この記事を読めば分かること
- チョコレートの食べ過ぎの症状
- 腹痛・吐き気・鼻血が出る?
- チョコの適量~1日分の目安~
ついつい食べ過ぎてしまって腹痛・吐き気を感じた方は、いますぐお読みください。
チョコレートの食べ過ぎの症状!腹痛・吐き気・鼻血が出る?
「甘くて美味しい♪癒される~♪」
などと、ついつい食べ過ぎてしまうと、以下の症状が出る可能性がありますよ。
■チョコの食べ過ぎで起こる症状
- 腹痛
- 吐き気・嘔吐
- 鼻血
他にも「じんましん・気管支喘息・下痢・湿疹・頭痛」などの症状が出たりする可能性も……。
チョコレートの適量~1日分の目安~
チョコレートアレルギーや、ニッケルアレルギーを引き起こす「カカオの量」というのは決まっていません。
個人の体質によりけりなので「1日何グラムまで!」と言うことはできないのです。
気を付けたいのが「高カカオチョコレート」。
国民生活センターが発表した結果によると、高カカオチョコレートは普通のチョコに比べて「テオブロミン」を2.3~4.5倍含んでいるそうです。
チョコレート並びにニッケルアレルギーのある人、幼児・高齢者、テオフィリン製剤を使用している人は特に注意が必要となります。
チョコレートの1日の適量を、カロリーの面から考えると…栄養学上は
なら毎日摂取しても問題ないとされています。
ですが、カカオポリフェノールの摂取量や、砂糖なども含有していることを考えると、上記の板チョコも1枚の「三分の二の量」にするのが理想。
カカオ量の多いチョコレートは、カロリー&テオブロミン量も増えるので要注意ですよ!
チョコレートダイエットや、チョコレートの健康効果なども人気のようですが、体調に影響の出ない程度の量を美味しく食べるのが1番だと思います。
気を付けてくださいね。
チョコレートに含まれる原因成分とは?
腹痛・吐き気・鼻血が出る原因は、チョコレートに含まれる成分にあります。
血管の収縮を引き起こします。このチラミンの効果が切れると、反作用で急激に血管が拡張します。細い血管から血液が漏れ出て腫れあがる「血管性浮腫」の原因物質です。チョコレートを食べ過ぎると…「鼻の粘膜の腫れによる鼻血、じんましん、腸の粘膜の腫れによる腹痛・嘔吐・下痢」が起こります。
気管支喘息の治療で使われる気管支拡張剤テオフィリンと同じ仲間。多量に摂取すると「吐き気・頭痛」などの症状が出ます。
多量摂取は、消化管系の興奮状態により下痢・吐き気をもたらします
これらの物質の作用は「チョコレートアレルギー」とされています。
ちなみに…2月14日のバレンタインからの数日間は、チョコレートを食べて具合が悪くなった子供の受診が増えるようです。
そのため「バレンタイン症候群」と言われているようですよ。
チョコレートでアレルギーが!!
カカオに含まれるニッケルによる「ニッケルアレルギー」が起こる場合があります。
ピアス・指輪・ネックレスなど金属に触れると「かゆみ・湿疹」が出る金属アレルギーの人は要注意ですよ!
チョコレートはニッケルの含有量が多いので、食べ過ぎると金属アレルギーの症状が悪化するとされています。
チョコレートアレルギーもニッケルアレルギーも、どちらも高カカオをうたうチョコほどアレルゲンの量も増えるのでご注意を。
まとめ
- チョコレートの食べ過ぎは腹痛・吐き気・嘔吐の症状が出る場合がある
- 高カカオチョコレートの食べ過ぎは特に要注意
- 1日の適量は板チョコ1枚程度
適量を食べれば気分良く楽しい時間を作ってくれるチョコ。
くれぐれもたくさん食べないように気をつけたいですね。