草むしりって面倒くさいですよね?
私の家は田舎だけに広い庭があるのですが、そのぶん雑草が生えるスペースが多くて、ヘタすると一日がかりの作業になってしまいます……。
蚊に刺されるし、想像以上に力仕事だから、草むしりなんてしたくありません。
そこで今回は
- 草むしりせずに枯れさせる方法
- 雑草を力を入れずに抜く方法
- 雑草を生えてこなくする裏技
など、私が発見した「草むしり」をしなくていい超手抜き方法をここで公開しますね。
草むしりしたくない人にオススメ!草を枯れさせる方法2選
シートで覆う方法
家の庭やその周辺に広範囲に雑草が茂っている場合は、こちらの方法をお試しください。
用意する道具は黒いゴミ袋(または黒いビニールシート)だけ。
やり方は実に簡単です。
- 黒いゴミ袋を雑草が生えた地面に敷く(重石をして固定)
- 一週間~10日間ほどそのままにする
- ゴミ袋を取り除いて、下の地面の枯れた雑草を捨てる
つまり黒いゴミ袋で日光をさえぎって、雑草を枯れさせてしまうというわけです。
こうすると雑草の成長に必要な日光と水が絶たれますので、いくら生命力が強い雑草といえど枯れるのは決まっていますよね。
一週間から10日間では枯れない雑草もありますので、そのときはもう少しゴミ袋で覆いかぶせておいてください。
太陽が当たらないようにするのが目的ですから、雨が当たる心配のない軒先などでしたら、ダンボールを敷いても同じ効果が得られますよ。
お湯をかける方法
熱湯を雑草が生えたところにまいて、枯れさせるという方法もあります。
この方法を試したことがあるのですが、沸かしたての熱湯じゃないとダメみたいですね。
中途半端な温度では地面にまいた瞬間に温度が下がってしまい効果が出ません……。
それに広い範囲に雑草が生えている場合には、相当な量の熱湯を用意しないといけません。
上記の動画で紹介されているようにブロックとブロックの間、コンクリートの隙間からちょっと生えている雑草を除去したい場合に限られるでしょう。
塩をかける方法は絶対NG
雑草に塩(または塩水)をかけて枯れさせるという方法も知られています。
先日はあるテレビ番組でも紹介されていました。
しかし、この塩を用いる方法は
- 土に塩が留まって二度と植物が生えなくなる恐れ
- 塩分が周囲に流失して迷惑を掛ける恐れ
- 建物の基礎や配管を痛める恐れ
この3つの心配があるため、絶対にやってはいけません。
塩を含んだ土ではどんな植物も一切成長できないため、雑草に限らずあらゆる植物にとって死の土地になってしまいます。
こうなると今後、庭になにか樹木でも植えようとなったときにすぐ枯れてしまうなど悪影響が出るのは避けられません。
また、雨などによって周囲に塩が流出することで隣接した土地(田畑など)に同様の影響を及ぼすので、知らず知らず迷惑を掛けることにもなりかねません。
そして、もうひとつ重大な悪影響として、住宅の基礎や配管を痛める恐れもあります。
普通の家は塩害対策をしていないため、こうした塩がコンクリートを弱体化し、家の耐久度を下げる結果に……。
コンクリート内部の鉄筋が塩によって腐食することは、沿岸部でのコンクリートの塩害の例があるように間違いありませんので。
というわけで、塩を使う草の除去は絶対におやめください。
雑草を力を入れずに楽に抜く方法
草むしりをしたくない最大の理由が「力が必要だから」ってことではないでしょうか?
力を込めて雑草を引っ張らないと抜けないので、そのせいで全身に汗をびっしょりかいたり、普段使わない腕の筋肉が筋肉痛になったり……。
しかもせっかく引き抜いても地面に出ている葉の部分だけが取れて、肝心の根っこの部分が土の下に残ったままになることもあります。
こうなるとすぐに新しい芽が伸びてくるので、努力が水の泡。
雑草抜きで大切なポイントは「根っこからすべて除去すること」ですが、これを完璧に行うには、スコップで掘り起こすよりもシャベルで土ごと掘り起こすことが重要です。
実はこの「掘り起こす」方法なら、普通の草むしり(引っ張りぬく)よりも力が要らず、疲れにくいんですよ。
両手を使うのではなく、主に足の力を使うので、労力は半分以下というところ。
「疲れるから嫌だ」・「腕に力がないから抜けない」と愚痴っている人も一度このやり方を試してみてください。
⇒こちらの動画が参考になると思います
このやり方だと手で一本一本引き抜くよりも力は要らないので断然楽ですし、けっこう楽しめますから。
雑草を生えてこなくさせる裏技
しかし、こんな風に楽な雑草抜きが出来ても、2~3ヶ月すれば元通りですよね(汗)
そのたびに手伝わされるのが嫌なので、一度草を抜いたら二度と生えてこなくさせる方法はないかと探していたら、良い方法を2つ発見。
私が実際に行ってみて、確実に効果があると判明していますのでぜひお試しください。
防草シートを敷く
インターネットで見かけた二度と雑草が生えてこない効果があるという「防草シート」。
ホームセンターで早速買ってきて庭に敷いてみました。
ようは雑草が生えてくる地面をシートで覆ってしまい、太陽の光が届かないようにして雑草を根絶やしにするわけです(透水性があるので水は通します)
ホームセンターで小さいものなら2,000円程度で買えます。
この防草シートの敷き方はこちらの動画でご覧ください。
- 敷くところの雑草をすべて抜く
- 石なども取り除き、地面を平らにならす
- 防草シートを敷き、ピンで固定する
防草シートを敷いた上に、防犯砂利をまいたり、人工芝を敷き詰めることも可能ですよ。
水を通す素材なので、大雨が降っても敷いたところが水溜りになることも皆無。
大げさではなく100%一本も雑草が生えなくなったので大成功です!
固まる土「真砂土」
庭全体、あるいは一部分を雑草が生えないようにしたいけど
防草シートを敷くのは景観的に美しくないからパス
という方は、真砂土を敷いてみてください。
真砂土とは草が生えにくい花崗岩を細かく粒状にしたもので、一見すると見た目は「土の地面」にしか見えません。
真砂土のなかでもセメントがブレンドしてあるタイプを選べば、ガチッと地面が固まってより草が生えにくくなりますよ。
まさ王の施工方法はこちらの動画をご覧ください。
- 草や石を取り除く
- まさ王を敷く厚み分の土を取り除く
- レンガ等で枠組みをセッティングする
- 除草剤をまく
- ブロック等で地面をならす
- まさ王をまく
- 表面をならす
- 2回に分けて水をまく
- 24時間乾かす
ちょっと時間がかかって面倒ですが、草むしりから解放されると思えば楽なものです。
まとめ
真夏の炎天下での雑草抜きは地獄ですよね。
手で抜くのはもちろん、お湯をかけたりビニールで覆って枯れさせてから抜くのは大変手間がかかります。
だったら、最初から生えなくさせれば断然楽なんです。
防草シートを敷けば、一発で面倒な雑草取りから解放されますよ!
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