小学生以下とは、0歳の赤ちゃんから小学6年生までを指します。
もちろん、小学生はその範囲に含まれます。
小学生以下に含まれる子供の一覧表がこちら。
年齢 | 成長段階 |
0歳~3歳 | 新生児~乳幼児 |
3歳~6歳 | 幼稚園児/保育園児 |
6~12歳 | 小学生 |
この記事では更にくわしく
- 小学生以下は何歳まで?
- 「以下」の範囲とは?
- 小学生以下の呼び方や言い方
- 小学生未満との違い
こんな知識をご紹介します。
小学生以下とは?
小学生以下とは、小学校6年生までを指します。(小学生も含まれます)
下は、生まれたばかりの0歳の赤ちゃんから、上は、小学校を卒業するまでの児童のことです。
小学生以下と、それ以上のボーダーラインがこちら。
——ボーダーライン——
小学6年生・・・・小学生以下
要するに小学6年生までの子供が小学生以下の範囲に含まれるわけですね。
料金や入場制限に「小学生以下」と書かれていると、小学生は含まれるのか戸惑う人も多いでしょう。
しかし、ご安心を。
小学生は正真正銘「小学生以下」に含まれますよ。
小学生以下とは何歳までを指す?
結論から言うと、小学生以下を年齢で判断することはできません。
小学生以下の上限である小学6年生の年齢は、11歳~12歳です。
しかし、中学1年生になっても誕生日を迎えるまでは、12歳のまま。
つまり、「12歳までは小学生以下」とする年齢による区切りは誤りだというわけです。
あくまで、小学生か、それとも中学生か?という違いで判断しましょう。
小学生以下に小学生が入る理由
「小学生以下」という言葉からは、小学生より下の年齢というイメージが浮かんできますよね?
しかし、そもそも「以下」という言葉にはこんな意味があるんですよ。
数量・程度・優劣などの比較で、それより下の範囲であること。数量では、基準を含んでそれより下をいい、その基準を含まないときは「未満」を使う。
重要なのは「基準」というワード。
小学生以下の「基準」とは、小学生を指します。
ですから、小学生(基準)を含んだそれより下が「小学生以下」の範囲になるんですね。
よって小学生以下というとき、小学生も含まれるというわけです。
「以下」の範囲とは?
「以下」の正しい意味を踏まえて、それぞれの以下の範囲を見てみましょう。
- 18歳以下⇒0歳~18歳まで
- 100kg以下⇒0kg~100kgまで
- 170cm以下⇒0cm~170cmまで
- 3,000円以下=0円~3,000円まで
どれも基準を含んだうえで、それより下の範囲を指していることが分かりますね。
「小学生以下お断り」の注意書きがあったら?
もし対象年齢の指定があり「小学生以下お断り」だったら、小学校6年生までがセーフで、中学生以上はアウトになります。
たとえば、こんなケース。
小学生以下ですけど😗😗 pic.twitter.com/hDgG38uElQ
— 好永 (@Yoshina51688124) January 27, 2022
ボルダリングのようですが、利用できるのは小学生以下(6年生まで)。
温泉やサウナ、蕎麦屋やラーメン店、落ち着いたカフェなども一部では「小学生以下お断り」の店があちこちにあります。
今日は、娘にナイショで旦那様と午前中に温泉へ…( ͡° ͜ʖ ͡°)というのも、小学生以下お断りとのことなので😭大きくなったら一緒に行こうね👍✨こんな感じで週に一日は必ずちゃんと休むことにしました(о´∀`о)10キロ落ちちゃったのでさすがに体力回復に努めることを心がけます💪🏻💕✨ pic.twitter.com/aeqcKBPj96
— 恋鞠堂 (@koimarido) May 20, 2019
店内で騒ぐと他のお客様の迷惑になったり、くつろぎの時間を邪魔するので……というのがその理由。
たしかに子供って小学生までは騒がしいですが、中学生になるとぐっと大人しくなりますからね。
小学生以下の呼び方・言い方
小学生以下の子供を総称する呼び方や言い方は、日本語には存在しません。
よく聞く「未就学児」という呼称は
- 乳児(生後1年未満)
- 幼児(満1歳~小学校入学前/保育園児・幼稚園児)
を指すため、小学生を含む「小学生以下」を呼ぶ場合には適しません。
また、「児童」という呼称は18歳未満を指すため、こちらも小学生以下の呼称には適しません。
小学生以下と小学生未満の違い
小学生以下と小学生未満の違いは、簡単に説明するとこうなります。
- 小学生以下⇒小学生は含まれる
- 小学生未満⇒小学生は含まれない
未満はその基準を含まない場合に使います。
つまり、まだ小学校入学前の未就学児までとなるんですね。
あらためて、両者の範囲を比較してみましょう。
- 小学生以下⇒0歳から小学6年生まで
- 小学生未満⇒0歳から未就学児(保育園児・幼稚園児)まで
混同しやすいですが、これで明確に判別できますね。
なお、中学生以下とは中学生も入るのか?という疑問も同様の答えになります。
【豆知識】女性専用車両は小学生以下の男児なら乗車OK
都心の乗車率が高い路線ではおなじみの女性専用車両(女性専用車)。
なんとなくイメージで完全に男性は年令問わず乗車不可だと思っていませんか?
実はJR東日本では、小学生以下の男の子なら、乗車可能なんです。
とはいえ、通勤ラッシュの時間帯に電車に乗る子供は少ないでしょうから、実際は見かけることは少ないでしょう。
まとめ
- 小学生以下とは、0歳から小学6年生まで
- 年齢で線引はできない
- 以下とは、基準を含んだそれより下を指す
- 小学生以下を指す特定の単語は存在しない
- 小学生未満は、小学生は含まれない
たとえば、「小学生以下無料」だったら、小学生までは無料です。
また、「小学生以下お断り」だったら、小学生を含むそれ以下の年齢の子供は入店・入場などができません。