- 徒歩で1キロは何分?
- ゆっくり歩いて14分、早足で11~12分が目安です。
「◯◯まで徒歩1キロ」なんて表示をよく見かけます。
でも、歩くスピードは性別や体型、年齢で人それぞれ……。
自分は何分かかるのか、ちょっと想像つきませんよね?
そこでこの記事では
- 徒歩1キロは何分かかる?(男女別)
- 1キロを歩いてみた私の実測データ
をご紹介します。
これを読めば、おおよその予測がつくようになりますよ。
徒歩1キロは何分かかる?
徒歩1キロは何分かかるのか、以下の4つの属性(分類)で計算してみました。
- 成人男性
- 成人女性
- 子供
- 不動産広告のルール
成人男性の場合
成人男性の歩くスピードは「1分間に70~90m」くらいだと言われています。
この基準から「徒歩1キロは何分かかるか?」を計算すると
- 1キロ(1000m)÷70m=14.3
- 1キロ(1000m)÷80m=12.5
- 1キロ(1000m)÷90m=11.1
約14分~約11分の間だという結果に。
早足の男性なら11分、ゆっくり目の人なら14分くらいですね。
成人女性の場合
成人女性の歩くスピードは「1分間に60~80m」くらいだと言われています。
この基準から「徒歩1キロは何分かかるか?」を計算すると
- 1キロ(1000m)÷60m=16.7
- 1キロ(1000m)÷70m=14.3
- 1キロ(1000m)÷80m=12.5
約17分~約12分半の間くらいです。
徒歩1キロが17分ほどかかるのは60代以上の方なので、それ以外の女性の方なら14分以下で歩けるでしょう。
子供の場合
小学生の子供がゆっくり歩いた場合、「1分間に40m」くらいだと言われています。
この基準から「徒歩1キロは何分かかるか?」を計算すると
25分もかかる計算に。
小学校までの通学時間は30分以内が目安と言われているので、1キロくらいが限度になるんですね。
不動産広告のルールで測る場合
物件情報を見ると新築一戸建てや賃貸マンションなどが「駅から徒歩◯分」と紹介されているの見かけますよね?
こうした不動産広告(不動産業界)の情報は「80mが徒歩1分かかる」という基準をもとに算出したデータ。
この不動産業界の基準から「徒歩1キロは何分かかるか?」を計算すると
12分30秒かかるという結果に。
不動産業界の「80m=徒歩1分」の基準は女性の歩行速度をもとにしていると言われています。
徒歩1キロは何分かかるか?私の実測データ
実際に徒歩1キロは何分かかるのか、この記事の筆者である私が歩いて確かめてみました。
なお、確かめたのは猛暑がまだ抜けきらない8月の下旬です。
歩いたコースは郊外の田舎道で、途中に信号は1つだけありました。
私のパーソナルデータ
私は40代の男性でおおむけ健康。
身長は175cmほどで、体重は60kg前後という痩せ型。
歩くスピードは早足ではないものの、遅くもない標準的だと自覚しています。
駅前の雑踏を歩いていても、いたって普通だなと感じるくらい。
計測結果
歩いた距離と時間の計測にはGPS内臓のスマートウォッチを使いました。
その結果は、徒歩1キロでジャスト11分!
ゆっくりでもなく急ぎ足でもなく、自分の標準的な歩行速度をを最初から最後までキープしてこのタイム。
急ぎ足なら10分を切れそうな感じです。
意識はないけど、私は意外と早足だったのかも?
所要時間は歩くコースに左右される
今回の計測では信号待ちで立ち止まることがありませんでした。
1キロは徒歩で何分かかるか?は「歩くコース」に確実に左右されそうです。
一度の信号待ちで下手すると2~3分はロスしますから。
駅前の雑踏とか、狭い小路では、他の歩行者や自転車を避けたり、道を譲ったりしてロスが生じるでしょう。
また、坂があるルートでは自然と歩くスピードは落ちます。
そんな妨害要素も考慮して、徒歩にかかる時間を想定すべきですね。
まとめ
徒歩1キロは何分かかるか、まとめるとこうなります。
- 成人男性:11分~14分
- 成人女性:12分半~17分
- 子供(小学生がゆっくり歩く場合):25分
上記はあくまで目安です。
正確な数値を知りたいなら、やはりご自分で確かめるのが一番。
いまはスマホにGPSがついているため、計測アプリを使えば、1キロを何分で歩いたか簡単に確かめられますよ。