「にんにくを食べ過ぎてしまった」
ってことが年に数回はあります。
にんにく料理専門店に行ったり、ガーリックチップをついついたくさん食べてしまうことが。
そうするとお腹が痛くなったり、気持ち悪くなったり、頭痛がして後悔するんですよね。
そこでこの記事では
- にんにくを食べ過ぎの量
- にんにくで体臭が?
- 食べ過ぎたときの対処法
などを解説します。
にんにくを「食べ過ぎ」だと判断される量
にんにくって一個が小さいから、うっかりすると相当な量を食べてしまうことがありますよね。
食べ過ぎると体調を崩すのは確実です。
栄養価が高いぶん、それだけ刺激が強いんですよ。
こちらが「食べ過ぎ」と判断される量と、1日に食べてもいい許容量です。
【生にんにく】
- 2個以上食べたらアウト
- 1日に1個まで
【加熱したにんにく】
- 4個以上食べたらアウト
- 1日に2~3個まで
「1個」というのは、房になって4~5個がくっつているにんにくの「ひとかけら」の意味です。
健康的に美味しく食べるなら、この量を守りましょう。
生にんにくが特に要注意なワケ
にんにくには「アリシン」という成分が含まれています。
アリシンには殺菌作用があります。
この殺菌作用は生で食べると特に刺激が強く作用するため、胃痛や下痢を引き起こしてしまうんですね。
もともと胃腸が弱い人や、強い人でも空腹時に食べるとお腹が痛くなることがあります。
ですから、生にんにくを食べるときは、体調やコンディションが良い時に、1個以上は食べ過ぎないようにしましょう。
にんにくの食べ過ぎの弊害は「体臭」
私の知人の話ですが、あるとき彼から体臭を感じるようになったんです。
それもにんにく臭が口ではなく体から匂い立ってくるんですね。
もともと清潔感があって体臭とは無縁の人だったので、不思議に思い尋ねてみると、
にんにく料理にハマっていて、毎日欠かさず食べている
ということでした。
餃子、ガーリックライス、ガーリックトースト、ホイル焼き、ジャーマンポテト、炒めもの、などなど。
その後、食べる頻度を減らしたそうですぐに臭わなりました。
いくらにんにくが好きだからといって彼のように毎日食べると体臭が出てきますのでご用心ください。
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にんにくを食べ過ぎてしまった場合の対処法
にんにくを食べ過ぎて、なんらかの症状が出てしまった場合は、以下の対処法をお試し下さい。
胃痛がする
にんにくの殺菌作用のせいで胃腸が荒れていますので、気持ち悪さがなければ牛乳を飲みます。
体臭がひどい
熱めのお風呂に入って汗をかきます。
体臭は肌から発散されていますので汗をかくことで新陳代謝が活発になって体臭が抜けるのが早くなります。
下痢をした
これもにんにくの殺菌作用が強く反応した結果です。
下痢が治まるのを待って、次からは食べ過ぎないようにしましょう。
にんにくの芽は有害?
普段、料理をする時、無意識ににんにくの芽は取り除いていました。
どこかで有毒(発がん性?)があるというな噂を聞いていましたので。
でもにんにくの芽を味わう料理もありますし、食べても平気なのか、ずっと半信半疑でいましたので調べてみたところ、有害だというデータは見つかりませんでした。
にんにくの芽を取り除くのは、芽の部分を炒めると先に焦げ付きやすくて、にんにく自体の風味を損ねるという理由のようです。
ただ、にんにくの芽は胃に負担をかける(または、消化が良くない)という説もありますので、胃が強くない人は取ったほうがいいかもしれませんね♪