箸の持ち方、大人になってから間違いに気づく人は多いんですよね。
いざ子供に教えようとしたら
親である自分が間違った持ち方をしてた!
なんてケースも……。
そこでこの記事では
- 大人が箸の持ち方を矯正する練習方法
- 子供へ箸の持ち方を教えるコツ
をまとめてみました。
【箸の持ち方】大人の矯正方法
テレビのグルメ番組で芸能人が汚い箸の持ち方をしているのをよく見かけます。
ですが、自分が正しい持ち方が出来ているかというと、そうでもないんです。
まずはそんな長年間違った持ち方が染み付いてしまったオトナの矯正方法から。
これまでの持ち方はすべて忘れて、新しい持ち方を上書きしてくださいね。
ステップ1. 上の箸の持ち方
上の箸を親指・人差し指・中指だけで持ちます。
鉛筆を握るのとほぼ一緒です。
ステップ2. 上の箸を上げ下げする練習
親指・人差し指・中指で持った上の箸を上げ下げする練習を繰り返します。
もう片方の手で薬指と小指を押さえるとやりやすいです。
このとき親指は添えるだけで動かさないようにします。
ステップ3. 下の箸の持ち方
下の箸は親指と人差し指で挟んで、薬指の爪の横に当てて固定します。
下の箸は固定したまま動かしません。
動かすのは上の箸だけです。
【箸の持ち方】子供の教え方のコツ
大人は理解力があって矯正するには楽ですが、子供にいちから教えるのはけっこう大変ですよね。
でも鉛筆(ペンやクレヨンでも)をちゃんと持てるなら、スムーズに進むはずです。
箸を持つのは「鉛筆を握る動作」の延長線にあります。
最初は箸ではなく「2本の鉛筆」で練習させましょう。
ステップ1. 鉛筆で練習する
まず一本の鉛筆を持たせます。
ステップ2. 握った鉛筆を上下させる
人差し指と中指と親指で「鉛筆握り」した状態で、上下に動かす練習をさせます。
このとき親指が上下しても構いません。
ステップ3. 下の鉛筆を入れる
上下に動かせるようになったら、その握った状態のまま下の鉛筆を親指の間から入れて薬指に引っ掛けるようにします。
ステップ4. 下の鉛筆を動かさないで上の箸だけ上下させる
下の箸を入れたら、上の箸だけを上下に動かす練習をさせます。
ステップ5. 箸へと持ち替える
鉛筆で持てるようになったら箸へと持ち替えて、大きめで柔らかい豆などをつまんで移動させる練習をさせます。
基本的には大人の矯正方法と一緒です。
ただし、上の箸を上下させる時に「親指を動かしてはいけない」と強く言うと理解が追いつきません。
ですから、多少動いても良しとします。
ある程度、形になったら細かく修正していけるはずですので。
箸の持ち方が汚い人は育ちが悪い?
あるタレントが箸の持ち方が汚いということで話題になりました。
それで育ちが悪いとは言えないと思いますけど・・・・・
私も実は最近まで間違った持ち方をしていたんです。
食事をしている時にそれを他人から指摘されて、自分一人でネット動画を見ながら練習したんですが、たった3日で矯正できましたよ。
だからというわけじゃありませんが子供時代はちょっと間違った持ち方をしていても、大人になって知恵がついてから矯正するのもアリかなと思います。
グサッと食べ物に箸を突き刺してませんか?
じゃがいもやトマトとか大き目で掴みにくい食べ物に箸をグサッと突き刺していませんか?
これって実は不作法な箸の使い方なんです。
これを突き箸(刺し箸)と呼びます。
ついついやっちゃうんですが、気をつけたいですね。