小さい蛾が部屋や風呂の中を自由に飛び回って、壁に張り付いている姿をよく見かけます。
蛾はつぶすと鱗粉が壁や床に広がるし、食器や食べ物についたら有毒そうで、本当にやっかいです。
そんな困った状況をなんとかしたいと、発生源をつきとめて根こそぎ駆除する方法を見つけてきました。
同じように迷惑している人のお役に立てれば幸いです。
小さい蛾の種類はいったいなんだ?
部屋や風呂の中をすいすい自由に飛び回っているこの「小さい蛾」は、なんていう名前の種類なのか、まずそこから確認していきましょう。
この小さい蛾は発生源によって大きく2種類に分けられます。
食べ物を発生源とする【メイガ科】
・ノシメマダラメイガ
・スジマダラメイガ
・カシノシマメイガ
発生源になる食べ物は?
穀物(米・小麦)・米ぬか・お菓子・ペットフード等
衣類を発生源とする【ヒロズコガ科】
・イガ
・コイガ
・コクガ
発生源になるのは?
衣類全般・毛織物・じゅうたん・断熱材・枯れ葉・菌類・地衣類
小さい蛾の成虫を退治する方法は?
では、これら小さい蛾の「成虫」はどうやって退治したらいいのでしょうか?
退治方法は「メイガ科」も「ヒロズコガ科」も同様の方法で可能ですが、発生している数によって使う薬剤を変えた方が効率が良いですよ。
わずかな数しか発生していない場合は?
大量に発生していて一斉に駆除したい場合は?
卵や幼虫の段階で100%シャットアウトする簡単な駆除方法
とりあえず目につく場所にいる小さい蛾はこれで退治ができました。でもこれで安心してはいけません。
成虫を駆除しただけでは、はっきりいってダメです。発生源となっている場所で成虫になるのを待っている卵や幼虫を元から駆除しないと意味がありませんので。(バルサンは卵や幼虫には効果ありません・・・・・)
【メイガ科】の発生を防ぐ方法
●米は冷蔵庫で保存する
米びつの中でメイガが発生しやすい場合は、なるべくお米は冷蔵庫で保存するようにしましょう。それが難しいなら、密閉できる容器に移し替え、米の虫よけ製品を入れておきます(買ったままの袋で保存するのは最悪です)また、発生を確認したら一旦すべて捨てるのが望ましいです
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●穀類はすべて密閉容器に入れる
お米以外にもスパゲティやシリアル、天ぷら粉、ホットケーキミックスの粉、うどんやそばの乾麺も発生源になるので、プラスチック製の密閉容器に移し替えて保存しましょう。
【ヒロズコガ科】(イガ・コイガ)の発生を防ぐ方法
●昇華性防虫剤を常備する
クローゼットやタンスなど衣類を保管している場所に蛾の発生を防ぐ昇華性防虫剤を常備しておきましょう。一定時間が過ぎると使用期限が切れるので、定期的にチェックすることを忘れずに。
<クローゼット用と引き出し用を使い分けましょう>
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●衣類は衣装ケースで保管する
イガやコイガが好むウール・シルク・毛皮の衣類はなるべく密閉式の衣装ケースで保管するようにしましょう。防虫剤を入れておけば発生を抑える効果が高まります。
毒があるイメージがあったけれど・・・・
蛾ってあの鱗粉から勝手に毒があるようなイメージを持っていました。
ですが、なんと
⇒約6000種いる蛾のうち毒があるのは1%以下
なんだそうです(^^)
そんなに恐れる必要はなかったんですね。ただ、あの鱗粉だけはどうにも触りたくないですが(^_^;)