バナナって夏になると保存方法に困りますよね?
ちょっと時間が経つとすぐに真っ黒になって、熟しすぎてしまい、どろどろに柔らかくなってしまいます・・・・・・(汗)
あの急激な「熟れ」を防ぐ方法がないのか調べてみましたよ。
夏場のバナナを保存するなら絶対NGだった冷蔵庫がベスト!
夏場のバナナを完熟させずに黄色いまま保存するなら「冷蔵庫」がベストなんです!
って、聞くと多くの人が「え?ウソ?」って思うはず。
ですよね、私も最初はウソだろうって思いましたもん。だって冷蔵庫に入れておくとバナナって真っ黒になるほど熟れるスピードが上がるのが常識でしたから。
でも、ちょっとした保存の仕方を工夫するだけで熟すのをストップさせることが可能なんですよ。
冷蔵庫でバナナを熟させず保存する方法
1. バナナを一本ずつに折る
2.折ったバナナをジップロックに一本ずつ入れていく
3. 冷蔵庫に入れる(野菜室などに)
※この方法なら2~3週間は傷まないまま保存可能です。
ポイントは1枚のジップロックにバナナは1本だけ入れることです。ちょっと面倒ですがジップロックは何度も使い回しが出来ますから経済的ですよ♪
※このときなるべくジップロック内の空気は追い出して抜くようにしてください。
どうしてこの方法だとバナナの熟すスピードが落ちるの?
バナナが熟すのは「エチレン」という植物ホルモンが影響します。
このエチレンは老化ホルモンとも成熟ホルモンとも呼ばれ、バナナは自分でエチレンを出すことで熟していくんです。
なので束のままバナナを放置すると、周囲のバナナ同士でどんどんエチレンを放出しあい、追熟のスピードが増してしまうんです。
そこで束状のバナナを一本ずつ折って個別に保存することで、周りのエチレンの影響から守ることになるんですね。
ジップロックに小分けしたバナナを冷蔵庫に入れるのは、バナナの保存に適した気温が15~20℃のため、真夏の高温(25~30℃以上)から避けるためというわけです。
日本に輸入されるのは青いままのバナナ
日本に外国(フィリピンやエクアドル等)から輸入されてくるバナナは、未成熟の状態で収穫され青いまま日本にやってきます。
これは鮮度維持のためと害虫がつかないための処置なんですが、このままでは売れませんから黄色くするために色付け加工をするわけです。
その際に使われるのがエチレンガスなんですね。エチレンで人工的に追熟させてやっと店頭に並ぶ黄色いバナナの姿に変わるんです。
ですから夏場と違って買ったバナナがなかなか青いまま熟していかない冬場は、逆にこのエチレンのチカラを利用しましょう。
冬場にバナナを早く熟させるには?
⇒袋入りのバナナを袋から出さずに置いておく
そのまま置いておくことで、ビニールの袋内でエチレンが充満し、追熟が促進されます。
夏バテ予防にバナナは有効ってホント?
夏バテというと「体のだるさ」ですよね?
この体のダルさはカリウム不足が原因のひとつと言われています。
そこでこのバナナですよ。バナナにはカリウムが100gあたり360gも含まれているんです!
しかも、このカリウムは熱による調理で減少してしまうんですが、バナナは生食がキホンなのでその心配がまったくないという素晴らしい利点があります。
ですから真夏こそバナナを食べるべきですよ。
私はあの熟しすぎて黒ずんだ柔らかいグジュグジュのバナナが苦手で、夏は食べるのを避けていたんですが、この夏はしっかり食べようと思います(^^)
>>>バナナの効能について詳しくはコチラの記事をご覧ください