バナナを置いた場所にブンブン飛ぶ虫(コバエ)はどこから来るのか、不思議ですよね?
台所を中心にして、飛び回るコバエは本当にうっとうしいです……。
そんなに不衛生にしているわけじゃないのに、まるでゴミのなかで暮らしているようで。
そこでこの記事では
- バナナにわく虫(コバエ)はどこから湧く?
- 発生源はどこ?
- コバエの発生を抑える対処法
などご紹介します。
見事コバエの撃退に成功した実体験ですよ。
バナナ付近を飛び回るコバエはどこから来る?
室内を飛び回っては時々、食べ物や食器にとまったりして不潔極まりないコバエですが、一体彼らはどこから来るのかというと
- 屋外で発生したのが屋内に入ってくるケース
- 屋内で発生(繁殖)しているケース
という二通りに分けられます。
屋内のコバエの主な発生源がこちらの4箇所です。
- 三角コーナー(生ごみを捨てる入れ物)
- 漬物の容器(ぬか床)
- 腐りかけた果物(熟したバナナも)
- 飲み終えたビールやワインの缶や瓶
このような場所で人知れず卵を産み、それが孵って成虫になって飛び回るわけです
漬物容器からコバエがわく理由
生ゴミを巣としてコバエが発生するというのはなんとなく理解できますが、漬物容器(ぬか床)が発生源になるというのは意外ですね。
まったく予想外ではないでしょうか?
これには深いワケがあって、コバエというのは【酵母菌】が大好きなんです。
ぬか床はまさに酵母菌の宝庫ですから、まさにコバエにはパラダイス(笑)
生ごみが三角コーナーで腐っていくときや、室内に置いたバナナなどの果物が高温で腐っていく際も酵母菌が関与しますから、コバエにはまさに願ってもない素晴らしい環境を知らず知らずのうちに提供しているんですよ(汗)
我が家で効果があったコバエ対策
我が家では数年前から夏になると、台所を中心にしてコバエの大量発生に悩まされていました。
そんな状況を見かねて、実際に行った対策が以下のとおりです。
屋外から屋内に侵入してくるケースの対策法
- 窓やドアを長い時間、開けっ放しにしない
- 網戸はメッシュ(網目)の細かいものに付け替える
といったことで防ぐことができます。
>>>小さい虫の網戸からの侵入を防ぐ方法はコチラの記事でくわしく<<<
屋内で湧くコバエを根本から100%抑えこむ対策法
フタ付きの三角コーナーに変える
三角コーナーはどの家の台所にもだいたいあると思いますが、まず蓋が付いていないタイプを使っていますよね?(我が家でもずっとそうでした)
100均などで買えるタイプはまず蓋なしですが、探すと「フタ付きタイプの三角コーナー」があるんです。
この蓋があると無しでは大違いで、たとえ中で生ごみが発酵して腐ってもコバエが侵入できないため卵を産み付けることが100%不可能なんです。
ぜひ一回試してみてください。
見た目にも生ごみが見えなくなるので美的効果もありますよ♪
バナナは冷蔵庫で保存する
真夏になると室温が30℃以上になって、買っておいたバナナが特にすぐに真っ黒に熟してしまい、腐敗していきます。
よく見るとこの腐りかけのバナナの上でコバエが旋回していることが多かったので、購入してきたらすぐに冷蔵庫で保存するようにしました。
バナナもまたコバエの大好物だとか。
冷蔵庫にバナナを入れるとすぐに真っ黒になって不味くなりがちですが、ある方法を使うとそれを防いで新鮮なまま保存が可能です。
>>>バナナの冷蔵庫での保存方法はコチラの記事でくわしく解説してます<<<
これらの対策が実際にすぐに効果を発揮して、今年の夏は、ほぼコバエを見かけることがありません。
「コバエ」の正体
なんとなくコバエという通称で呼んでいますが、彼らにもれっきとした名前があります。
室内で飛び回っているコバエは
- ショウジョウバエ
- ノミバエ
- クロバネキノコバエ
という3種類が中心なのですが、もっとも多く見られるのがショウジョウバエです。
ショウジョウバエの見た目の特徴は、体が茶色で目が赤く、体長は3mm前後であること。(※この記事の一番上の写真がそれです)
彼らは恐ろしく早い成長サイクルを持っていて
⇒卵から成虫になるまで約10日間
という猛スピードなんです・・・・。
成虫になったら1~2日後にはもう産卵が可能で、しかも1日に80個も卵を産むそうです。(部屋の気温が25℃以上の場合)
だから、あんなに短期間で大量発生してしまうわけなんです。