歌で覚える干支の順番
干支(十二支)の覚え方で苦労する人は多いですね。

私もつい最近まで「ねーうし、とら、うー」までしか暗唱できなかったんですよ・・・・・・。

後半部分が特に覚えにくいんですよね。

でも干支の覚え方を歌にしたのをスマホで見ながら一緒に歌っていたら、1日で完璧に覚えてしまいました!

そこでこの記事では

  • 私が実際に覚えるのに成功した干支の歌
  • 歌以外の覚え方
  • 干支の順番の由来や漢字の読み方
  • どうしてこんな並び順になったか?

という点までふくめて、くわしくまとめてみました。

スポンサーリンク

干支(十二支)の覚え方は歌がベスト!順番を1日でマスター

私に限らず、覚える機会のないまま大人になった人って多いはずです。

でも安心してください。

干支(十二支)の覚え方は歌が一番ですし、短時間で記憶できますから。

周りの人に聞いてみても、干支をちゃんと順番どおりに記憶して言える人のほとんどが「歌を使った覚え方」をしています。

それだけ覚えやすいってことでしょうから、この覚え方が最もシンプルでスタンダートと言えます。

私のいちおしの覚え歌がこちら。

『干支の覚え歌』

■歌詞

ねー(鼠)、うし、とら、うー(兎)、たつ、みー(蛇)、うま♪

ひつじ、さる、とり、いぬ、い(猪)♪

この覚え方だと前半はすごくリズミカルで覚えやすいでしょう。

でも、後半が言葉を短縮していない分、リズムに乗れず覚えにくいという欠点があります。

別の歌もあります

どうも上の曲ではリズムが体に合わないとか、好きになれないメロディだと感じる方はこちらはいかがでしょう?

とってもリズムが良くて乗りやすくて、鼻歌で口ずさみやすいのでおすすめです。

『十二支のうた』

歌の歌詞ってどんなに長くても何度も聴いたり歌ったりしていると、空で歌えるようになるのと同じですね。

周りの人に聞くと小さい頃に、ひらけポンキッキの『十二支のうた』で覚えたって話を聞きました。

干支を歌以外で覚える方法

歌以外で干支を覚えるとしたら、2通りの方法があります。

それが「十二支を1音か2音に縮めて覚える」方法と、「語呂合わせ」で覚える方法です。

ひとつずつ説明していきましょう。

十二支の動物を1音か2音に縮めて覚える方法

この覚え方では、リズムよく動物の名前を暗唱しやすいように十二支のすべての動物の名前を1音(1語)か2音(2語)に縮めてしまいます。

特に3音の「ひつじ」や4音の「いのしし」はそのままだと非常に呼びにくいですよね?

そこでこんな風に縮めた名前で呼ぶようにします。

  • ねずみ⇒ね
  • うさぎ⇒う
  • へび⇒み
  • ひつじ⇒ひ
  • とり⇒と
  • いのしし⇒い

こういうふうに短縮した上で、4パートに分けて暗唱するようにします。

  1. ねー、うし、とら、うー
  2. たつ、みー
  3. うま、ひー
  4. さる、とー、いぬいー

最後の「いぬいー」は犬とイノシシをひとつに合わせてしまっています。

「ー」で伸ばしたところは忠実に語尾を伸ばして歌うように何度もつぶやいてみてください。

10回から15回くらい連続してやれば、頭にこびりつきますよ!

干支を語呂合わせで覚える方法

次にご紹介するのが干支を語呂合わせで覚える方法です。

学生時代に「泣くよウグイス平安京」や「いい国作ろう鎌倉幕府」など年号を語呂合わせで覚えるのと似たような寸法です。(笑)

干支を語呂合わせにするなら、こんな感じに。

  1. ね、うし、とら⇒ねぇ、牛寅
  2. う、たつ、み⇒うっ辰巳?
  3. うま、ひつじ⇒うまい!
  4. さるとり⇒猿飛
  5. いぬい⇒乾

これを一行にまとめると

ねぇ、牛寅、うっ辰巳?、うまい!猿飛、乾

やや強引ですが、非常にコンパクトにまとまって覚えやすいのではないでしょうか?

干支に登場する12種類の動物の正体

十二支の動物の粘土模型

干支は十二支といって12種類の動物が登場します。

ただ、普段わたしたちが読んでいる動物の名前とはちょっと違うので、ここでその動物の正体をご紹介しましょう。

普通の「犬」とは違う漢字を使われていたりと、馴染みのない漢字が多いのでパッと見て読めないですよね。

ちゃんとどんな動物か知っておいたほうが覚えやすいですよ。

干支の読み方と動物の正体

●子:「ね」・・・鼠(ねずみ)
●丑:「うし」・・・牛(うし)
●寅:「とら」・・・虎(とら)
●卯:「う」・・・兎(うさぎ)
●辰:「たつ」・・・龍(りゅう)
●巳:「み」・・・蛇(へび)
●午:「うま」・・・馬(うま)
●未:「ひつじ」・・・羊(ひつじ)
●申:「さる」・・・猿(さる)
●酉:「とり」・・・鳥(とり)
●戌:「いぬ」・・・犬(いぬ)
●亥:「い」・・・猪(いのしし)

なぜその漢字がその動物を表しているのか不思議ですが、これは完全に後付。

十二支を覚えやすくするために、あとから動物を当てはめたからなんです。

ここは深くつっこまず素直に「そういうものなんだ」と受け入れて、次へ進みましょう。

スポンサーリンク

干支が生まれた由来・レースをした理由とは?

干支の動物レース

干支(十二支)はもともとは

⇒>12年周期の木星の運行を表すためのものでした!

その12個の区画それぞれを覚えやすいようにと、動物の名前を当てはめたわけなんです。

※十二支は年の他に、方角・時間・カレンダーにも使われています。「丑三つ時」の丑がまさにそれです。

その成り立ちを物語として成立させたのが、誰もが知っている「12種類の動物たちのレース」なんですね。

※神様が干支に使う動物を決めるために、動物たちにレースをさせたというお話。レースの先着順に干支の順番が割り振られた。ネズミは牛の背に乗って楽をし、ゴール直前に飛び降りて一位になったのが有名なエピソード。

この十二支決定戦レースの物語には、さまざまな派生した面白いエピソードがあります。一部を下記でご紹介しましょう。

なぜ猫は十二支に入れず龍が入ったの?

龍の粘土細工

十二支の動物を見ていくと誰もが抱く疑問。

なぜ身近なネコが入れず、架空の動物である辰(龍)が入っているのか?ということ。

これは十二支の物語上では「ネコは鼠に騙されたから」といった理由がつけられていますよね。

鼠に十二支を決めるレースの「スタートが遅れる」とウソをつかれた猫は出遅れて、結局、13番目にゴールすることになりました。

しかし、実際のところは、当時の中国(干支が出来た頃)には猫がほとんどいなくて、身分の高い人がペットとして飼っているのみで庶民には馴染みがなかったそうなんです。

十二支に唯一、架空の動物として入っている龍は、たとえ実在しなくても中国に住む庶民にとっては身近な存在。

どんな生き物なのか、姿も性格も容易に思い浮かべられる存在でした。

そんな理由から、猫がはじかれて、代わりに龍が入ったというわけなんです。

スポンサーリンク

まとめ

普段、十二支も干支も意識することってほとんどありません。

年賀状を書く時に来年は何年かな?と確認するので、今年が何年なのかは一応把握はしていますけれど。

でも最近、干支に関してちょっとした衝撃的なことがありました。

仕事上の関係で知り合った人がいるんですが、その人と干支が一緒だということが分かりまして、よく確認したら同い年ではなく、ひとまわり下だということが判明(泣)

直接、年齢は聞きづらいけれど干支だと聞きやすいので、何気なく聞いたら分かったことでした。

スポンサーリンク