パイナップルにはどういう効能があるんだろう?
生食以外のジュース・缶詰・ドライフルーツでも効果あるの?
見た目はゴツゴツ固く、お世辞にも美味しそうな外観とは思えないパイナップル。
個人的には、もしあの味を知らなかったとしたら「食べてみよう!」という発想にはまずならない気がします(汗)
なのに、あの味ったら♪
甘くてほどよい酸味の果肉・果汁がたまりません(>o<)☆
美味しさがギュッと詰まったパイナップル、きっと効能もギュッと詰まっているのでは?と思い調べてみました。
パイナップルの効能はスーパーです!
パイナップルの効能はこ~んなに様々ありました!
効能一覧がこちら
●便秘解消
⇒食物繊維がとても豊富なので便秘の解消に効果的。
●高血圧予防/動脈硬化予防
⇒カリウムが多いので高血圧の予防や動脈硬化予防に効果的。
●有害物質の解毒
⇒ビタミンCが体に溜まった有害物質の解毒に効果的。
●気管支炎の解消
⇒ビタミンCが喉の腫れや気管支炎の炎症を取るのに効果的。
●美肌効果
⇒ビタミンCが美肌作りに効果的。アンチエイジングにも。
●疲労回復効果
⇒ビタミンB1・クエン酸が疲労回復に効果的。
●食欲増進
⇒クエン酸が食欲増進に効果的。
●消化促進
⇒ブロメリンはタンパク質分解酵素で、体内で肉を柔らかくして消化を促進。
(酢豚にパイナップルを入れるのは、このためなんですね!)
などなど、健康面だけではなく美肌効果・便秘解消など女性にとって嬉しい効果が多いです♪
ジュース・缶詰・ドライフルーツでも同じように効果あり?
生のパイナップルは、効能に富んでいることがわかりました!
ですがジュース・缶詰・ドライフルーツでも同じ効能があるのでしょうか?
私は生のパイナップルを食べるより缶詰のパイナップルを食べるほうが多いです(割合は7:3くらい)そういう人の方が多いのでは?
ジュースや缶詰は手軽に食べやすいけれど、栄養面はどうなんでしょうか?
●ジュース
⇒ジュースには「濃縮還元」と「ストレート」の2タイプがあります。
ストレートの方は、名前でピンッ!ときそうですが、
何の加工もしていない果物から絞った「果汁そのまま」のジュースです。
果物の効能をそのまま摂取できます。
濃縮還元の方は、水分を飛ばすために加熱してあります。
果汁を加熱してペースト状にしたものを冷凍保存→→加工の時に水分を加えて戻す
この加熱の時に果物の酵素は失われて、栄養素も変わってしまいます。
●缶詰
⇒加工の段階で加熱をするので、加熱により果物の酵素やビタミンCは失われます。
食物繊維はそのまま残っていて、他の効能は十分にあります。
●ドライフルーツ
⇒ドライにする場合も、加工の段階でビタミンCは失われます。
タンパク質分解酵素のブロメリンや食物繊維など他の効能は残っています。
このような加工食品は手軽に摂取できるのは便利ですが、どうしても加工する段階で失われる成分があるようです(~_~)
パイナップルの効能を余すことなく取入れたい!という時は、剥く手間をおしまず生の果物を食べるのが一番ですね♪
⇒フルーツのプロが教えるベストなパイナップルの切り方^_^
美味しいパイナップルの見分け方☆
なかには「生のパイナップルが苦手」という人もいるかもしれません。でもそれはホントに美味しいパイナップルを食べてないせいかもしれませんよ?
美味しいパイナップルの選び方
●青々とした葉で枯れていないもの
●ずっしりと実が重いもの
●実の一番底の部分に甘みが溜まるので、底の部分から甘いにおいがするもの
十分に熟していないパイナップルは、「シュウ酸」で酸っぱいだけでなく、口の中が荒れて痛くなったり、消化不良をおこしたりもします!
子供の頃「生のパイナップルは口が痛くなるから嫌だ!」と私も友達も言っていたけど、十分に熟してなかっただけなんですね(汗)
生のパイナップルはすべてそうだとに思ってましたが、意外な事実です(^_^;)
パイナップルとパインアップル、どっちが正しい?
パイナップルって英語で書くと「Pineapple」だから正確にはパインアップルが正しいと思いますが、みんなパイナップルって呼んでますよね。あるいは縮めてパインとか。
でも英語の発音だと日本人の耳には「パイナポー」と聞こえるから、パイナップルの方が原音に近いのかも?
ちなみにパイナップルは本来は「松ぼっくり」を意味する言葉(pine(松)のapple(果実))だったそうですが、外見が松ぼっくりに似ていたことからそれが転用されて呼ばれるようになったそうです。
日本の松ぼっくりとは似ても似つきませんが、西洋の松ぼっくりとは似てるんでしょうね(*^_^*)