春に布団干しをする時間は朝の何時から、午後の何時までがベストなのでしょうか?
春はまだまだ日差しが弱いからと長時間干していたら焼けてしまったり、取り込むのが湿気てしまったり・・・・。
意外と難しいのが布団の干し方です。
そこでここでは
- 春の布団干しのベストな時間帯
- 天日干しの代わりに室内で湿気を飛ばす4つの方法
- 布団専用ダニクリーナー『レイコップ』は布団干しの代わりになるか?
- 布団の材質ごとの干し時間
などなど干す時間の他にも、4月はちょうど花粉シーズンの真っ最中だから室内で何とかしたい!という「布団の干し方・ケア」に関する疑問まで解決するお手伝いをします!
春の布団干しの時間は何時がベスト?
春の布団干しの時間は、午前10時から午後2時まで(10:00~14:00まで)がベスト。
天日干しには日光が欠かせないですが、季節によって太陽光線の強さって全く違いますよね。
まだまだ日差しの弱い春は、干す時間帯が特に重要になってきます。
つまり午前中に2時間、午後に2時間という、とっても短い時間帯のなかで、ささっと干して、ささっと取り込むのが得策というわけですね。
布団は湿気を吸いやすいため、この4時間の「前や後」になると布団が湿気る原因になります。
土曜日や日曜日など遅く起きてしまった場合でも、この時間帯に収まるように干すようにしましょう。
また、雨が降って止んだあとや、雨の翌日は湿気が多いので避けましょう。
春に布団を干した場合の取り込む時間の限度は?
午前中にベランダに布団を干して、それから出かけてしまうこともあるでしょう。
春はお花見やピクニックに気持ちの良い季節ですし、気温がちょうどよいのでついつい自宅に帰るのが遅くなってしまうだってありますよね?
そんなときに布団を取り込む時間の限度を少し伸ばして
⇒日差しの具合により午後3時(15:00)まではOK
としても大丈夫ですよ。
ただ、これはあくまで「日差しの具合」によります。
ピーカンで晴れて、午後になっても曇らない日なら午後3時までは湿気ることはまずありません。
でも午後から天気が下り坂で曇り空が広がってくるようだと、ちょっと湿気てしまうかもしれません。
お出かけになる前にテレビの天気予報やスマホのアプリでチェックして、午後から天気が崩れるようであれば早めに帰宅して、素早く布団を取り込むようにしましょう。
完璧に布団を乾燥させる干し方と取り入れ方のコツ
せっかく春の晴天のもと布団を天日干しにするなら、効果的に乾燥させて、ダニも退治しましょう!
効果的な布団の干し方・取り入れ方のコツがこちらです。
必ず両面を干す
表面の汗、床と接触する裏面の湿気をしっかりと乾かしましょう。
夏場は各面1時間ずつ。それ以外の季節は3時間干すなら各面1時間半ずつなど両面を。
※直射日光で布団の素材が日焼け・色褪せするので、シーツやカバーをつけたまま干しましょう!
布団に黒色の布・ビニールをかぶせて干す
直射日光をより吸収し易くなるので早く高温になり乾燥します。
布団を取り入れる時は、叩かない
叩くとホコリが舞うように見えるのものは≪実は布団の中綿の繊維がちぎれたもの!≫
取り入れる時は、布団たたきを横に滑らせて表面のホコリをはらう程度にします。
取り入れた布団表面のダニ・ホコリをしっかり取りたい時
布団に掃除機をかけたり、コロコロをかけて粘着テープを使うと根こそぎ取ることができます。
春なのに雨!室内で布団を干す4つの方法
花粉せいで外に干せない…ベランダが常に日陰で干せない…春なのに長雨が続く……。
など天日干しが出来ない時にはこの4つの方法で布団を干しましょう!
天日干しできない日に室内で布団の湿気を飛ばす4つの方法がこちら。
敷き布団を毎日めくって半織にし、頭側・足側それぞれの湿気を放出させる
晴れの日は、窓からの風を入れると乾燥効果がアップします↑↑
扇風機の風を当てたり、エアコンの除湿機能を使うと効果アップです↑↑
※ベッドの場合も同じく布団をめくりましょう!
ステンレス製の室内布団干し(物干し)にかける
布団が折り重なることなく掛けられるので、通気性がよく乾きやすくなります。
窓からの風、扇風機の風をあてるとより効果的でしょう。
布団乾燥機で乾燥させる
重度の花粉症の方は花粉が飛び交う春に外に布団を干すのはリスクがあります。
手頃な布団乾燥機を購入して、それで乾燥させるのが安全策です。
布団のシーツの上からアイロンをかける
表面のホコリ・ダニを取りたい場合は、掃除機をかける、コロコロをかけるなどしましょう。
⇒室内用の布団干しでも邪魔にならないのがこちら
布団専用ダニクリーナー「レイコップ」は布団干しの代わりになる?
「レイコップ」とは寝具のダニ・ハウスダストなど、アレルギー物質を効果的に除去する布団専用のクリーナー。
医師である社長がアレルギー患者の診察を基にして開発したという製品です。
レイコップがダニ・ハウスダストを除去する仕組み
(1)吸引部の専用パッドが1分間に3600回振動し、布団の奥深くのダニの死骸・フンを布団表面まで叩き出す。
↓
(2)253.7ナノメートルの「UV-Cランプ(紫外線照射ランプ)」でダニを除菌。
↓
(3)紫外線照射されたダニの死骸を「真空吸引モーター」で強力に吸引
おまけに内部の2層フィルターで0.3ナノメートルの粒子を「99.75%集塵」するため、排気もとてもキレイなんですって。
よく分からない専門用語がでてきますが、ようは振動させてダニの死骸や分を表面に浮かび上がらせて、特殊なランプでそれを除菌しつつ、最後は強力なモーターで吸引してくれるというわけですね。
そんなレイコップの使い方はいたって簡単で、布団の表面を舐めるようにゆっくりと滑らせるだけ!
掛け・敷布団&枕にかけた場合でも10~15分と、とても簡単手軽なのが世界的に人気の秘密でしょう!
ただし!布団を乾燥させる機能はありません!
なので、布団干しは別にすることになります。
湿気を含んだままの布団は、カビやダニにとって繁殖しやすい好環境なので、いつまでも繁殖し続けることになります!
★布団干しをする+レイコップをかける⇒効果的にダニを除去
という使い方になりますね。
材質によって変わる!布団の干し時間の長さ
干す時間の長さは、季節の陽ざしの具合だけでなく、布団の材質によっても変えるほうが良いですよ。
- 綿布団・・・1週間に1回~2回、3時間
- 合繊わた・・・1週間に1回、2~3時間
- 羽毛布団・・・1ヶ月に1回~2回、片面1時間ずつ
- 羊毛布団・・・1ヶ月に3回~4回、片面1時間半~2時間ずつ
季節によるベストな時間帯と組合わせて効果的に干しましょう!
夏場は綿布団の場合だと1~2時間と短めに干すのがベストなので、綿以外の材質も、短い時間で干すように調節しましょう。
ベストな時間帯にベストな方法で干して、ホカホカになった布団で、夜は気持ちよく寝れるといいですね♪
まとめ
春の布団干しの時間帯についてご紹介してきました。
要点をまとめると
- 春の布団干しは午前10時から午後2時まで
- 遅くても午後3時までには取り込む
このように日が昇って少し経ってから干し、お昼ご飯が終わって少し経って日が陰るまえにはさっと取り込んでしまうのが一番ですよ。
家に居てもちょうどテレビを見たり昼寝をしている時間なので、忘れないようにしたいですね。