免許証をどこかで紛失して、困った経験があります。
会社まで車通勤をしていたので、はたして不携帯で運転していいのか、迷ったんですね。
そこでこの記事では、同じ困りごとをしている人のために
- 運転免許証を紛失したら運転はできる?
- 運転免許証を再発行してもらう手続きと期間
などなど、知りたいことを全てをまとめてみました。
運転免許証を紛失したら運転はできる?できない?
結論から言うと、運転免許証を紛失したら自動車の運転はしてはいけません。
免許証を持たないまま自動車を運転するのは違反になります。
これを「免許証不携帯」と言って、もし違反した場合は
- 反則金3,000円
- 違反点数は無し
という罰則が課されます。
それほど重い違反ではないですが、交通規則ですから、免許証を紛失したら自動車の運転は控えましょう。
運転免許証の再発行(再交付)について
紛失してから再発行(再交付)してもらうまでの流れ
- 紛失に気づく(車の運転は止める)
- 警察へ行き紛失届を出す
- 警察または運転免許試験場で再交付の手続きをする
落とした免許証は悪意のある人に悪用される恐れがありますので、紛失に気づいたらすみやかに警察(交番)へ行き紛失届を出します。
お住まいの地域の警察署では免許証の再交付を受け付けていない場合がありますので、紛失届を出した時に「ここで受け付けているか?」とたずねておくといいでしょう。
再交付を急ぐ人は運転免許試験場の場所をたずねておくといいかもしれません。
再発行されるまでの期間は?
配送のドライバーやセールスマンなど仕事でどうしても自動車を運転する必要のある方は、すぐにでも再発行(再交付)してもらいたいですよね。
さぞやお困りでしょうが、ご安心ください。
運転免許証の再発行(再交付)されるまでの期間は、即日交付(その日のうち)です。
つまり手続きに行ったら、その場で再発行してもらうことが可能です。
何日も何週間も待たされることはありません。
※即日交付が可能なのは運転免許試験場のみで、警察署では後日(10日前後)の交付になります。
※即日交付してもらうにはちゃんと必要な書類を持参していかないといけません。下記をごよくお読みになって忘れずに!
再発行を受け付ける場所と必要な物は?
免許書を再発行(正しくは再交付と言います)をしてもらう受付窓口と、その手続に必要な物は以下のとおりです。
再交付の受付場所
- 運転免許試験場(運転免許センター)
- 各警察署(受け付けていない署もあります)
再交付の手続きに必要なもの
- 6ヶ月以内に撮影した写真(縦3cm×横2.4cm)×1枚
- 住所、氏名、生年月日を確認できる書類(保険証・住民票・社員証・学生証・在留カード・特別永住者証明書)
- 再交付手数料3,500円
- 黒のボールペン(場所によっては必要になる)
暗証番号を行く前に暗証番号を決めておこう
免許証がIC化されたのはご存知かと思います。
このICチップ内に記録した情報を不正に読み取られないように暗証番号の設定が必要になるんですね。
暗証番号は「4桁の数字」が「2組」必要なので、行く前に決めておきましょう。
いざとなると思いつきませんから。
まとめ
交通の便の悪い某所の運転免許試験場へ電車を乗り継いで出かけ、無事に免許証を再交付してもらった私。
だが、疲れて家に帰り、風呂に入ろうと服を脱いでいると、脱衣所の洗濯カゴの裏から失くしたはずの運転免許証がヒョッコリ……。
外で落としたと思って諦めていたのに、灯台下暗しとはまさにこのこと。
そして、見つかった古い方の免許証を返却するためにまた警察に出向くはめに。
要らぬ苦労をしないために、もう一度よく家の中を探すことをおすすめします。