顔に汗をかかない方法があったらいいな!って思いません?
特別暑がりってわけじゃないんですが、夏場は熱い料理を食べたりすると、ぶわ~っと額から汗が溢れてきて、したたり落ちます。脇の下もYシャツが黒ずむほどびっしょり汗が……。
すごく見た目的にみっともないし、恥ずかしいですよ。
個人的に中華料理(ラーメンとか)を食べるとひどいですね。激辛料理なんて食べたら、冬でも滝のような汗が顔から流れますから。
そんなとき「紐」一本で顔に汗をかかないで済む方法があると知り、やってみたらびっくり!
劇的な効果があったので、それを今回はご紹介していきますね。
顔に汗をかかない方法【紐で縛るだけの裏ワザ】
顔に汗をかかない方法はいたって簡単ですよ!
お金が必要な特別な方法ではなく、どの家庭にもありそうな紐を一本用意するだけ。
この紐を胸に巻いて縛るだけなんですが、これだけじゃどういうことか分からないと思うので、細かく分けて解説していきます。
ではさっそく実践していきましょう。
用意するもの
用意する道具はこちらです。
⇒長さ1m弱の紐
これを一本ご用意ください。
太さはあまり細いと痛いので2~3cmくらいの幅があったほうがいいですね。
材質は布製がベストだと思います。
やり方
紐を用意したら、2つのポイントに気をつけて胸に巻きつけていきましょう。
- 紐を胸(乳首のライン)から5cmくらい上にぐるっと一周させて巻きつけます
- 胸を圧迫するようにきつくギュッと縛ります
「ちょっときつめかな?」と感じるくらいがちょうどよいです。
この部分(乳首から約5cm上)を指先でギューッと押して圧迫するだけでも効果があると言われていますが、私が試してみたところ、指で1~2分圧迫しても効果はありませんでした。
しかし、紐(手元にあったビニール紐)で胸回りをぎゅっと縛ってから、激辛カップラーメンを食べたところ、確かに汗がほとんどでませんでしたよ!
額にうっすら汗が浮かぶ程度で、鼻の頭とか鼻の下はほとんどゼロ。脇の下もほぼゼロという結果です。
ただひとつ難点を言えば、窮屈だってことです。
きつめにぎゅっと胸のところで紐を縛っているので、食事の時には気になるし、長時間つけているのは辛いかなって思いました。
この顔の汗を止めるベルトも売られています。
なぜ紐一本で汗が出なくなるの?
人間の体というのは体のどこかを圧迫すると、そこを境として半分が汗がでにくくなり、もう半分では汗をかきやすくなる仕組みがあります。
こういう体の作用を「半側発汗(はんそくはっかん)」と呼びます。
この半側発汗を昔から知っていて利用しているのが京都の舞妓さん。
舞妓さんは帯を胸より高い位置でぎゅっと結ぶことで顔からの発汗を抑えて、白塗りの化粧落ちをおさえているんだそうです。知らなかったですね。
汗をかきにくくする訓練方法
これはある落語家さんが公演中にあまりに顔に汗をかくものだから、それをなんとかしたいと思い、実践してみて効果があったという2つの訓練方法です。
- 熱いお湯に浸かりながら、顔に冷えたタオルを当てる
- サウナに入って汗をかき、外へ出て顔を冷水で冷やす(これを何度も繰り返す)
科学的な根拠があるのかは不明ですが、こういう訓練の仕方があるそうです。
私はサウナには行かないので自宅のお風呂で実践してみようと思いますよ。
もしかして「多汗症」なのかもしれない疑惑
多汗症か、ただの汗っかきか、どうやって判断したらいいのかというと、手っ取り早くて確実なのは皮膚科へ行って診断してもらうことでしょうね。
ただ、一般的に多汗症というのは精神的に緊張した場合に手の平や足の裏に汗をかく症状が特徴だといいますので、熱い食べ物を食べて顔から頭にかけて汗をかくのはただの汗っかきなのかなとも思います。
でもたとえ多汗症じゃないとしても異常に汗をかくというのは「更年期障害」だったり「甲状腺機能亢進症」が原因だったりする場合もあるそうですから、不安ならば一度、病院で診察を受けるのもムダではないですね。
顔に汗をかかない方法まとめ
顔の汗をとめる方法について解説してきました。
要点をざっくりと振り返ると
- 半側発汗の仕組みで汗を抑える方法がある
- 胸から少し上を紐でギュッと圧迫する
- 体を温めた後、顔を冷やす練習をすると汗をかきにくくなる
半側発汗という科学的根拠のある方法が胸を紐でしばる方法なんです。
効果を感じる人と、あまり感じない人に分かれるみたいですが、お金がかからない方法なので騙されたと思って一度お試しください。