タンパク質の多い食品というと何を思い浮かべますか?
やっぱり肉類や乳製品でしょうか。
気になった私が調べてみたところ意外なモノが一位でした。そんな食べ物を「ベスト10」までランキング形式でご紹介しますね。
コンビニで手軽に買えるタンパク質が多いお菓子も見つけましたよ。
タンパク質の多い肉類ベスト10は?
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豚のゼラチン/87.6g
ゼラチンは皮膚・骨・腱から抽出した成分
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ビーフジャーキー/54.8g
牛肉を干した保存食
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豚のモモ肉(皮下脂肪なし・焼き)/30.2g
腿の部分の肉でランプとも呼ぶ
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豚のスモークレバー/29.6g
豚のレバーを燻製にしたもの
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豚のモモ肉(皮下脂肪なし・ゆで)/28.9g
豚のモモ肉を茹でたもの
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牛のモモ肉(皮下脂肪なし・ゆで)/28.4g
牛のモモ肉を茹でたもの
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牛の腱(ゆで)/28.3g
腱の肉とはいわゆる「牛すじ」のこと
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牛のモモ肉(皮下脂肪なし・焼き)/28.0g
牛のモモ肉を焼いたもの
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鶏のささみ(焼き)/27.3g
胸肉の奥の部分の肉で笹の葉に似ているからこの名が付いた
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鶏のささみ(ゆで)/27.3g
鶏肉のなかで脂肪が最も少ない肉
意外にも肉そのものではなく、豚のゼラチンが圧倒的に一位という結果でした。ゼラチンはゼリーやムース、ババロアなどのデザートのほか、ハム・ソーセージ・テリーヌなどを作る時も利用されています。
※すべて100g当たりの含有量です。
※文部科学省の食品成分データベースを参考にしています。
牛乳一杯にはどれくらいのタンパク質が含まれている?
少年時代に背が伸びるようにと毎日何倍も牛乳を飲んだ人は多いと思います。
ああやって好きでもないのに無理して飲んでいた牛乳にはどれくらいのタンパク質が含まれていたかというと
⇒6.6g(200ml/約コップ1杯あたり)です!
ちなみに
乳製品のタンパク質が多い食べ物のベスト10は
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カゼイン/86.2g
牛乳に含まれるタンパク質のひとつでチーズの原料にもなる
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パルメザンチーズ/44.0g
イタリアの代表的なチーズで日本では粉チーズとして使われている
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脱脂粉乳/34.0g
牛乳から乳脂肪分と水分を除去し粉末状にしたもの(スキムミルク)
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エダムチーズ/28.9g
オランダの代表的なチーズ
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エメンタールチーズ/27.3g
チーズフォンデュに使われるスイス原産のチーズ
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ゴーダチーズ/25.8g
オランダのゴーダ原産のチーズ
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チェダーチーズ/25.7g
イングランド原産のセミハードタイプのチーズ
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全粉乳/25.5g
牛乳から水分を飛ばし乾燥させたもの(粉ミルク)
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プロセスチーズ/22.7g
1種類か数種類のチーズを溶かして再び成形したチーズ
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カマンベールチーズ/19.1g
フランスのカマンベール地方原産のチーズ
と、このようにチーズ製品がランキングのほとんどを占める結果となります。食事の一品として好きなチーズを加えると少ない分量でたくさんのタンパク質が摂取できそうです。
※すべて100g当たりの含有量です。
※文部科学省の食品成分データベースを参考にしています。
タンパク質の多い食品の総合ベスト10がこれだ!
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豚のゼラチン/87.6g
ゼラチンは皮膚・骨・腱から抽出した成分
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乾燥卵白/86.5g
鶏卵の卵白を粉状にしたものでメレンゲパウダーともいう
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カゼイン/86.2g
牛乳に含まれるタンパク質のひとつでチーズの原料にもなる
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ふかひれ/83.9g
サメのヒレ部分で中華料理の高級食材のひとつ
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大豆蛋白/79.1g
大豆から抽出したタンパク質で豆乳などの原料として使われる
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かつお節/77.1g
カツオの肉を加熱して乾燥させた保存食品
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削り節/75.7g
かつお節を細かく削ったもの
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たたみいわし/75.1g
イワシの稚魚を干して板状にしたもの
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サバ節/73.9g
サバをスモークして乾燥させたもの
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干しダラ/73.2g
魚のタラを干したもの
総合一位もやはり豚のゼラチンでした。他に意外な食品としては、フカヒレがありますね。こんなにタンパク質が豊富だなんて知りませんでした。でもだからといって気軽に食べられるものじゃないです・・・・・(汗)
※すべて100g当たりの含有量です。
※文部科学省の食品成分データベースを参考にしています。
コンビニで買えるお菓子でタンパク質が多いのはコレ
筋力トレーニングをしたから、ちょっと多めにタンパク質を摂りたいなぁ。それもコンビニで買えるようなお菓子でないかなぁ・・・・・というときはコレがオススメです。
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1本あたりのプロテイン量は?
⇒10g(ホエイプロテイン・大豆たんぱく)
味も美味しくて値段も150円前後くらい、コンビニのカロリーメイトやソイジョイがある棚に並んでいます。(味は「バニラ」・「ナッツ」・「ベイクドチョコ」の3種類)
お菓子でその他にタンパク質が多いのは「南部せんべい」、「ソーダクラッカー」などが挙げられます。ソーダクラッカーとは重曹で発酵させた塩味のクラッカーのことで「ナビスコプレミアム」が有名ですね。(南部せんべいはスーパーでしか見かけませんが、ナビスコプレミアムならコンビニでも置いてあることがあります)
タンパク質が体にとって必要な理由とは?
タンパク質は三大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質)のひとつです。
なぜそれほど重要な栄養素に位置づけられているかというと、タンパク質は人間の体そのものを作るのに欠かせないからなんですね。
筋肉や内臓はもちろん、皮膚や爪、髪の毛など人の体を構成するすべてがタンパク質から作られているんです。
肉や魚や乳製品には「動物性蛋白質」、豆類や穀類には「植物性蛋白質」が含まれていて、どちらもタンパク質を構成するアミノ酸の種類が違うため、両方をバランスよく摂ることが大切ですよ。
おまけ:3大乳業メーカー各社の看板牛乳のタンパク質を比較
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明治のおいしい牛乳・・・6.8g
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森永のおいしい牛乳・・・6.6g
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雪印メグミルク牛乳・・・6.5g
※すべて200ml(約コップ1杯あたり)の含有量です。
※製品のリニューアルで変更されている場合もあります。