- 小銭両替は恥ずかしい行為ですか?
- いいえ、恥ずかしいと感じるのは本人だけです。
銀行の行員は、なんとも思っていません。
小銭貯金でたんまり貯まった1円玉・10円玉・50円玉・100円玉。
なかには500円玉貯金をして、10万円以上貯める人もいます。
そうなると、ずっしりと重いほどの枚数になりますよね?
そんな大量の小銭を金融機関に持っていきお札に両替してもらうのは、恥ずかしく感じる人が多いでしょう。
そこで、今回は
- 小銭両替が恥ずかしくない理由
- 小銭両替が恥ずかしいと感じる理由
- 堂々と小銭両替をする方法
など、子供の頃に貯めた50円玉(1万円分)を最近両替した管理人がご紹介します。
小銭両替は恥ずかしくない3つの理由
結論からいうと、小銭両替は恥ずかしい行為ではありませんよ。
なぜなら、こんな3つの理由があるためです。
- 無料のサービスではなく有料だから
- 商売をしている人は日常的に行っている
- 機械で数えるので一瞬で終わる
無料サービスではなく有料だから
金融機関がいっせいに硬貨の両替を有料化したニュースは耳にされたはず。
以前は口座を持っている人に対して、銀行が無料のサービスとして両替を行っていました。
しかし、いまはお金を払って「やってもらう」ことに。
小銭って両替するのも費用かかるので、小銭出すのは全然恥ずかしいことではないですよ。
— J.AMT(じゃむ)⬛ (@nyankorox2) October 3, 2017
我々はお客として銀行にお金を払ってやってもらうことなので、何もおどおどしたり、恥ずかしがる必要はないんですね。
商売をしている人は日常的に行っているから
小銭の両替は商売をしている人なら、日常的に行っている行為です。
それこそ、毎日のように。
また、神社のお賽銭も銀行で両替をしているそうです。
よって銀行の行員にとっては見慣れた行為なので、いちいち特別視したりはしません。
へんに意識するのはこちらだけなんですね。
機械で数えるので一瞬で終わるから
小銭を窓口に持っていき、両替を頼むと、一枚一枚数えられるとしたら、それはちょっと恥ずかしいでしょうね。
その間、どんな顔をして待っていたら良いのか、わかりませんし……。
でも、いまは両替機にザーッと投入して一瞬で数え終わります。
貯金箱にたまった小銭を両替に。窓口は恥ずかしいかなと思い、ATMで地道にしようとしたら、調整中にしてしまったので、仕方なく窓口に。窓口のお姉さんが数えるのかと思いきや、小銭数える専用機械で、一瞬でした。
1万もありました。やたー!
— まるまる@2児のワーママ (@aab_hv) December 5, 2018
恥ずかしいと感じても、ほんの一瞬だけ。
それくらいなら我慢できるのではないでしょうか。
小銭両替が恥ずかしいと感じる原因や心理
小銭両替が恥ずかしいと感じる原因は人それぞれ。
私自身や身近な人に聞いてみると、こんな心理が隠れているようです。
- お金に困ってると思われそうだから
- 貧乏くさい行為に思えるから
- 断られた経験があるから
たしかに1円や5円玉をビニール袋に詰めて持参したら、お金に困ってる人に見えて恥ずかしく感じるのは事実。
そんな小銭をかき集めて……
みたいに貧乏くさい行為に思われちゃいそうで。
もうひとつ、これは個人的な体験談。
むかし私は銀行の窓口で、小銭両替を断られた経験があるんです。
その理由は、その銀行の口座を持っていなかったため。
両替は口座所有者向けのサービスだと知らなかったんですね。
いまとなっては笑い話ですが、長らくそれがトラウマで、小銭は家にしまいこんで封印していたくらいです。
抵抗感なく堂々と小銭両替をする方法
そもそも小銭両替で恥ずかしいと感じるのは、金融機関の窓口の人に面と向かって頼むせいでしょう。
人によっては赤面しちゃったり……
誰にも見られず、機械相手に行えるのだったら、抵抗感なく堂々と行えるはず。
その方法は、こちらの2つ。
- 銀行内の両替機を使う(有料)
- ATMから口座に入金する
銀行内に設置された両替機は便利ですが、手数料が発生するのが難点……。
私がお勧めする方法は後者の銀行のATMに小銭を入れて、預金から紙幣を引き出すやり方です。
この方法なら、ほとんどの銀行で無料で小銭両替ができますよ。
銀行のATMから自分の口座へ入金する
やり方はいたって単純です。
- 小銭を持って口座を持っている銀行のATMへ行く
- 「預け入れ」で小銭をATMに投入する
- 預けた預金から紙幣としてお金を引き出す
これなら窓口の人に頼む必要はなく、ひとりでさっさと行えるので恥ずかしさはゼロ!
ただ、ちょっとだけ面倒な点とデメリットはあります。
面倒な点とデメリット
銀行のATMで小銭両替をする面倒な点とデメリットがこちら。
- 一旦預けて引き出すため二度手間
- 硬貨が入れられるATMは限られる
- 一度に預けられる硬貨の枚数に制限がある
- 手数料を取られる場合もある
ATMに入れた小銭はそのまま紙幣となって返ってくるわけではありません。
一旦預けて、それを引き出すという二度手間はどうしても必要です。
硬貨が入れられるATM
硬貨に対応したATMは、基本的に
- 銀行の本店・支店
- 郵便局(ゆうちょ銀行)の本局・支局
これらだけです。
コンビニや駅やスーパーなどに設置されたATMは硬貨の投入口がないため、貯まった小銭を預金することは不可能です。
一度に入れられる小銭の枚数と手数料
各銀行のATMで一度に入れられる小銭の枚数と、手数料を一覧にしてみました。
硬貨の枚数制限 | 手数料 | |
ゆうちょ銀行 | 100枚まで | 1~25枚:110円 26~50枚:220円 51~100枚:330円 |
三菱UFJ銀行 | 100枚まで | 無料 |
みずほ銀行 | 100枚まで | 無料 |
りそな銀行 | 100枚まで | 無料 |
三井住友銀行 | 100枚まで | 無料 |
各銀行とも「最大で100枚まで」という制限があります。
100枚以上のコインがある場合は、一旦操作を終了して離れ、再度ATMを使う列に並び直すといいでしょう。
なお、ゆうちょ銀行のみ「硬貨を伴う預け入れ」に手数料が発生しますのでご注意を。
まとめ
- 小銭両替は恥ずかしくない
- 有料だから堂々やればいい
- 商売人は頻繁に行っている
- 機械を使うから一瞬で終わる
- ATMで小銭を入金する方法なら恥ずかしさはゼロ
世の中には小銭を貯めてる人は意外とたくさんいます。
「100万円貯まる貯金箱」とか未だに売ってますから。
とすると、商売人じゃない人でも小銭をいっぱい抱えて銀行を訪れる人はけっこういるはずです。
「どうしよう、恥ずかしいな、変な目で見られるかな?」
とか考えるのは取り越し苦労だと思いますよ。