今年も夏の土用が迫ってきました。
夏土用入りの日付や間日の日程を気にされる人も多いはずです。
ここでは、そんな
- 2023年の夏土用の入りはいつから~いつまで?
- 2023年の夏土用の間日
- 期間中にやっておきたいこと
などなど、夏土用のあらゆる情報をすべてまとめてみました。

これを読んで万全の体勢で準備してください!
2023年の夏の土用はいつからいつまで?
まずは最初に今年の夏土用がいつからいつまで何日間続くのか、日程から見ていきましょう。
2023年(令和5年)の夏土用の期間は、7月20日(木曜日)から8月7日(月曜日)まで!
日数的には、合計「19日間」となります。
2023年の夏土用の「入り」と「明け」は何日?
あらためて説明するまでもないですが、情報を整理するために夏土用入りの日と土用明けの日付を今一度チェックしておきたいと思います。
【夏土用入り】⇒7月20日(木)
【夏土用明け】⇒8月7日(月)
入りの日と明ける日をしっかりとスケジュール帳にチェックを入れておいてください。
2023年の夏土用の間日はいつ?
夏に限らず「春夏秋冬」の各季節の土用期間中は、土を掘り起こすことは避けたほうがいいと信じられてきました。
ただ、土用が続く18日から19日間ものあいだ、ずっと土を掘り起こせないと「仕事に支障をきたす」というので設けられたのが「間日」というわけです。
それで肝心な2023年(令和5年)の夏土用の間日は
- 7月20日(木曜日)
- 7月21日(金曜日)
- 7月25日(火曜日)
- 8月1日(火曜日)
- 8月2日(水曜日)
- 8月6日(日曜日)
と、この合計「6日間」がそうなっています。
間日にまつわるトリビア
土に関わる「土木工事」や「農作業全般」は土用の期間中は禁忌とされていました。
それはちょうどこの時期が「季節が変わり目」で体調を崩す人が多くなるため。
だから作業は中止して「体を休めましょう」という意味合いも含まれているのだとか。
夏土用の期間中にやっておきたいこと
夏土用の期間中のビッグイベントといえば、いわずもがな土用の丑の日にウナギを食べることですよね?
ですが、それ以外にも実は「この時期だからこそ」やっておいたほうが良いと昔から言い伝えられていたことがいくつかあるんです。
それが【土用干し】というものです。
この土用干しとは、6月~7月の梅雨の間に湿気てしまった衣類や本を陰干ししてよく乾かすことです。
ただ、日光に直接当てると本は色落ちしますのでご注意を。
こうすることで湿気が飛んで虫やカビがつくことを防げます(別名で虫干しとも呼びます)
誰でも服は着ますし本は何冊かは持っているでしょうから、万人に関係する年中行事ですね。
この他にも対象は一部の人になるかもしれませんが
・田んぼの土用干し
もあります。
6月に梅干しにするために漬けた梅を天日にさらしたり、コメ農家がこの頃に田の水を一旦抜いて稲の張りをよくする作業のことです。
土用の丑の日だけど「うなぎ嫌い」な人のために
私の知り合いにもひとりいるんですよ~、どうしてもウナギが食べられないって人が。
日本人ならみんな大好きってわけではないんですね。
そういう人は夏らしく「冷やしうどん」なんていいかもしれません。
土用の丑の日は何も鰻を食べる必要はなく、頭文字が「う」の食べ物を食べればOKなんですよ。
たとえば
- うめぼし
- 牛(牛肉)
- 瓜(きゅうり)
こんな代替品でいいので、お財布にやさしいですね(笑)
まとめ
- 今年の夏土用は7月20日~8月7日
- 夏土用の間日は7月20日・21日・25日・8月1日・2日・6日
私の感覚では子供が夏休みに入る頃に夏土用が始まり、お盆前に終わるような感じです。
だいたいのイメージとして、そう考えておけばいいかと思います。