ビタミンDを多く含む食品には何があるんだろうって、調べみたら、意外な結果に。

ひじきとか野菜・果物に多いイメージが強かったんですが、意外や意外。

そんなものより断然、含有量が多い食べ物があったんです。

そこでこの記事では

  • ビタミンDの多い食品総合ベスト10
  • ビタミンDが多い肉類ベスト10

をご紹介します。

ミサオミサオ

わかりやすいようにランキング形式でまとめました。


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ビタミンDの多い食品の総合ベスト10

木に自生するキクラゲ

あらゆる食品のなかでもっともビタミンDが多い食品を1位~10位までランキングにしたのがこちら。

  1. 白きくらげ(乾)/970.0μg

    楊貴妃も愛食していた中国原産のきくらげ

  2. きくらげ(乾)/435.0μg

    広葉樹につくキノコの一種で、漢字では木耳と書く

  3. かつおの塩辛/120μg

    酒の肴として愛され、酒盗とも呼ばれる

  4. あんこうの肝(生)/110.0μg

    あんこう鍋として食べられ、海のフォアグラとも呼ばれる

  5. しろきくらげ(茹でたもの)/93.4μg

    シロップをかけたりフルーツと一緒にデザートとして食べるのが定番

  6. あらげきくらげ(乾)/69.6μg

    灰色の毛が生えたきくらげの一種

  7. ウマヅラハギ(味付け開き干し)/69.0μg

    馬のような顔をしたカワハギの一種

  8. しらす干し(半乾燥品)/61.0μg

    イワシの稚魚を塩ゆでにしたもの

  9. いかなご(煮干し)/54.0μg

    全長25センチほどの魚で幼魚は煮干しで食べられる

  10. みりん干し(まいわし)/53.0μg

    いわしをみりんに漬けて乾燥させたもの

きくらげは断トツでビタミンDが豊富なんです。

でも普通の人って年に何回くらい食べることがあるんでしょうか?

私はせいぜい年に1回くらいです・・・・・・。

【ひじき】は意外とビタミンDが少ない

ビタミンDが多い食べ物は何?と聞かれたら、「ひじき」と答える人が多いと思います。

しかし、意外にもベスト100位までのランキングでひじきは何位か探してみたら、意外にもランクインしていませんでした。

「ビタミンDが多い食品のベスト100」にランクインしている食べ物の

  • 9割以上が魚介類
  • 残りの1割がきのこ類

です。

つまりビタミンDを手軽にたくさん摂取したいなら魚介類を食べるのが一番ということになるんですね。

ビタミンDを含む果物や野菜は存在しない

今回、調べてみてもうひとつ意外な事実だったのが、ビタミンDを含む果物や野菜は存在しないことでした。

私もそうですが、これを読んでいらっしゃる方もビタミン類なら必ず何かしらの果物や野菜に入っていると思っていましたよね?

たとえば、ビタミンCだったらレモンにたくさん含まれているのは有名。

ビタミンDも他の果物と比べて特別に多く含んでいるものが絶対にひとつくらいあるのだと思ってました。

でも、それがないんです(泣)、野菜すら一個もないんです。

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肉類だったら何が多い?ベスト10がコレだ!

豚のカルビ

魚介類は苦手だし、きくらげは食べる機会がないという方のために肉類でビタミンDが多い食品をベスト10までご紹介しますね。

  1. あひる(皮付き)/32.5μg

    真鴨を家畜化したのがアヒル

  2. すっぽん/3.6μg

    滋養強壮に良いと高級食材とされている

  3. 鴨(皮なし)/3.1μg

    鴨南蛮として蕎麦屋でよく食べられる食材

  4. リブロース(脂身)/2.1μg

    肋骨の背後の部位の霜降り牛肉

  5. 豚の舌/2.0μg

    豚タンの名で焼肉屋のメニューとして食べられている

  6. 豚の腎臓/1.7μg

    別名は「豚マメ」で臭みが強い

  7. 豚の肝臓/1.3μg

    いわゆるレバーで、生レバーを食べるのは禁止されている

  8. 牛の肩肉/1.2μg

    味は濃厚で煮込み料理に向いている

  9. 豚のソーセージ/1.2μg

    豚の腸などに肉を詰めた保存食品

  10. いのぶた/1.1μg

    猪と豚の雑種が「イノブタ」

肉類では豚肉がどの部位もまんべんなく多く含んでいます。

ただ、魚介類やきくらげに比べると圧倒的に少ないので、ビタミンDを摂るのが目的で食べるには物足りないですね。

ビタミンDは日光浴しても摂取できる!

ビタミンDの一日あたりの目標摂取量は5.5μgと言われています。

この量はなにも食品だけから摂らないといけないわけではなく、日光浴をすることでも体内で合成できます。

そのやりかたは、両手と顔を太陽光に当てるだけ。

日光浴する時間は関東地方の場合

  • 夏なら5分~10分程度
  • 冬なら20分~2時間程度

午前と午後の時間帯は長く、日中は短めの時間でOK。

※緯度の高い地方ほど長く、緯度の低い地方ほど短い時間でOKです。

また紫外線の強い夏ほど短く、弱い冬ほど長い時間が必要です。

※乳児の間でビタミンD欠乏症が原因のくる病が増えているそうです。

予防のため健康のため適度な日光浴が推奨されます。

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まとめ

ビタミンDをいっぱい摂りたかったら

  • 魚介類かキクラゲを食べよう!
  • もしくは日光浴をしよう!

ってことです。

シンプルで分かりやすいですね。

※今回の記事作成にあたっては、文部科学省の『食品成分データベース』を参考にしました。また、データはすべて100g当たりの含有量です。
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