バイキングで得する方法を知ってますか?
私はよく友達と焼き肉の食べ放題とか、ステーキやハンバーグのお店のサラダバーやドリンクバーの食べ放題に行きます。
けれど、友達はいつも結局は思ったほどの量が食べられなくて「あれ?値段分ちゃんと食べたのかな?」と疑問に思ってしまうみたいなんですね……。
私だってもともとそんな大食いではなくて、どちらかというと小食なんですが、それでも絶対損をしない食べ方を知っているので、いつも値段分以上は食べています。
そこで、ここでは食べ放題マニアの私が、バイキングで得する方法とたくさん食べるコツを3つご紹介しますね。
バイキングで得する方法
バイキングで得をするってどういうこと?
「バイキング(食べ放題)で得する」とは、簡単に言えば
⇒支払う料金よりも食べた物の合計金額が上回る
ってことですよね?
だったら単純に
- 「原価」の高そうな食べ物を集中して食べる
- とにかく「量」をたくさん食べる
この2つのポイントを意識すればいいわけです。
ベストは両方をミックスさせて、原価が高い食べ物をたくさん食べればOK!
では、それぞれのコツについて細かく見ていきましょう。
【コツその1.】原価の高い食べ物を選んで食べる!
ズバリ食べ放題で得する方法といえばいかに「高単価のものをたくさん食べられるか」にかかってます!
安いものをたくさん食べてもトータルでは「食べ放題料金」に届かなかったら損ですからね。
食べ放題メニューにあるものを単品で注文した場合の値段を調べて、そのなかから高いものだけをチョイスして注文すれば得することになりますよ。
たとえば焼き肉の食べ放題、それも代表的な牛角を例に説明します。
牛角の食べ放題の「牛角コース」で選べるメニューが以下の通り。
- ネギ塩カルビ:450円
- ファミリーカルビ:390円
- レバー(牛):490円
- ピートロ:490円(ピートロde梅ダレ:550円)
- とんタン塩:390円(梅とんタン塩:490円)
- ハラミ:490円
このように肉類はだいたい490円~390円の商品がほとんどです。
どちらかというと牛肉より豚肉のピートロ(豚トロ)やハラミやレバーなどを中心に頼むと単価の高いのを食べていることになりますね。
【コツその2.】空腹でお店には行ってはダメ!
食べ放題で量をたくさん食べるために、朝からご飯を抜いていくという人がいますが、実はあれは間違いだって知ってました?
あまりにご飯を食べないでいる時間が長くなると胃袋の活動が低調になるので、空腹に感じても量を食べられません。
ですので、お腹にたまらないくらいの少量を食べておくといいようです。
できれば前日から食べる量を減らして、空腹感をキープしておくのがコツ。
【コツその3.】絶対に食べてはいけない3つのメニュー
お店側もあまりにもメインとなる肉などの原価が高いメニューをたくさん食べられないようにと、安くてお腹が膨れるメニューを必ず用意しています。
それが炭水化物系(ご飯やパン)、スープ系、甘いもの。
ですから以下のようなメニューがバイキングに並んでいてもなるべく手にとってはいけません!
- ご飯類(カレーライスなども)
- 麺類
- パン類
- スープ類
- デザート/スイーツ類
どうしても焼き肉のときってご飯(白米)と一緒に食べたくなりますが、肉をいっぱい食べたいならまったく食べないか、食べてもできるだけ少量に抑えます。
スープ類も目につくとつい入れて飲んでしまいますが、これも水っぱらでお腹が膨れてしまいます。
果物とか杏仁豆腐とかそういったスイーツ系はすべてメインの食事が終わるまでは我慢して「甘い物は別腹」として、あくまでデザートとして食べるようにしましょう。
ドリンクバーは果たして得か損か?
ドリンクバーに行くと、だいたい何杯くらい飲みますか?
私はだいたい冷たいジュース類と温かいコーヒーを含めて合計で5杯位です
それ以上飲むとお腹がゴボゴボになるし、それくらいが普通は限度ですよね。
このドリンクバーにある各飲料の1杯あたりの原価をリサーチしてみると、以下のような金額であることが判明しました。
- 炭酸/清涼飲料/お茶系・・・約15円
- ホットコーヒー(ミルク砂糖入り)・・・25円
- 100パーセントジュース・・・30円
仮にコーラと烏龍茶とメロンソーダを1杯ずつ飲み(計45円)、100パーセントジュースを1杯飲み(30円)、ホットコーヒーを1杯飲む(25円)としたら、合計で100円です。
ファミレスのドリンクバーの料金はだいたい200円程度。
よって200円-100円=100円の損という計算に……。
ということになるので、ドリンクバーで得をする(原価以上を飲む)としたら、10杯くらいは飲まないといけない計算になりますね。でも10杯はかなりキツイ……。
やはりお店は損をしないように計算して作られているんですよ。
得をする飲み方はホットコーヒーや100%ジュースを7杯くらい飲むことですね。
バイキングとビュッフェは別物です
昔は食べ放題と言っていましたが、それがバイキングという名前になって、つい最近ではビュッフェなんてシャレた言い方をするようになってきました。
バイキングとビュッフェは同じ意味で、どちらも食べ放題のレストラン(食事形式)を指すものだと思っていましたが、じつは違うんです。
ビュッフェはフランス語なんですが、本来の意味では立食形式/セルフサービス形式の食事を指すものであり、けっして食べ放題を意味するわけではありません。
海外のレストランでは食べ放題のレストランだと大抵が立食でセルフサービスになっているため、日本人が勝手に「ビュッフェ=食べ放題(バイキングと一緒)」と思い込んでしまったんですね。
なお、バイキングというのは日本だけで通じる和製英語であり海外では通じません。
食べ放題スタイルを日本に持ち込んだ人が「なんでも好きな物を好きなだけ食べられる」という自由で破天荒なイメージから、北欧の海賊として世界の海を荒らし回ったバイキングの名を借りたというのが定説です。
バイキングで得する方法まとめ
食べ放題マニアの私が自信をもって推奨する「バイキングで得する方法」がこちら。
- 単価が高い食べ物を集中して食べる
- 空腹ではなく少しお腹に入れた状態でお店へ行く
- 炭水化物系/スープ系/スイーツはなるべく避ける
- ドリンクバーは10杯以上飲めば得をする
値段分以上を食べるために大切なのは、やはりスープやジュースなど飲み物は極力避けて、なおかつご飯やパンは食べないことですね。
ホテルなどのバイキングでも同様で、単価の高い肉類などのおかずを中心にして食べると得をします。
野菜不足になって栄養が偏ったメニューになりますが、その日だけの特別ということで!