インスタントコーヒーがまずい理由を7つ紹介します。
その他にも
- まずいインスタントコーヒーを美味しく飲むコツ
- まずくて飲めないインスタントコーヒーの活用方法
- 私が美味しいと思うインスタントコーヒー
などもまとめました。
インスタントコーヒーがまずい7つの理由
インスタントコーヒーがまずいと感じるのは、以下の7つの理由が考えられます。
- まずい商品を選んで買っているから
- レギュラーコーヒーと比較してしまうから
- 鮮度が落ちているから
- 香りが少ないから
- 味が単調だから
- 飲み口が軽いから
- 飲み終わったあとの余韻がないから
それではくわしい理由をひとつずつ見ていきましょう。
まずい商品を選んで買っているから
インスタントコーヒーには主に2種類のランクがあります。
- 低価格帯:サラサラのパウダータイプ(400円前後)
- 高価格帯:粒状のタイプ(700円前後)
このうち前者の低価格帯のインスタントコーヒーは薄く軽い味です。
レギュラーコーヒーを飲み慣れた人は特にこの低価格帯のインスタントコーヒーはまずいと感じやすいでしょう。
後者の高価格帯のインスタントコーヒーは苦味や香りが強めで、レギュラーコーヒーに慣れた人でも満足する風味かもしれません。
レギュラーコーヒーと比較してしまうから
レギュラーコーヒー(ハンドドリップや機械式)を飲み慣れた人には、どうしてもインスタントコーヒーがまずいと感じてしまいます。
レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーは似て非なるものですから、比べること自体が無意味だといえます。
鮮度が落ちているから
インスタントコーヒーは、コーヒー豆を粉砕して抽出し、水分を取り除くことで作られています。
そのため、コーヒー豆を挽いた状態よりも酸化が進んでいるため、鮮度が落ちていると感じる人がいます。
香りが少ないから
インスタントコーヒーは、コーヒー豆の粉末を熱湯で溶かすことで作られますが、この際に豆の香りが失われてしまいます。
そのため、豆から抽出されるコーヒーの香りが少ないと感じる人がいます。
味が単調だから
インスタントコーヒーは、水分が抜かれたコーヒー液を粉末にしたものです。
コーヒー豆から抽出される多様な味わいが失われているため、単調な味わいと感じる人がいます。
飲み口が軽いから
インスタントコーヒーは、水に溶かすことで作られます。
そのためにコーヒー液の濃度が薄くなってしまい、飲み口が軽いと感じる人がいます。
飲み終わった後の余韻がないから
コーヒーには、飲み終わった後に残る余韻があります。
しかしインスタントコーヒーには、その余韻が少なく、スッキリとした飲み心地になるため、物足りなさを感じる人がいます。
まずいと感じるインスタントコーヒーを美味しく飲む3つのコツ
まずいと感じるインスタントコーヒーを美味しく飲むためのコツが、この3つです。
- 適切な温度のお湯で淹れる
- 適量のインスタントコーヒーを使う
- 風味をプラスしてアレンジする
どれも簡単なことなので、説明を読みつつ実際にお試しください。
適切な温度のお湯で淹れる
まず、水の温度に気を配ることが大切です。
熱湯で淹れると苦味が強く、温度が低いと酸味が強くなります。
適切な温度(約80℃)のお湯を使うようにしましょう。
適量のインスタントコーヒーを使う
次に、適量のインスタントコーヒーを使用することが重要です。
多すぎると苦味が強くなり、少なすぎると味わいが薄くなります。
一般的には、約100mlのお湯に小さじ1杯程度のインスタントコーヒーが適量とされています。
風味をプラスしてアレンジする
最後に、味に変化を付けるアレンジ方法もあります。
たとえば
- ココアパウダー
- シナモン
- バニラエッセンス
などを加えることで、コクや風味をプラスすることができます。
まずくて飲めないインスタントコーヒーの活用法4選
まずいインスタントコーヒーをそのまま捨てるのはもったいない!
頭をひねれば、活用方法が4つもあるんですよ。
- カフェオレにする
- お菓子作りに使う
- 料理の隠し味に使う
- 芳香剤として使う
カフェオレにする
インスタントコーヒーをお湯で溶かして飲むのではなく、牛乳で割ってカフェオレにするのが一番です。
こうするとインスタントコーヒー特有の「コーヒーの苦味や香りの弱さ」が感じにくくなり、美味しく飲めますよ。
カフェオレの作り方がこちら。
- カップにインスタントコーヒーを入れます
- お湯を注ぎ、スプーンでかき混ぜます
- カップに牛乳を注ぎます(牛乳の量は好みで調整)
- スプーンでかき混ぜながら砂糖を加えます(砂糖の量は好みで調整)
- お好みでシナモンやバニラエッセンスなどを加えます
カップをレンジで加熱するか、鍋で温めるかして、ホットのカフェオレにして美味しいでしょう。
お菓子作りに使う
インスタントコーヒーをそのまま飲むのではなく、お菓子作りに活用する手もあります。
インスタントコーヒーが使えるお菓子の一例がこちらです。
- クッキー
- ブラウニー
- ティラミス
- マフィン
- フレンチトースト
また、ホームベーカリーで食パンを焼く方は生地に入れてコーヒー食パンにしても美味しいですよ。
料理の隠し味に使う
インスタントコーヒーの苦味は料理の隠し味として使うこともできます。
代表的な料理がこちらです。
- カレー
- ビーフシチュー
- ハヤシライス
- ハンバーグのデミグラスソース
- ミートソース
- さばの味噌煮
- 生姜焼き
芳香剤として使う
インスタントコーヒーを大さじ3杯くらい小皿などに入れ
- 下駄箱
- トイレ
など狭くてニオイが気になる場所に置きます。
広い部屋ではさすがに拡散して効果が感じられませんが、狭い場所ならインスタントコーヒーの弱い香りでも芳香剤代わりになります。
ただ、効果持続時間は短く、また湿気を吸ってカビる場合もある点はご注意ください。
私が美味しいと思うインスタントコーヒー2選
最後に私が美味しいと感じて飲んでいるインスタントコーヒーを2つご紹介します。
私は普段はレギュラーコーヒーを飲んでいますが、忙しいときは楽をするためにインスタントコーヒーも飲みます。
いくつかインスタントコーヒーを試しましたが、いくつかまずい商品もあったのは確か。
そんな厳しい目で選び、最終的に残ったのがこの2つです。
- ネスカフェ「ゴールドブレンド」
- AGF「ブレンディ」
ネスカフェ「ゴールドブレンド」
ネスカフェゴールドブレンドは、微粉砕した焙煎コーヒー豆の粒を包み込む「挽き豆包み製法」で、淹れたての豊かな香りとコーヒー本来の味わいを楽しめるインスタントコーヒーです。
各産地の生産者が時間と情熱を注ぎ生育した豆を厳選して使用し、その豆の個性を最大限に引き出す焙煎工程で上質な香りを実現しています。
コーヒー感が高く、カップの底にはクレッセント(三日月)のような模様が描かれます。
AGFのブレンディ
ブレンディは、良質なコーヒー豆を使用したインスタントコーヒーです。
まろやかな味わいと豊かな香りが特徴で、様々なシーンに合わせて選べる商品ラインナップがあります。
ポーションタイプやスティックタイプ、カフェラトリータイプなどが人気。
まとめ
インスタントコーヒーをまずいと感じる理由をご紹介してきました。
質が悪いインスタントコーヒーは正直どう工夫しようと美味しく飲むことは不可能です。
しかし、ほとんどのインスタントコーヒーは淹れ方をしっかり守れば、そこそこ飲める味になりますよ。
もちろん、レギュラーコーヒーとは比べることは土台無理な話ですが……。