アンパンマンの生みの親、ジャムおじさん。
物語に頻繁に登場するものの、彼が自分について語るシーンはほとんどありません。
ニックネームとしか思えない「ジャムおじさん」ではなく、彼の本名を知りたいですよね?
そこでこの記事では
- ジャムおじさんの本名は?
- ジャムおじさんの正体やバタコさんとの関係性
などを解説していきます。
ジャムおじさんの本名は?
「それいけ!アンパンマン」に登場するジャムおじさんの本名は公式には明かされていません。
「ジャムおじさん」という名前の由来も明かされていません。
ネット上では、ジャムおじさんの本名について以下のような説が有力視されています。
- 「ジャム」が本名(名字がなく名前だけ)
- 妖精だから名前がない(ジャムおじさんは愛称)
どちらにしろ、作者のやなせたかしさんが真実を明かさない、あるいはそもそも設定していない可能性もある以上、私たちに知る術はありません。
ジャムおじさんの謎をすべて解明
ここからはジャムおじさんに関して、世間の人がよく疑問に思う点をQ&A形式でお答えしていきます。
ジャムおじさんの正体は?
ジャムおじさんの正体は実は人間ではありません。
なんと「妖精」なのです。
妖精というのは、西洋の伝説や童話に登場する架空の存在。
有名なのはピーターパンに出てくるティンカーベルなどです。
ジャムおじさんは「おじさん」の姿をしているので、すごく意外な正体ですね。
ジャムおじさんの声優は?
元々は、役者の増岡弘さんが担当していましたが、2019年に高齢と体調不良のため、本人の希望により卒業となりました。
その後任として、「サザエさん」のマスオ役を担当していた山寺宏一さんが起用されました。
ということで、現在では山寺宏一さんがジャムおじさんの声を担当しています。
ジャムおじさんとバタコさんはどういう関係?
ジャムおじさんとバタコさんは視聴者側の視点では
- ジャムおじさん:父親
- バタコさん:娘
という親子関係に見えます。
しかし、アンパンマン公式サイトの説明によると、このふたりは親子でもなく血縁関係もない「ただの赤の他人」だそうです。
パン工場で働く仲間であり、作者のやなせたかしさんが言うところでは「ジャムおじさんの助手がバタコさん」という設定なのだとか。
そんな関係のふたりがパン工場で一緒に暮らしているのは不思議ですね。
ますます謎は深まります。
ジャムおじさんの特技は?
ジャムおじさんの特技はなんといってもパン作り。
そのほかにも未知の自動車などを作るなど、メカニックにも長けています。
ジャムおじさんの好物は?
ジャムおじさんを名乗るからには、ジャムをたっぷり塗ったパンが好きかというとそうでもなく、一番は「コーヒー」だとか。
そもそも食べ物じゃないところが笑えます。
あるエピソードで「コーヒー好き」をうかがえる様子が描写されていたそうですが、私は未確認。
ジャムおじさんに名言はある?
ジャムおじさんの名言として有名なものには、以下のようなものがあります。
- 「一生懸命頑張ったり、働く人の流す汗は、とても美しいものなんだよ」
- 「このツギハギのひとつひとつが、アンパンマンの頑張った印なんだ」
- 「あ~美味い! バタコの淹れたコーヒーは世界一じゃ、疲れが吹っ飛ぶよ。」
- 「アンパンマンだけじゃない、クリームパンダちゃんの心にも勇気はあるはずだよ。」
- 「アンパンマンの宝物は、優しい心じゃないかなぁ。」
- 「いいんだよ。うれしいときに涙が流せる子は、とっても、やさしい子なんだよ。」
- 「おまえには力がある。勇気も優しい心もある。ありがとう。アンパンマン。」
これらの名言からは、ジャムおじさんが優しさや努力、勇気、そして大切なことを伝えることの大切さを説いていることがわかります。
アニメを通じて子どもたちに様々なメッセージを伝える役割を果たしているジャムおじさんの名言は、人生の様々な場面で活用することができると思います。
まとめ
ジャムおじさんの本名は「わからない」が答えでした。
作者のやなせたかしさんが公式に発言していない以上、存在しないと考えるのが正解だと思います。
そもそもジャムおじさんは人間ではなく、妖精だという衝撃の事実もありました。
妖精は日本で言えば「妖怪」みたいな、自然が生み出したお化けのような存在。
河童ひとりひとりに名前がないように、妖精であるジャムおじさんに名前がないのは当然かもしれませんね。