赤ちゃんの「しゃっくり」ってよく出るけど、何が原因なの?
どうやって止めたらいいんだろう?
しゃっくりで泣いてしまったり、吐いてしまったらどう対処したらいいんだろう?
赤ちゃんの頻繁なしゃっくりって、対応に悩みませんか?
大人相手なら、背後からこっそり近づいて「ワッ!」と驚かすところですが、赤ちゃんには、想像だけで「ダメダメ!」となってしまいます(^^;)
しゃっくりが出た時に困らないように「しゃっくりの止め方」「泣く・吐く時の対処法」をまとめてみました。
しゃっくりの原因は何?
赤ちゃんはお腹の中にいる胎児の頃からしゃっくりをしているんですよ(^-^)
胎児の時は「肺呼吸の練習」をしているために、しゃっくりが起こります。
妊娠中にお腹を触ると、「ピクピク」と一定のリズムでしゃっくりをしていたこと、ありませんでしたか?
お腹の中でしゃっくりの多かった赤ちゃんは、生後もしばらくは、よくしゃっくりをするようです。
赤ちゃんのしゃっくりの原因は
【横隔膜が未発達なので、ちょっとした刺激でも痙攣(けいれん)を起こすため】
そういう痙攣した状態が「=しゃっくり」です。
しゃっくりにつながる「ちょっとした刺激」になるものとは?
●授乳時の空気
母乳やミルクを飲む時に一緒に空気を吸ってしまい、この空気が刺激になります。
授乳中のしゃっくりは、これが原因のようです。
●食べ過ぎ・飲み過ぎ
母乳やミルクを勢いよくたくさん飲んだり、食べもの・飲み物を、胃がいっぱいになるほど食べ飲みした時に、胃や食道の活発な動きにより刺激を受けます。
●濡れたオムツ
体が冷えることでも横隔膜は刺激を受けます。おしっこで濡れたオムツによって体が冷やされると刺激になります。
⇒パンダもしゃっくりします。お母さんパンダのリアクション(^o^)
しゃっくりの止め方はこうやります
●授乳時のしゃっくり
母乳の場合は、授乳するとき赤ちゃんの口にしっかりとくわえさせて、口の中に空気が入らないようして吸わせます。しゃっくりが出てもそのまま授乳をして大丈夫です。
※窒息の心配はありません。
※哺乳瓶の場合は、哺乳瓶を45度に傾けて飲ませましょう。
●食べ過ぎ・飲み過ぎ
胃や食堂の活発な動きにより刺激を受けるのは、自然なことです。2時間ずっとしゃっくりが出ている、なんてこともよくあります。
※自然に止まるでそのままで問題ありません。
※横隔膜が発達するにつれて、刺激を受け難くなっていきます。
●濡れたオムツ
オムツを取り換えておしりを乾燥させてあげましょう。
※冷えた体を温めるために、体温より少しだけ温かめのお湯をタオルに含ませて、しっかりと絞ったもので、みぞおちの辺りを温めてあげるのも有効です。
その他にもこんな方法もあります
●お腹が満杯でない場合のみ、母乳・ミルク・白湯などを飲ませる
※大人が飲み物を一気飲みすると治るのと一緒です。
●授乳後に出始めたしゃっくりは、縦抱きに抱っこし、腰~背中の辺りをさすったり、軽くトントンたたいてゲップを出させる
※強くたたきすぎると吐き戻すこともあるので注意して下さい
泣く・吐く時の対処法
泣く・吐く場合も、まずは、上記のしゃっくりを止める方法を試してみて、止まるかどうか様子を見ましょう。
それでも止まらず泣く・吐く場合でも、赤ちゃんの体の成長の一過程であり自然なことなので、気に留めすぎない方がよいでしょう。
泣いている場合は、苦しいのではなく、赤ちゃん本人もしゃっくりにビックリしているのかもしれません。
外へ連れ出したり、喜ぶものを与えてみたり、気分転換をさせてあげて下さい。
なるべく興味を引くことで気をそらす方がよいでしょう。
吐く場合は、空気が溜まっている事が考えられます!
ホントは赤ちゃんはそんなに苦しくありません!
小さな体で「ヒクヒク」ずっとしゃっくりが続いたり、頻繁に出るのを見ていると苦しそう・・・と可哀そうに思えてきますよね(>_<) ですが、赤ちゃんがしゃっくりをしながら「キョトン?」としている顔を見たことはないですか?
赤ちゃん自身もしゃっくりが出るのを不思議に思っているようですよ☆
我が子はよく「キョトン?」としていたので、その姿がとても可愛らしかったです♪
(しゃっくりしながら笑っている赤ちゃんもいます)
しゃっくりは、未発達の赤ちゃんの体に起こる自然なことで、赤ちゃん本人もそれほど苦しくないんですよ!
焦らずパニックにならず温かく見守ってあげて下さいね(^-^)