四十九日のお供え物には悩む人が多いのではないでしょうか?
大人になって初めてひとりで出席する四十九日を前にして、どうしたら良いのか困った私は親に聞いて、無事対応できました。
ここではそんな「初めての四十九日」に出席する人のために
- 四十九日のお供え物のお菓子の選び方
- 熨斗(のし)や表書きはどうするのか?
など、知りたいことをすべてまとめておきました。
四十九日のお菓子の正しい選び方
いざ四十九日に持参するお菓子を選ぼうにも、どんな種類で、金額はいくらするお菓子を選べばいいのか見当がつきませんよね?
困ったら以下の条件に合うものを探すといいですよ。
- どんなお菓子を選べば良い?
-
- 日持ちするもの(賞味期限が長いもの)
- 個別包装されているもの
- 和菓子と洋菓子、どっちが良い?
- 日持ちするものならどちらでも良い
- 菓子折りの金額はいくらが妥当?
- 3,000円~5,000円ほど
参列者が持ち寄ったお供え物のお菓子は、「お下がり」といって、式後に参列者に配って持ち帰って頂く場合もあります。
ですから出来るだけ日持ちするもので、なおかつ個包装されていて分けやすいものがベストです。
参列した家族に対して各1つずつの「お下がり」が行き渡るよう分量を計算して用意しておくことをお忘れなく。
また、四十九日の法要というと、きわめて日本的な「和のイメージ」が強いため、和菓子じゃないといけないように思う人が多いようですが、実は洋菓子を持参する人の方が多いようです。
そんな状況なので、あえて和菓子を選択するのもありでしょう。
【結論】迷ったらこれ!四十九日のお菓子はこれで決まり
- 夏場・・・ゼリーや水ようかん
- その他の季節なら・・・焼き菓子
お供えの定番はどれ?
四十九日に参列する際に、持参するお供え物は
・線香
・ろうそく
・花(供花)
という、この4種類が定番です。
なかでも最も定番なのはやはり「お菓子」ですね。
迷ったらお菓子を選択すれば間違いありません。
しかし、現在では香典(供物料)として現金を持参するのが常識となりつつあります。
ただ、地方によっては香典(お供え金)と供物(お菓子など)を両方合わせて持参したり、参列できないときは届けたりする習慣があります。
そういった“その地方ローカルの習慣”は詳しそうな年配の方に質問して尋ねておいたほうが良いでしょう。
四十九日のお供え物のお菓子の熨斗と表書き
熨斗(のし)はお祝い事の際に用いるものなので、四十九日の場合は熨斗は付けません。
そのかわりに仏事用の掛け紙を付けて、表書きを書くか、または表書きはなしでも大丈夫です。
世間一般では弔事の際も「熨斗」と呼んでいますが、実はそれは間違いで正確には「掛け紙」と言います。
表書きを書く場合は「御供」と書きます。
掛け紙に書く名前は、姓だけか、同じ姓の人がいるときはフルネームにします。
まとめ
こういう冠婚葬祭にまつわるマナーって実際に経験しないと知識が頭に入ってきませんよね。
知っているようで知らないことはまだまだありそうです。
特にこういう法事(仏事)関係っていろいろと複雑です。
いまは仏壇さえ無い家が多いですからね。
しかし、苦労したかいあって、また一歩、大人の階段を昇りました。
しっかりと供養をしてお寺を後にしました。
菓子折りの準備は、熨斗ではなく掛け紙の表書きであるとか、すごくややこしいですが、購入した駅ビルの菓子店で「四十九日に持っていく」ことを伝えたら、スムーズにすべてうまくやってくれましたよ。
案ずるより産むが易し、ですね。