免許証を紛失してしまったら、自動車の運転はできるか、できないか、どっちだと思いますか?
私の友人がつい先日、どこかでなくしてしまったらしく、困っていたんです。
その友人は会社まで車通勤していたのですが、違反になったらマズイと再発行されるまで電車で通勤していました^^;
はたして免許証を持たずに運転してはいけないのか、再発行してもらうための手続きはどうしたらいいのか、知りたいことを全てをまとめてみましたよ。
免許証を紛失したら運転はできるか?できないか?
免許証を紛失しても、そのまま自動車の運転をしても良いのかというと、
免許証を紛失した状態で運転してもいい?
⇒運転してはいけません!絶対ダメ!
免許証を持たないまま自動車を運転するのは違反になります。これを「免許証不携帯」と言って、もし違反した場合は
・反則金3,000円
・違反点数は無し
という罰則が課されます。それほど重い違反ではないですが、交通規則ですから、免許証を紛失したら自動車の運転は控えましょう。
再発行(再交付)されるまでの期間はどれくらいかかる?
配送のドライバーやセールスマンなど仕事でどうしても自動車を運転する必要のある方は、すぐにでも再発行(再交付)してもらいたいですよね。
ですが、ご安心ください。
運転免許証の再発行(再交付)されるまでの期間は?
⇒即日交付(その日のうち)
つまり手続きに行ったら、その場で再発行してもらうことが可能です。何日も何週間も待たされることはありません(^^)
※即日交付してもらうにはちゃんと必要な書類を持参していかないといけません。下記をごよくお読みになって忘れずに!
再発行(再交付)を受け付ける場所と必要な物は?
免許書を再発行(正しくは再交付と言います)をしてもらう受付窓口と、その手続に必要な物は以下のとおりです。
再交付の受付場所は?
・運転免許試験場(運転免許センター)
・各警察署(受け付けていない署もあります)
再交付の手続きに必要なものは?
・6ヶ月以内に撮影した写真(縦3cm×横2.4cm)×1枚
・住所、氏名、生年月日を確認できる書類
(保険証・住民票・社員証・学生証・在留カード・特別永住者証明書)
・再交付手数料3,500円
・黒のボールペン(場所によっては必要になる)
暗証番号を行く前に決めておこう
免許証がIC化されたのはご存知かと思いますが、このICチップ内に記録した情報を不正に読み取られないように暗証番号の設定が必要になります。暗証番号は「4桁の数字」が「2組」必要なので、行く前に決めておきましょう(いざとなると思いつきませんから)
紛失してから再交付してもらうまでの流れ
1. 紛失に気づく(車の運転は止める)
2. 警察へ行き紛失届を出す
3. 警察または運転免許試験場で再交付の手続きをする
落とした免許証は悪意のある人に悪用される恐れがありますので、紛失に気づいたらすみやかに警察(交番)へ行き紛失届を出します。
関連記事>>>紛失した免許証は悪用される?
お住まいの地域の警察署では免許証の再交付を受け付けていない場合がありますので、紛失届を出した時に「ここで受け付けているか?」とたずねておくといいでしょう(再交付を急ぐ人は運転免許試験場の場所をたずねておくといいかもしれません)
免許証を失くした友人の話の笑えないオチ
交通の便の悪い某所の運転免許試験場へ電車を乗り継いで出かけ、無事に免許証を再交付してもらった友人。
だが、疲れて家に帰り、風呂に入ろうと服を脱いでいると脱衣所の洗濯カゴの裏からポトリと失くしたはずの運転免許証が落ちてきた・・・・・・(^_^;)
外で落としたと思って諦めていたのに、灯台下暗しとはこのこと。
見つかった古い方の免許証を返却するためにまた警察に出向くはめになったそうです。
友人みたいな要らぬ苦労をしないために、もう一度よく家の中を探すことをおすすめします。