- 台風の日は子供にどんなことをさせればいいですか?
- 台風の日の過ごし方なら、この6つがお勧めです。
- 子供が好きなDVDを用意しておく
- 特別にゲームをしていい時間を延ばす
- トランプやボードゲームで相手をしてあげる
- 一緒にお菓子作りをする
- 一緒に読書をする
- 一緒に工作をする
子供の頃は台風が来ると妙にワクワクして、外へ遊びに行きたがり親に怒られてました。
でも親の側からしたら、とてもじゃないですけど外へ出すわけにはいきません。
かといって家の中で走り回られても迷惑ですよね。
でも、ここでご紹介するアイデアを実践すれば、子供たちも大人しく家で時間を潰せますよ。
台風が直撃する前に、ぜひ準備をしておいてください。
子供が好きそうなDVDを用意しておく
今の子供はテレビよりもスマホやタブレットでYou Tubeを観るのが好き。
でもあの小さな画面で長時間観ると目が疲れますし、教育上あまり好ましくない動画もあります。
ですから、台風が来ると前日に察知した時点でレンタルショップへ行って、子供が好きそうなアニメのDVD(ブルーレイ)を借りておきます。
たとえば、ドラえもんやアンパンマンの映画なら2時間くらいの尺があるので、すくなくともその2時間はテレビの前に釘付けになりますよ。
映画はほとんど持っているし、ジブリの映画もテレビで見て飽きている……。
そんな子供には、以前テレビでやっていたアニメのシリーズがおすすめ。
これなら無尽蔵にあるので、すべて見終わることはありえませんので。
台風の日だから特別にゲームをしていい時間を延ばす
普段、子供にはゲームを制限してやらせていますよね?
30分~1時間が普通だと思いますが、台風の日だけはそれを伸ばしてみてはいかがでしょうか?
台風なんて年に数回しかやってきません。
そんなときだけは2時間とか、普段は絶対に許さない時間を解禁して、思いっきりゲームを満喫させてあげてください。
対戦ゲームならお母さんも混じってみると意外と面白いですよ。
トランプやボードゲームで相手をしてあげる
テレビゲームやスマホのゲームは禁止していて、一切やらせていないご家庭ならば、トランプやボードゲームなど昔ながらのゲームはいかが?
デジタルに慣れた子供には案外こういうアナログな遊びは新鮮に映るものですよ。
ババ抜き、神経衰弱、人生ゲーム。
定番で親からするとつまらないかもしれませんが、親子一緒にやればそれなりに熱中して時間を忘れるものですから。
お菓子作り・読書・工作を一緒にやる
台風の日だからこそ普段はまずやらないことに挑戦してみましょう。
女の子ならお菓子作りがいいですね。
小学校低学年になれば、そろそろ友達や気になる男の子にチョコレートを渡したくなるはず。
来年のバレンタインに向けて、その予行演習のつもりで誘ってみたら乗ってくると思います。
男の子だったら工作でしょう。
事前にダンボールや画用紙を用意しておいて、インターネットで簡単に作れそうな工作の手本を見つけて一緒に挑戦!
最近の子供はこういう遊びもあまりやりませんから、新鮮に感じるはずです。
また、ありふれてますが読書も子供と良い時間を過ごすことができる方法ですね。
対象年齢よりちょっとうえの子供向けの本をお母さんが解説しながら読み聞かせてあげると子供が俄然興味をもつに違いありません。
子供のタイプにはイロイロあって一人遊びができる子と苦手な子がいます。
一人遊びができる子は読書でも工作でもひとりで黙々とできますが、苦手な子はそうはいきません。
そういう一人遊びが苦手なお子さんには親御さんが一緒に相手をすることで、カバーできますよ。
読書やDVDを見たりするのもひとりではすぐ飽きてしまう子でも不思議と一緒に付き添うと長い時間、飽きずに熱中できるものですから。
台風の日に外へ出て遊んでいけないことを納得させるには?
台風の影響で普段はなんてこない河川が増水したり、穏やかな海が荒れて危険な状態になります。
つい最近でも台風で荒れ狂う海を見に行った小学生のグループの中の数人が不幸にも波にさらわれて亡くなってしまいました。
子供の頃を思い出すと私自身も台風が近づくとワクワクして、普段とは違う非日常に気持ちが高ぶっていました。
もし海のそばへ住んでいたら私も好奇心に負けて見に行っていたかもしれません。
こうした不幸なニュースを載せた過去のインターネットの記事をお子さんと一緒に読んで、
「命にかかわるくらい危険なことなんだよ」
と教え聞かせると理解は早いでしょう。
「危ないから」、「危険だからダメ」と頭ごなしに言ってもなかなか分かってはもらえないでしょうからね。
台風の日にひとりで留守番させるときの3つの約束事
小学校の何年生からひとりでお留守番ができるかというと、こればっかりは個人差がありますのでなんともいえませんね。
まして台風の日となるとより不安なので小学生低学年は難しいかもしれません。
目安としてはひとりで「家の戸締まりがしっかりできるか?」ではないでしょうか。
台風の日は雨風が強いので、普段以上にしっかりとした戸締まりが必要です。
留守番をさせるときの子供との約束事といえば、この3つ。
- 火は絶対に使わない
- ピンポンが鳴っても対応しない
- 親以外からの電話は取らない
これらを徹底させましょう。
台風はなぜできるのか、どう子供に説明する?
台風ってなに?と素朴な質問を子供にぶつけられたら、なんと説明してあげますか?
大人でも実はちゃんと答えられる人って少ないですよね?
そんな質問をされたときの模範解答はこうです。
【どうやって台風はできるの?】
南の方の温かい海はたくさんの水が蒸発して空に昇っていくんだ。
そのときの勢いが強いと「渦」になるんだよ。そうやって空に上がった水分が台風の大雨になって、強い渦が台風の強い風になるんだ。
台風はぐるぐると回転することで、さらにたくさんの水を巻き込んで大きくなっていく。
そして風に流されたり地球の自転の影響で北へ向かい、やがて日本にやってくるんだよ。
けっこう分かりやすい説明だと思います。
できれば一緒に絵を描いてあげるとより理解が深まりますね。
まとめ
台風の日の過ごし方で子供を退屈させないアイデアを6つご紹介してきました。
晴れて天気が良い日に外で走り回っているタイプのお子さんを台風だからといって家に閉じ込めると、当然ながら家の中を走り回りますよね?
一軒家ならともかくマンションやアパートにお住まいだと階下の方に迷惑になるだろうと、つい怒鳴って叱ってしまうはずです。
ただの雨なら児童館やショッピングモールのこども広場に連れだして遊ばせてあげられますが、台風となると外出するのは危険ですし…..。
自分自身が子供の頃、台風で外に遊びに行けないときはどうしていたか思い出すと、読み飽きてる漫画をもう一度読んで見る、教育テレビやアニメの再放送を観るなどでしたね。
当時はまだテレビゲームも家にないし、DVDはおろかビデオデッキすらなかったので時間をつぶす方法が限られていました。
その点では今の子供はとても恵まれていると思います。