子供が学校の授業で使っていた習字道具の硯。
筆や半紙などはそのまま燃えるゴミをとして捨てられそうですが、どっしりと石みたいに重たい硯はどうやって捨てればいいか迷いますよね?。
そこで、この記事では
- 硯の捨て方
- お住まいの場所での捨て方の調べ方
- 書道セットを捨てるタイミング
- 買取業者やネットオークションで売れるのか?
など、硯の処分方法にまつわる疑問について回答していきます。
硯の捨て方
一口に硯といっても、素材(なにでできているか?)が異なります。
大きく分けて、素材はこの3種類。
- 天然石
- プラスチック
- セラミック
また、ごみの分別方法はお住まいの地域によって異なります。
硯の「素材」ごとのゴミの分別方法
一般的に以下の素材は、それぞれこのようにゴミの分別をして捨てることができます。
- 天然石→不燃ゴミ(回収不可の場合もあり)
- プラスチック→燃えるゴミ・不燃ゴミ・資源ゴミ
- セラミック→不燃ゴミ
以上が一応の目安ですが、お住いの地域によってごみの分別方法が異なるため、ご自分で調べる必要があります。
住んでいる地域での硯の捨て方の調べ方
定期的に市町村から配られる「ゴミの分別表」をお探しください。
あいうえお順にゴミの種類が並んでいるので、「す」の欄から硯を探してみましょう。
もしごみの分別表を紛失したら、ネットから検索して調べることも可能です。
検索方法がこちら。
もし、分別表が見つからなかったり、硯の表記がない場合は役所等へ電話をして直接尋ねてみてください。
川崎市での硯の捨て方
川崎市がサイト上で公開しているゴミの分別表には、硯の指定がありませんでした。
もし、硯がプラスチック製ならば「普通ゴミ」(燃えるゴミ)として処分できます。
それ以外の素材の場合は、市役所にお問い合わせください。
横浜市での硯の捨て方
横浜市のゴミの分別のルールを調べられるサイトによると、硯は「燃えないごみ」だそうです。
素材に付いては言及がないため、硯はすべて燃えないごみとして処分して大丈夫でしょう。
■参考:横浜市ごみ分別辞典「MIctionary(ミクショナリー)」 | 分別検索
習字道具を捨てるタイミング
習字道具を捨てるタイミングは、子供が高校を卒業した時点です。
子供時代が過ぎ去って数十年の親には、書道なんて小学校で終わりだと思っちゃいますよね?
でも、中学校でも国語の授業で数回は使うことがあります。
また、冬休みの宿題として「書き初め」が出されることもあるので、まだ捨ててはいけません。
さらに、高校生になっても「芸術」の授業の選択科目として
- 書道
- 音楽
- 美術
この3科目があります。
もし、書道を選択した場合は書道セットを使うんですね。
もちろん、高校によっては音楽しか無い場合、美術しか無い場合もあります。
必ず必要になるとは言い切れませんが、念の為に書道セットを捨てるのは高校入学まで待ったほうがいいでしょう。
習字セットは買取やネットオークションに出せる?
硯が天然石で価値が高いものならば、書道具の買取業者に買い取ってもらえる可能性があります。
しかし、小学校で購入する書道セットはどれも量産品……。
硯もプラスチックやセラミックが多いため、価値はないので買取業者には買い取ってもらえないでしょう。
ヤフオクやメルカリやフリマアプリなら売れる可能性
小学校の授業で使う書道セットは、小学校を通して購入すると、3000円~4000円くらいの値段が普通。
書道セットには、こんな多数の道具が詰め込まれているので当然といえば当然ですね。
- バッグ/かばん(ケース)
- 太筆
- 細筆
- 筆巻き
- 文鎮
- 半紙バサミ
- 墨汁
- 硯
- 水差し
- 中皿
- 下敷き
- 半紙
貧困家庭が増えているという話もありますので、少しでも安く書道セットを購入したい親御さんもいます。
そのため、メルカリやヤフオクなら中古品の書道セットが1000円~2000円ほどで出品されていますよ。
もし傷みが少なく、そのまま捨てるのが忍びない場合は、試しに出品してみてはどうでしょうか?
まとめ
- 硯の捨て方は素材や地域によって異なる
- プラスチック製の分別は可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみなど様々
- 地域のごみの分別表を確認するのがベスト
- 習字道具を捨てるのは高校入学まで待ったほうがいい
- 習字セットはネットオークションで売れる
硯を捨てるのはけっこうやっかいだと分かりましたね。
素材や住んでいる場所によって異なるので、非常にやっかいです。
いっそネットオークションかフリマアプリにダメ元で出品してみるといいかもですね。
ちょっとしたお小遣いになるかもしれませんよ。
墨汁の捨て方ガイド|水道に流すのはNG!容器はプラゴミへ