- ほうれん草に似たネバネバ野菜の名前は何ですか?
- 「つるむらさき」です。
ネバネバ野菜といえば「オクラ」。
オクラ以外のネバネバ系といえば、熱い蕎麦の上にのった「とろろのヤマイモ」
と、ここまでは恐らく思いつく人も多いでしょう。
でも、まだまだ他にもたくさんあるんですよ。
そこでこの記事では、野菜好きの私が
- ほうれん草に似たネバネバ野菜の正体
- ぬるぬる系野菜の全種類
などをご紹介します。
ほうれん草に似た野菜でネバネバするのは何?
見た目がほうれん草に似ているネバネバ野菜の正体は「つるむらさき」です。
ツルムラサキとは?
- 夏野菜
- ネバネバの素「ムチン」を含有
- ほうれん草に似た味ですが、少々クセのある味
- ほうれん草の約4倍のカルシウムを含みます
- ビタミンAやカロチンには抗酸化作用があり、がんの予防に効果的
- ビタミンB群には疲労回復効果
- カリウム、ビタミンC、食物繊維なども含まれています
ツルムラサキの効能
- 【消化促進】
- 【新陳代謝アップ】
- 【がんの予防】
- 【疲労回復】
- 【むくみの解消】
- 【高血圧予防】
ネバネバ・ぬるぬるする野菜の一覧【種類と効能】
誰もが思いつきやすいネバネバ野菜の代表といえば「オクラ」がすぐに思いつきますよね。
でも、探してみると他にもけっこうあるんです。
聞きなれない名前の野菜がありますが、スーパーの野菜コーナーにはちゃんと並んでいるものばかりなんですよ。
金時草(きんじそう)
効能⇒【目に良い】【免疫力の強化】【血圧を調整】【疲労回復】【消化促進】
・目に良いとされるポリフェノールの一種アントシアニンを含む。
・免疫力の強化に効果的なβカロテンを含有。
・γ-アミノ酪酸が、血圧の上昇を抑えてくれます。
・ネバネバの素、ムチンが疲労回復、消化促進に効果的。
モロヘイヤ
効能⇒【免疫力の強化】【疲労回復】【消化促進】【骨粗しょう症の予防】
・夏野菜。免疫力強化に効果的なβカロテン、ビタミンCを多く含む。
・骨粗しょう症の予防に役立つカルシウムや、他にもマグネシウム、カリウムなどのミネラルが豊富。
・ネバネバの素、ムチンを含有。代謝アップも。
長芋
効能⇒【便秘の解消】【消化促進】【免疫力の強化】【疲労回復】【むくみの解消】【高血圧予防】
・食物繊維の作用で、便秘を解消。ネバネバの素、ムチンを含有。
・他にも、ビタミンA、βカロテン、ビタミンB、C、E、カリウム、マグネシウムなどを含む。
サトイモ
効能⇒【むくみの解消】【高血圧予防】【がん予防】【潰瘍の予防】【疲労回復】【消化促進】
・他のイモ類に比べて、カリウムをとくに多く含む。
・粘性物質のガラクタンには、がん・潰瘍を予防する作用が。免疫力を高めがん細胞の増殖を抑制。
・ネバネバの素、ムチンを含有。
ヤマイモ
効能⇒【消化促進】【疲労回復】【スタミナ増強】【腸粘膜の機能を高める】
・消化酵素アミラーゼが含まれるため、消化を助ける効果が。
・ネバネバの素、ムチンを含有。他にもヌルミの素、グロブリン、マンナンがスタミナ増強に効果的。
・アミラーゼ、オキシダーゼ、グリコシダーゼなどの酵素の作用で、腸粘膜の機能が高まる。
なめこ
効能⇒【疲労回復】【消化促進】【肌・皮膚のみずみずしさを保つ】【二日酔いを解消】
・ネバネバの素、ムチンを含む。
・コンドロイチンが肌のみずみずしさを保ち、また、関節のスムーズな動きを助ける。
・ナイアシンは、体内でアルコールを分解するのを助ける。
まとめ
ほうれん草みたいな野菜で、ネバネバするのはツルムラサキでした。
ネバネバの素であるムチンには、粘膜を保護して丈夫に保つ作用があるので、「風邪」や「インフルエンザ」などのウイルスや細菌に負けにくくなります。
寒い冬の場合は、夏野菜は体を冷やす作用があるため、体を温める効果のある冬野菜のイモなど根菜類を活用しましょう。
ネバネバ野菜の効果で、暑い夏も、寒い冬も、美味しく健康的に過ごせるといいですね。