大学生になると飲み会の誘いが急に増えますよね…
学部や学科、新歓コンパの飲み会。
ゼミやサークルの友だちや先輩から、またはバイト先の仲間からの誘い。
「断りたいなぁ…なんとか角が立たないように断れないかな…?」
私はお酒がたくさん飲めないですし、大勢で騒ぐのも大嫌い。
だから学生時代はいっつも何かしら理由をつけて、ほとんどの飲み会を断り続けていました。
それでもなんとか友達関係は破綻せず、上手に乗り切ってきましたよ。
そこでこの記事では現在進行中で飲み会の誘いに悩んでいる大学生のために、私が実践していた
- 大学生の飲み会の断わり方
- 断るときのメールの例文
- NGな断わり方
- どうしても断れないときどうするか?
などなど角が立たない飲み会の断り方をご紹介します。
大学生の飲み会の断り方8選
飲み会って一度断ると「次は誘ってもらえないのでは?」と先の心配も出てきますね。
私の大学生時代を思い返すと、そういう不安があったのは確かです。
でも、角が立たず相手を嫌な気持ちにさせない言い訳(というかウソ)を駆使すれば大丈夫!
私が実際に使っていた飲み会の断り方がこちらの8つです。
- 家に○○が来ている
- 家族に病人が出た
- 門限がある/終電が早い
- 飲み会の当日に予定が入っている
- 飲み会の翌日に予定が入っている
- 具合が悪い
- お金がない
- どストレートに「今回は遠慮します」
1.家に◯◯が来ている(親・友だち・親戚)
私がしょっちゅう使っていたのがこちら。
飲み会の当日に家に親が来て止まっている、または田舎から上京してきた友だちが泊まっているから、その日は外出できない。
「家にひとりにしておけない、相手をしないと気の毒で……」
そう言われると「じゃあ、仕方ない」と相手(飲み会の幹事)は何も言い返せません。
2.家族に病人がでた
実家暮らしをしている大学生に限られますが、両親や祖父母、兄弟姉妹の誰かが病気になってしまい
飲み会に行っている場合ではない
と伝えます。
見舞いに行かないといけないとか、家事を代わりにやらないといけないなど理由はいくらでも付きますよ。
これも相手はそれ以上、なにも言えませんし、逆にこちらを心配してくれるほど。
3.門限がある/終電が早い
実家暮らしの女子大学生に限られますが、
親が厳しくて大学生になっても門限が夜○時までだから、とても飲み会には付き合えない
という言い訳。
または市の中心部から離れた場所に住んでいる大学生なら、終電が早く終わってしまうから行けないという理由も立ちますよ。
4.飲み会の当日に予定が入っている
もっとも応用が効く言い訳がコチラ。
もともと用事があった風に断ってしまうか、あとになって「急用が入ったからゴメン」と断るなど臨機応変に。
- 課題を明日提出しないといけない
- 就活やバイトの予定がある
- 家族の誕生日だから
- 彼氏や彼女との約束がある
- サークルの予定がある
などなどアナタの環境や状況に合わせて言い訳をでっち上げてください(笑)
5.飲み会の翌日に予定が入っている
飲み会を断る口実は何も当日だけに限りません。
飲み会の「翌日(翌朝/朝イチ)」に大事な予定があるから、お酒を飲むことはできないと言えば、相手も納得するでしょう。
- 病院の予約が入っていて検査しないといけない
- 翌朝に車を運転しないといけない
- ゼミの発表があるからその準備をしないといけない
特に「病院」というワードは効果が絶大です。
明日の朝、親を病院に自動車で連れていくから酒は無理だし、朝も早いから今回は遠慮する
なんて言えば、まず相手は一発で納得しますよ。
6.具合が悪い
あらゆる誘いを断る定番といえばコレ。
誰でも使う理由なので、何も考えなしに「体調が悪いから」だけでは相手も引かないはず。
ウソをつくときはできるだけ具体的にどこがどう悪いのか、リアリティを感じるような言い訳をする必要があります。
- 風邪をひいた
- 熱がある
- 頭痛がする
- お腹が痛い
- 下痢をしている
冬ならば「2~3日前から風邪っぽくて、もしかしたらインフルエンザかもしれない」「他の人にうつす危険性もあるから家で寝てる」というふうに細部を詰めてきっちりと言い訳をするのが理想ですよ。
7.お金がない
大学生の飲み会といえば大抵が居酒屋で会費は3000円くらいですよね。
でも親からの仕送りやわずかな時間だけ働くバイト代だけでは3000円すら大金でしょう。
そんな事情を話したうえで「今月はマジでヤバイ」、「金欠が深刻だから無理」と涙ながらに訴えましょう。
8.どストレートに「今回は遠慮します」
それまで何回も同じ相手(グループ)から飲み会に誘われてきて、何回も同じような理由で断ってきて、いよいよもう後がない!
そうなったら最後はどストレートに「今回は遠慮します」と断ってしまいましょう。
それくらい何度も飲み会を断ってきたら
「コイツは付き合いの悪いやつ」
「きっと飲み会自体が嫌いなんだろう」
と相手もしつこくは誘ってこないはずですから。
大学生が飲み会をメールやラインで断るときの例文
メールやラインで届いた飲み会の誘い。
その誘いに断りを入れるときもやっぱり文章(メールやライン)になります。
大学生同士の飲み会で断りにくい場合というと…ゼミなどの先輩からのお誘いは悪く思われないようにと気を遣いますよね。
伝えやすい友達同士の場合でも「なんて断ったらいいの?」と迷ったら、この例文を参考にしてみてください。
飲み会のお誘いありがとうございます。参加したかったのですが、用事があって今回は参加できません。なんとかできないかと思って予定を調整してみましたが、変更がききませんでした。とても残念ですが、みんなで飲み会を楽しんで下さい!
文末は
- 「次回の誘いを楽しみにしています」
- 「お酒は飲めないけど、ご飯ならいつでも行けます」
などの先のある内容を書くと、断るネガティブなイメージが薄まってGOODです。
こんな飲み会の断り方はNG!
大学生主体の飲み会といっても、年齢がけっこうバラバラだし、出身もバラバラだし、人間のタイプも様々ですよね?
そうなるとけっこう癖のある人もなかにはいるので、単純な断り方だと相手がねばってきてやっかいなことになりますし、断りきれないで押し切られることも……。
たとえば、こんなのが飲み会の駄目な断わり方です。
- お酒が飲めない/弱い
- 二日酔いだから無理
こういう断り方をすると「酒は飲まなくていいから参加だけしてくれ」など相手側の口実を与えてしまうからNGなんですね。
それに幹事が酒豪だったりすると「二日酔いくらいどうってことない」とパワハラまがいの誘われ方をしますし……。
また、「家族に病人が出た」という言い訳くらいならウソでもごまかせるからいいですが、「家族の誰々が亡くなった」という言い訳は深くつっこまれるとウソがバレるので絶対にNGです。
どうしても断れない飲み会を速攻脱出する方法
大学生にもなると人間関係が複雑になって、今回の飲み会ばかりは断れないというときが必ずあるはず。
でもだからといって3時間も4時間も付き合った上で、二次会まで付き合うのはまっぴらごめん。
そういうときは、ある程度の時間、お酒を飲んだあとで急に具合が悪くなった演技をしましょう。
何度かトイレに立って吐いてきたフリを続けて、それでも吐き気がおさまらず、具合が悪くなるばかりだから
悪いけどこれで失礼させてもらう
といって一人だけ脱出してしまうのが一番。
自然な演技力が求められますが、みんなお酒が入ってテンションが高いので多少は嘘くさい演技でも大丈夫ですよ。
飲み会を断るときの注意点「ありがとう」と「明るい文面」
飲み会を断るときは、どの立場の場合も、まずは
「誘ってくれてありがとうございます」
という感謝の気持ちを必ず伝えましょう。
それだけでも誘った側の気持ちは明るくなりますし、大学生らしい初々しさやフレッシュさが前面に出て好印象!
そして内容は断っていても、メールの文末を
- 「次回を待っている」
- 「みんなで楽しく過ごして」
という前向きな内容にするだけで、読み手の気持ちが明るく終わる方向に向きます。
断ったという事実よりも、明るい気持ちが残るような文面にしてみるとよいかもしれませんよ。
飲み会を断るなら最初にハッキリと!
いろんな大学生がいます。
自分の意志をハッキリと言える人、言えない人。
私は後者だったので飲み会に誘われてもすぐには断れず、あとになってようやく決断して断りの電話をいれたりしてました。
ただし、これは飲み会の会場(お店)の予約をする幹事にとっては大迷惑!
それまでお店に参加人数は15人と予約していたのが、直前になって断るとまた「14人に変更になりました」と再度連絡をいれさせることになりますから。
それに私自身が一回やってしまったので大きなことは言えませんが「ドタキャン」だけは絶対に駄目ですね。
予約を入れていた場合、キャンセル料が発生しますから参加しなくても会費を支払わないといけませんし、なにより次に会うとき気まずいですよ。
断るときはできるだけ早く!が鉄則。
まとめ
大学生の飲み会の断わり方をご紹介してきました。
あらためて8つの言い訳をまとめると
- 家に◯◯が来ている(親・友だち・親戚)
- 家族に病人がでた
- 門限がある/終電が早い
- 飲み会の当日に予定が入っている
- 飲み会の翌日に予定が入っている
- 具合が悪い
- お金がない
こうなります。
あなたが断り上手になれますように。