冬になるとこたつのお世話になる人が多いですよね。
疲れて家に帰ってきて、こたつで食事をして、そのまま寝てしまう人も少なからずいるはず……。
でも、そうしてコタツで寝ると太るっていうウワサが!
これは私自身、気になるところなので
- こたつで寝ると太る原因とは?
- こたつで寝ると風邪をひく理由
- 健康的にコタツで寝る方法
こんな点をくわしく調べて確かめてみました。
この世で最も気持ちいい昼寝タイムを守るために私が一肌脱ぎましょう。
こたつで寝ると太る3つの原因
こたつで寝ると太る原因とウワサされているのが以下の3つです。
(1)基礎代謝のエネルギーを使わないから
コタツは電気ヒーターで体を温めてくれるため、エネルギーを燃やして体を温める必要がなくなります。
そうした「基礎代謝エネルギー」が使われないために、本来であれば寝ているだけで消費されるカロリーがそのまま残り、太ってしまうという理屈です。
それに普通に昼寝をするよりも暖かくて心地いいため、昼寝の時間が長くなってしまうのも隠れた原因でしょう。
(2)脱水症状でむくみが出るから
コタツで寝ると想像以上に汗をかきます。
すると脱水症状が起こり、体はそれ以上、水を失わないために溜め込もうとすることで「むくみ」が出てしまうわけです。
(3)食べる量が増えるから
こたつの上にはみかんを置くのが当たり前。
それに夫や子供など家族が食べ残したお菓子の袋なども置きっぱなしになっていませんか?
こたつに入っていると何かとお酒やつまみにどんどん手が伸びて、食事の量が増えてしまうために太ってしまうわけです。
【結論】こたつで寝るのは絶対ダメ!
結論から言うと、こたつで寝ると太る可能性は高いです。
私が個人的にダイエットに大敵だと思うのが、「こたつでダラダラ食べること」。
こたつに入る時間は「◯時間まで」と決めて、寝る時間になったらちゃんと寝室に移動してベッドで寝るのが一番ですよ。
また、こたつで寝ることにはこんなデメリットもあります。
・脱水症状を起こす
・頭痛を起こす
こたつで寝ると風邪を引く理由と原因
冬といえばコタツ。
寝転がってテレビを見たりスマホをいじったりするのは至福の時間です。
そのうちに眠気がやってきて、甘い誘いに抵抗できず寝てしまう。
目が覚めたら、あたりは真っ暗で、頭が痛くてボンヤリする。そして気付いたら風邪を引いていた・・・・・・
こんなことが一冬に一回は必ずあります。
なんで、こたつでうたた寝をすると風邪を引いてしまうのかというと、
コタツで寝ると風邪をひく理由というのが、こんな流れがあるから。
↓
寝ている時間が長引くほど大量の汗をかく
↓
体から水分が失われて脱水症状を起こす
↓
体の抵抗力が落ちる
↓
空気中の風邪のウイルスに感染してしまう
つまり汗をかくことが直接の原因になっていたわけです。
でも「汗はかいていないのに風邪をひいた」という人、いませんか?
実は目に見えない汗(不感蒸泄)をかいているんですよ!
不感蒸泄とは?普通の汗とどう違うの?
コタツで寝ると大汗をかいてしまう時と、まったく汗をかかない時があります。
汗をかいてなくても風邪を引いてしまうのは「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」が隠れた理由になっているんです!
⇒自覚がないまま皮膚や気道から蒸散する水分のこと
つまり自分で肌に触れても「汗をかいている」という確認ができないわけですね。
一方、普通の汗は「温熱性発汗」と言います。
⇒体温調節のため皮膚に水分として現れて蒸発していく汗のこと
つまり暑い時や運動をしたときに体の温度を下げるためにかく汗です。
こたつ寝で怖いのが不感蒸泄です。
自分では全く汗をかいた覚えはないのに、体から水分が失われて知らず知らずのうちに脱水症状を起こしてしまうのですから。
この不感蒸泄は周囲の気温が高くなるほど、蒸散していく水分が増えていくんですよ。
こたつで寝たときの「喉がカラカラ・足がむくむ」の対処法
こたつで寝たら喉がカラカラになって目覚めるのもよくあるパターンです。
これもコタツの熱のせいで体から水分が飛んでしまって、喉が乾燥している状態です。
寝てしまう前にスイッチを切るのが一番の対策ですが、それ以外に
⇒部屋の空気が乾燥気味(湿度が低い)
の可能性もあります。
加湿器の導入を考えましょう。
それと足にむくみが出る原因ですが、これはコタツで長時間同じ姿勢で眠った結果、
⇒血液の流れが滞ってしまったため
だと思われます。
足の短いコタツは特に寝返りが打てないので、スマホのタイマーなどをセットしておいて短時間で目覚めるようにすると良いでしょう。
太らず風邪をひかず健康的にコタツで昼寝する方法
私は毎日、一時間だけ昼寝をするんですが、冬はいつもコタツに入って寝ています。
でも、太りませんし、風邪をひいたり、目が覚めたときに頭痛がしたりしません。
そんな上手にコタツで昼寝するコツをこれからご紹介していきますね。
私も子どものころはよくこたつで昼寝をして、びっしょり汗をかいて風邪を引いたことが何回もありました。
コタツの温度設定を「強」にでも設定しておいたら、密閉されたこたつ布団の中はグングン温度が上昇していってしまうわけですよ。
そんなところで寝たら大汗をかくのは避けられません。
一発で風邪を引いてしまうはずです。
でも私が編み出した方法なら、それを100%防げますよ♪
⇒こたつに入って飲食をしない
⇒寝る直前にコタツのスイッチを切る
⇒寝るのは「1時間」までを限度とする
【実践方法】
- 温度設定を「強」にしてコタツ内の温度を上げておく
- 眠りに落ちる直前にコタツの電源スイッチを切る
おいおい、そんな単純な方法かよ!と声を荒げたくなる気持も分かります。
でも、これが唯一の風邪の予防方法なんですよ。
コタツの電源が入っていないと逆に体が冷えて風邪をひきそうですが、寒くなったら自然と目が覚めるので大丈夫。
この昼寝方法のいいところは風邪予防だけじゃなく
●起きた時の疲れ(倦怠感)が少ない
●電気代が節約できる
などなど、まさに、いいことずくめ!
寝ている間の無駄な電気消費が無くて、しっかり省エネに貢献ですよ。電気は大切に。
まとめ
私の知り合いで、去年の冬から部屋にこたつを置いたら一冬で4kgも太っちゃったという人がいます。
これだけ聞くと「コタツ=太る」という図式が思い浮かびますが、単にぐうたらする時間が増えたせいだと思います。
私も一旦こたつに入るともう出たくなくて、日課にしていたウォーキングをさぼってしまったりとか普通にありますからね。
それに冬って体が脂肪を蓄えようとする季節ですから、余計に太りやすいだけだと思います。こたつに罪はありません!
今年の冬も快適なこたつライフを。