 岡山
  • 広島
  • 熊本

このあたりが中心のようです。

※関西より西の地方では「竹に流すそうめん」と「容器の中で回転するそうめん」の両方を総称して「そうめん流し」と呼ぶ場合もあります。

呼び方や形式が違うのは歴史に秘密アリ

「竹に流すそうめん」の原型は江戸時代までさかのぼります。

一方、「容器の中で回転するそうめん」は約60年前に鹿児島県の指宿市で生まれたとされています。

現在でも鹿児島県には「そうめん流し」を食べさせる飲食店がたくさんあります。

そんな経緯から鹿児島や宮崎など南九州では今でも「そうめん流し」といえば「容器の中で回転するそうめん」がポピュラーだそうです。

【電動式の家庭用「そうめん流し機」】

「流しそうめん」は個人で行うのは難しく、観光地やイベントで体験するのが普通。

ただ、「そうめん流し」の方はコンパクトな「電動そうめん流し機」が市販されているので家庭でも行うことができますよ。

ミサオミサオ

子供は大喜びしそうですね♪

流しそうめん(そうめん流し)は潔癖症の人は辛い?

関東地方に住む私は生まれてからこの方、竹に流す「流しそうめん」しか知りません。

九州出身の知り合いがあるとき回転式の「そうめん流し」の話題を持ち出してきて、初めてその存在を知ったくらいです。

まぁもっとも私も名前だけ知ってるだけで一度も「流しそうめん」なんて体験したことないんですが・・・・・。

食べログで検索すると全国に「そうめん流し」が食べられる飲食店は66店舗見つかりました!(常設・期間限定含む)

一生に一度くらいは両方を体験してみたいものです。

ただ、体験した人に聞くと、まったく見ず知らずの人と一緒にやるのは抵抗感があるそうです。

上流で見ず知らずの人が掴み損ねた素麺を食べることもそうだし、そもそも一度口に入れた箸をまた水の流れに入れるんだから唾液も一緒に流れてくるよね・・・・・と。

たしかに重度の潔癖症の人は無理かもしれません(汗)

私もちょっと考えてしまいます。

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まとめ

そうめん流しと流しそうめんの違いをまとめてきました。

どっちが正しいかということはありませんが

  • そもそも両者には形式の違いがある場合もある
  • 竹に流す形式の呼び方が2通りに分かれる場合もある

という非常にややこしいことになってることがお分かりいただけたでしょうか?

私は関東の人間なのでやっぱり流しそうめんの呼び方がしっくりきます。

夏になると近所の公民館のイベントでは竹で作った水路にいろんな色のソーメンを流して食べるのを見かけることもありますよ。

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