「かっっら~~~~~!」
ししとうを食べた途端、絶叫するように叫ぶことがありますよね?(^_^;)
同じ皿から食べている家族を見ると、普通に「美味しい美味しい」と食べているし、自分だけハズレに当たったと思うとイラッとします(笑)
こんな風にならないように食べる前に辛いししとうの見分け方をマスターしておきましょう!
見分けるポイントは種にあったんです!
辛いししとうの見分け方はコレ!
ししとうが辛いか、辛くないか見分ける方法は、今までは
・身が少し赤くなっているもの
・身がいびつな形のもの
これらの条件に合うやつが辛いとされてきました。
しかし、最近の研究によると
「種」が少ないやつほど辛い
ということが調査によって分かってきました。
辛いししとうの種の数と、辛くないししとうの種の数を比べると
【辛くない獅子唐】・・・約100個
と、このように辛いししとうは種の数が3分の1ほど少ないそうです。
辛いやつを避けて食べる方法
というわけなので、種さえ見れば辛いか辛くないか判断できるわけです。
ですから、調理前に
生のシシトウを半分に切って種の数を確認する
こうすればいいわけですね。普通、シシトウは切らないでそのまま炒めて食べるのが当たり前ですが、辛いのを避けるためには半分に切って、種が少ないものは除外して、種が多いものだけ調理して食べるようにすればOKです。
※半分に切る以外の見分け方として有効なのは、ししとうを指でつまんで確認する方法です。軽くつまむだけでへチャッと潰れてしまうようなやつは辛い可能性が高いです。種が多いやつ(=辛くない)は種がびっしりつまっているので少々指で押してもへこみません。
辛いのに当たる確率は何パーセント?
食べる前に切って確認すると、食べられる量が減ってしまうんじゃないかと心配されるかもしれませんが
辛いししとうの確率は
1割(10個あたり1個)
くらいだと言われています。なので極端に減ってしまう心配は無用ですよ(^^)
ししとうの辛さの原因は「カプサイシン」
一部のししとうが超絶に辛くなってしまう原因として考えられるのは
・栽培時の気温が昼夜を問わず高温だったせい
などが挙げられます。ようは成長途中になんらかのストレスがかかると、それが辛くなるスイッチを入れてしまうようなんです。
その辛さの成分は唐辛子に含まれる「カプサイシン」なんです。そもそもシシトウは唐辛子の仲間なので、あの強烈な香辛料のひとつである唐辛子とまったく同種の辛さを持ってしまうわけなんですね。
なかには激辛のが好きという人もいるらしいですが
ほとんどの人にとって激辛のししとうを食べたら「ハズレ」に当たったとおもうでしょうが、激辛好きの人とっては逆に「当たり」らしいです。(汗)
辛いものが苦手な私にはちょっと考えられませんが・・・・・・
今回ご紹介した見分け方でほとんど激辛ししとうに当たる確率は減ると思いますが、それでも100%は防げません。
あの辛さを緩和するには、冷凍庫から氷をだして、舌のうえで転がすようにして、しばらくなめているといいですよ。おためしあれ。