さんまが美味しい季節になりましたね~。
9月から10月半ば頃の脂が乗ったさんまは、美味しくて安くて、しかも栄養がたっぷりあって主婦の味方です。
最近は魚を食べない子供が多いと言いますけど、こんな美味しいものを食べないなんてもったいない。
昨日もスーパーでさんまが一匹90円と安かったので、ついついまとめ買いをしてしまいましたよ!!
ただ、家族4人でさすがに10匹は買いすぎです。(^_^;)
でも大丈夫!こんなときはいつも冷凍庫でカチカチに凍らせて保存しているのです。
案外、さんまを冷凍保存できるって知らない人も多いみたいなので、正しい冷凍の仕方をくわしくご紹介しますね。
完璧な冷凍保存方法を知って、秋のさんまをたっぷり楽しみましょう。
【大公開!】さんまの完璧な冷凍保存方法
生のさんまの完璧な冷凍保存方法をご紹介します。
秋刀魚に限らず魚を冷凍するときって、内臓や頭を取った方がいいのか、それともそのまま残した方がいいのか悩んでしまうのですが、どちらの方が鮮度が保てて賞味期限が伸びるのかご存知ですか?
正解はというと
頭と内臓を落とした方が鮮度が保てる!
というのが正解なんですよ。
また、このように頭や内臓を取り除いたり、三枚におろしてから冷凍すると解凍したときの調理時間が短縮されるので便利ですし、味が良く、臭みが少ないという利点もあります☆
それではまず、頭と内臓を落として冷凍する方法からご紹介しますね。
■消費期限を長くする頭と内臓を取り除く冷凍方法
- 頭と内臓を取り除いて、流水でしっかりと血液を洗い流します。
- キッチンペーパーでさんまの水分をしっかり拭き取ります。
- ラップやジップ式パックに入れて冷凍庫に入れます。
※冷蔵庫の急速冷凍機能を使うとよりベターです。
(なるべく早く冷凍するのが鮮度を保つコツなので)
秋刀魚のさばき方はこちらの動画が分かりやすいですよ。
尾頭付きのまま焼きたい場合の冷凍保存方法
尾頭付きで丸ごと一本焼き魚にしたい場合は、頭や内臓がついたまま冷凍したほうがいいですよね?
そんな頭と内臓がついた状態での冷凍の仕方をご紹介します。
【頭と内臓がついたまま冷凍する場合】
- 雑菌を落とすために流水で洗い流します。
- キッチンペーパーでさんまの水分をしっかり拭き取ります。
- ラップやジップ式パックなどでなるべく空気が入らないように包みます。
- 冷凍庫に入れます。
内臓を抜くとその部分が冷凍焼けをして変色するので、抜かないのを好む人もいます。
ただ消費期限を長くするには、頭や内臓を取り除くのがおすすめですよ。
さんまを冷凍した場合の消費期限はどれくらい?
さんまを冷凍した場合、どのぐらいの期間もつのでしょうか。
冷蔵なら2~3日しかもたないさんまですが、冷凍すれば、
消費期限は約1ヶ月ほど!
これならうっかり大量に買ってしまっても大丈夫ですね。
ただ、冷凍したものは生より風味が落ちるので、出来るだけ早めに食べるのがおすすめです。
さんまを冷凍すると他の食べ物に匂いが移る?
生のさんまを冷凍すると、冷凍庫の他の食べ物に匂いが移らないか心配になりますよね。
他の食べ物に臭いが移らないようにするには、
しっかり密閉すること!
これを絶対に守ってください。
ラップに包んだ後に、さらに冷凍用ジップロックなどにいれると臭いがもれなくて安心ですよ。
冷凍さんまの上手な解凍の仕方は?
解凍するときに一番気になるのがドリップ(冷凍食品を解凍したときに出る液)です。
ドリップをできるだけ抑えるには、常温では解凍しないことが最も大切なポイントです。
【ドリップを出さない冷凍さんまの解凍方法】
- 冷蔵庫で自然解凍させる
- 氷水で解凍する
急ぎの場合は電子レンジを使用しても良いですよ。
解凍のときはキッチンペーパーを敷いておくと、ドリップが流れません。
解凍したさんまは必ず火を通して使いましょう。
くれぐれもお刺身では食べないようにしましょうね。
ちなみに腐っている場合は
- 酸っぱい臭いや苦い臭い(異臭がする)
- 糸を引いている
- 内臓が溶けている
などが目安になります。
冷凍を利用して旬のさんまを楽しもう
さんまの旬は1ヶ月~2ヶ月弱。
そう考えると結構美味しく食べられる時期って短いんですよね。
だから脂が乗ったさんまを見かけるとついつい買いすぎてしまいます。
でも冷凍保存方法を覚えたからこれからはバッチリ。
今時は冷蔵庫も進化して、冷凍技術もすごいですから。
でも本当は買ってすぐに食べるのが一番おいしいんですよね。
おいしいそうな焦げ目の付いたさんまを、たっぷりの大根おろしと一緒に食べると幸せな気持ちなります。
またお腹が空いてきました~。う~ん、食欲の秋ですね。