トイレの日は8月10日・10月10日・11月10日と、一年に3回もあると思われているようです。

でもこれは正しいようで間違っているとご存じでしたか?

どうしてこんなに一年に何回もあると思われるようになったのか、そもそもトイレの日とはどんな意味があるのかなど、ちょっとした雑学をまとめてみました♪

正しくは「トイレの日」は8月と11月の年2回です

男性用トイレ

日本で「トイレの日」として制定されているのは、年に2日間だけです。

その年2回の日付というのは

毎年8月10日11月10日

になります。

8月10日のトイレの日とは?

●制定団体:日本衛生設備機器工業会(現:日本レストルーム工業会)
※この日に定めた理由や制定日は不明

11月10日のトイレの日とは?



●この日に定めた理由:11月10日(=いいトイレ)という語呂合わせ
●制定団体:日本トイレ協会
●制定日:1986年(昭和61年)
●イベント:全国トイレシンポジウムが開催され、トイレに関連した研究や活動に対し「グッドトイレ選奨」を設けて表彰を行っています。

10月10日はトイレの日じゃありません!

ウォシュレットトイレ
一部では10月10日もトイレの日だと思われているようです。

その理由はウォシュレットを開発したことで有名なトイレメーカーTOTOの社名が

TOTO=トートー=10月10日

という語呂合わせで10月10日は「TOTOの日」と読めるからみたいです。

日本ではトイレの代名詞と言えばTOTO。ならば「トイレの日」だと思って間違いないという勝手な思い込みでそうなっていったようです。

しかし、TOTOのホームページを見てもそのような記述は見当たらないので完全にデマのようですね(^_^;)

世界のトイレの日はまた別の日なんです

8月10日と11月10日の両日が日本では公認のトイレの日なんですが、世界規模で見ると別の日なんですよ。

その名を「世界トイレの日(World Toilet Day)」と言って

毎年11月19日が世界トイレの日

と制定されました。制定したのはなんと国連で、その国連が「世界トイレ機関」を創設し、「第一回世界トイレサミット」を開催したのが11月19日だったため、この日付になったそうです。(2013年に制定)

なぜそのような機関が作られたかというと、

世界では3人に1人がトイレを使えない
(世界の人口のうち9億4600万人が屋外で排泄を行っている)

状態にあり、それが様々な病気の原因となっています。そうした現実を少しでも知ってもらいたいと世界トイレの日は作られました。

どこにでも公衆トイレがあって、家には暖房便座や洗浄機能が付いている日本に住んでいるとなかなか想像しづらい問題ですね。

我が家のトイレ変遷

数年前に我が家もトイレだけリフォームして、やっとウォシュレットが付いたトイレになりました。

思えば私が幼少時に生まれ育った家は汲み取り式便所(通称:ボットン便所)でしたね。最近の若い子は見たこともないかもしれません(^_^;)

汲み取り式(和式)⇒水洗の洋式⇒水洗の和式⇒洋式水洗のウォシュレット付き

という感じに家を移り住む過程で変遷がありました。

考えたら戦後日本のトイレスタイルをすべて経験していることになります(笑)

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