身長が伸びない理由ってなんでしょうね?
私も昔は身長が伸びないことを悩んでいたし、身長を伸ばすための健康器具を通信販売で買ったりしたものです。
最近の中学生や高校生を見ていると昔に比べて「背が高い子が多いな」、「平均身長が伸びているなぁ」と思うのですが、そのなかには小さくて悩んでいる昔の自分みたいな子もいるでしょう。
会社の同僚に聞いても、みんなだいたい身長にコンプレックスがあるもんですよ。
ただ、小さい子供を持つ親になって、やっと身長が伸びない理由というのがだんだん分かってきたんです。
そこでここでは
- 身長が伸びない理由と原因
- 身長を伸ばすために必要な栄養素
- 我が家で子供の身長を伸ばすためにやっていること
などをまとめまておきますので、ぜひご参考になれば幸いです。
身長が伸びない5つの理由と原因
身長が伸びない理由や原因として考えられるのは以下の5つです。
- 睡眠不足
- 栄養不足
- 運動不足
- 成長ホルモンの分泌不足
- 遺伝
ここからその原因と理由についてひとつずつ分けて解説していきましょう。
睡眠不足
つい最近になって気になるニュースを見かけました。
それが日本の子供たちの睡眠時間の短さについて。
欧米の諸外国の子供は1日の睡眠時間が13時間を越えているそうですが、日本は11時間半ほど。(0~3歳児)
これは何も幼児に限った話ではなく、それより上の年齢の子供についても言えることで、日本の子供の睡眠時間が短いんは確実のようです……。
ご存知のように欧米人の多くが日本人よりも高身長。
一部では睡眠時間の長さはこどもの身長の成長には関係ないとする意見もありますが、もし勉強やスマホ、ゲームのせいで眠る時間が削られているとしたら健康面でマイナスなのは確実でしょう。
十分な睡眠時間の確保を検討されてください。
無理に長時間寝かせようとしてもストレスがかかりますから、お子さんの様子を見て判断されてください。
栄養不足
赤ちゃんの頃に病気や性質のせいで、あまり栄養を摂らなかったり、小中学生になっても好き嫌いが多く、また少食のせいで身長が伸びない……。これはよくあるケースです。
食べたくない子供に対して、ぐいぐいと押し付けるように食べさせることはできません。
少食の子供に対しては、少ない食事量でも十分な栄養が摂れるよう高タンパクな食事のメニューを心がけてはいかがでしょうか?
運動不足
運動部の学生は体格が良くて、文化系の部活の学生はひょろっとしていて背が低い。
これは昔も今も変わらない現実ですね。
これって何も背が高いから運動部に入るわけではなく、活動的な子供は自然と外で走り回るような性格をしているため、自然とそういう背が高くて体格が良い子が集まってくるのだと思います。
誤解してほしくないのですが、なにもアウトドアで外交的な子供が素晴らしくて、インドアで内向的な子供は悪いということを言いたいわけではありません。
背を伸ばすためにはやはりある程度の運動は必要なのではないか?という事実を述べているだけです。
スポーツが嫌いな子供に背を伸ばすために野球やサッカーをやらせたりするのはよくないので、そういう子供にはできるだけ家庭で外に連れ出して遊ばせることが必要かもしれません。
成長ホルモンの分泌不足
身長がきわだって伸びないケースには「成長ホルモンの分泌不足」も考えられます。
平均よりも極度に身長が低い場合に限られ、1万人から2万人にひとりという非常に稀なケースですが。
「成長ホルモン分泌不全性低身長症」が正式な名称で、アルゼンチン代表のサッカー選手メッシがこの病気でした。(治療を受けたことで169cmまで成長しました)
平均よりも遥かに子供の身長が低い場合はこの原因も考えてみてください。
遺伝
両親(父親と母親)とも背が高いと子供の背も高い。逆に両親とも背が低いと子供の背は低いのは事実ですよね?
言ってしまえば身長は「両親の身長」によってある程度は決まってしまいます。
お父さんとお母さんの身長を足すと、その子供の身長の目安が分かってしまうわけです。
ちなみにメジャーリーガー大谷翔平選手(193cm)のお父さんは182cm、お母さんも170cmと両親とも高身長!
大谷選手にはお兄さんがいるんですが、その方も187cmあるとか。まさに高身長家族。
小さな両親からは小さな子、大きな両親からは大きな子、これは仕方のないことですね。もちろん例外はありますが。
両親の身長から自分の身長を予想する計算式
昔どこかで聞いたことがあった父親と母親の身長から「子供の最終的な身長を予想する計算式」ですが、検索したらすぐに分かりました。
あくまで目安ですけど、やってみるとおもしろいです。
●男子の身長予想=(父親の身長+母親の身長+13)÷2+2
●女子の身長予想=(父親の身長+母親の身長-13)÷2+2
私の父親は165cm、母親は157cmですので
165+157+13÷2+2=169.5
- 私の身長予想の計算結果=169.5cm
- 私の実際の身長=167.5cm
もし予想より大きくなったらラッキーだし、小さかったら、まぁそういうこともあるということで諦めましょう・・・・・
子供の身長を伸ばすために必要な5大栄養素
子供の身長がどうも伸びないなと思ったら、栄養をちゃんと摂れているか確認しましょう。
特に中学生や高校生になると自分で勝手にご飯を食べる機会も増えますので、親がときどきは食事の内容をチェックしてアドバイスしたほうがいいでしょう。
昔から身長を伸ばすためには「牛乳」がいいといいますよね?
私の小さい頃の友達に毎日1リットル牛乳を飲んでいる人がいましたが、結局、身長は165cmくらいしか伸びませんでしたよ。
つまりなにかひとつの栄養素だけを摂ればいいというわけではなく、バランスよく色んな食品を食べるのが大切なわけです。
そこで身長を伸ばすために必要な5大栄養素がこちら。
- タンパク質
- カルシウム
- ビタミン
- 炭水化物
- 脂質
タンパク質
人間の体の主要素(筋肉・骨・関節・内臓・血液)などを作っているのがタンパク質。
まさにヒトの体にとって必要不可欠な栄養素で、当然ながら体を成長させるためにはたくさん必要です。
そんなタンパク質を豊富に含む主な食物がこちら。
- 肉・・・牛肉/豚肉/鶏肉
- 魚・・・マグロ/イカ/タコ
- 乳製品・・・牛乳/チーズ/ヨーグルト
- 大豆製品・・・納豆/豆腐/きなこ
カルシウム
カルシウムはミネラルの一種で、体内では骨や歯を作ってくれます。
年齢に合わせて目標摂取量がありますので、それに合わせて小学生・中学生・高校生のお子さんはしっかりと、食べやすい食品から摂るようにしましょう。
そんなカルシウムを含む主な食品がこちら。
- 魚介類・・・いわし/干しエビ/しじみ
- 大豆製品・・・豆腐/納豆/凍り豆腐
- 乳製品・・・牛乳/チーズ/スキムミルク/ヨーグルト
- 野菜や海草類・・・小松菜/青梗菜/ひじき/わかめ
ビタミン
ビタミンはヒトの体の機能を正常に保ってれる役割があります。
水溶性ビタミン(ビタミンC・ビタミンB群・葉酸など)、脂溶性ビタミン(ビタミンA・ビタミンDなど)の2種類に分かれます。
野菜や果物に多いので特に子供にとっては不足になりがちかもしれません。
主なビタミンを多く含む食品がこちら。
- ビタミンC・・・キウイ/いちご/レモン
- ビタミンB・・・豚肉/うなぎ/ナッツ類
- ビタミンA(βカロテン)・・・にんじん/ほうれん草/かぼちゃ
炭水化物
三大栄養素のひとつが炭水化物で、体を動かすためのエネルギーになります。
食べすぎると肥満の原因になりますが、思い切り体を動かすためにも子供にとっては必要不可欠な存在でしょう。
そんな炭水化物を多く含む食品がこちら。
- ご飯
- うどん/そうめん/そば
- パン
- パスタ類
- バナナ
脂質
脂質というと大人にとっては肥満の大敵で、どうやって一日の摂取量を減らそうかと躍起になる存在ですが、これも大事な三大栄養素のひとつ。
学校から帰ってきてグタ~っと寝転んでいる子供はもしかしたらエネルギー不足かもしれません。
適度に脂質を摂らせて元気を維持してあげましょう。
とはいえ脂質は意識的に摂る必要はなく、揚げ物や炒めもの、乳製品などしっかり食べておけば自然と摂取できるでしょう。
本当は低くない?現代の平均身長を調べてみた
自分では低いと思っていてもたまたまクラスメイトに身長が高い子が揃っていて、そう思い込んでいることだってあるはずです。
そこで厚生労働省が発表している中学生から高校生までの「身長の平均値」を紹介します。
12歳(小6)・・・150.6cm
13歳(中1)・・・159.4cm
14歳(中2)・・・164.5cm
15歳(中3)・・・170.7cm
16歳(高1)・・・169.5cm
17歳(高2)・・・170.5cm
18歳(高3)・・・171.1cm
12歳(小6)・・・152.7cm
13歳(中1)・・・153.4cm
14歳(中2)・・・154.1cm
15歳(中3)・・・157.4cm
16歳(高1)・・・157.3cm
17歳(高2)・・・157.4cm
18歳(高3)・・・157.1cm
※平成23年度(2011年)のデータです
ちなみに成人男性の平均身長は171cm台で、成人女性は158cm台です。
バスケやバレーボールをやると身長が伸びるのはホント?
これは諸説あってはっきりとは分かりません。
もともと身長が高い人がその高さを活かすためにバスケやバレーボールを始めたからだという説と、ジャンプを繰り返すことで成長ホルモンの分泌を促して背が伸びるという説があります。
でもバスケを高校の部活で始めるまで身長が低かった人が、グーンと10cm以上も背が伸びて高校3年の頃には180cmを超えたケースを目撃しました。
ただ単に遺伝的にゆっくりと身長が伸びるタイプだったのか、それともホントにバスケの運動が刺激になったのか、神のみぞ知るです。
身長の伸びを助けるサプリを試してみた!
背が低い私(父親)に似て今年で11歳になる小学5年生の息子も背が低いのが悩み。
去年の身体測定では138cmでした。
本人はまだ自覚がないようですが、運動会で整列している姿を見ると、他の男の子と比べて明らかに10cmくらいは小さく見えます。
だから普段から食事には気をつけてあげて、先ほど挙げたタンパク質やカルシウム、ビタミンや炭水化物もしっかり食べさせるようにしています。
しかし、それでもウチの息子みたいに「食が細い子」だと、食事だけでは十分な栄養が摂れていないのでは・・・・と、ずっと気がかりでした。
そこで、あんまりサプリ系に頼るのは気が進まなかったものの、楽天のランキングでも一位を取って売れているらしい「贅沢のびるんるん」を試してみることにしました。
「贅沢のびるんるん」を選んだ理由
そもそも普通の食事ではなかなか摂りにくい栄養素もあるんです。
その代表が「アルギニン」ですね。
アルギニンって成長には欠かせない栄養素なんですが、食物からはほんの少ししか摂れません(食事だけで摂ろうとしたら鶏肉やエビなどを大量に食べる必要があります・・・・・)
そのアルギニンをメインして、カルシウムやビタミンなど背を伸ばすのに必須な栄養素が含まれているのが「贅沢のびるんるん」です。
粉状ではなくてタブレット(錠剤)なのが便利ですね!
こんな風に見た目はラムネみたいです(笑)
粉末状のサプリメントは牛乳や水に溶かして飲むものですが、コップの底に溶け残って十分に飲めなかったり、味の好き嫌いがあるので意外と続かないものです。
その点、このタブレットはココア味で適度に甘いので、水でごくんと飲むのではなく、キャンディみたいに舐めて食べられるので、息子にも好評です。
薬っぽさが全くなく、うれしそうに舐めているので、これなら無理なく続けられると思います。
中学生になったらバスケ部に入ると言っていますので、それまでなんとか平均身長まで伸ばしてあげたいですね。
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まとめ
中学生や高校生の子供を持つ親御さんで、子供の身長が伸びないとお悩み方は、まずその原因を推測してみて、食生活を含め「生活面」を改善されてはいかがでしょうか?
今回わかったことは
- 栄養と睡眠と運動の不足が身長が伸びない理由
- 必要な栄養素と睡眠時間を確保する
- バレーやバスケで伸びるのかは不明
といった点です。
普段の生活で気をつけるのは、よく運動し、よく食べ、よく寝ること、でしょうね。
昔から「寝る子は育つ」といいますが、寝ている間に成長ホルモンが分泌されるので十分な睡眠が必要。
スマホやゲームで夜更かしせず、なるべく早く眠りましょう。
できれば1日に7時間以上を目標に。
成長ホルモンは夜の10時から午前2時にかけて最もよく分泌されるそうですよ。