大根おろしって、めんどくさいですよね?
秋刀魚の塩焼きを食べるときは1人分でも大量に摩り下ろしたいですが、途中で腕が痛くなります。
それが家族4人分とかだったらもっと大変でしょう……。
あれって、けっこう重労働だと思いますよ。
新鮮な大根ほど固くて時間がかかりますし……。
そこでこの記事では
- 大根おろしを簡単に早く下ろす3つの方法
- 大根おろしって保存できる?
こんな知識をご紹介しますね。
大根おろしがめんどくさい人向け!簡単に早く作る方法3選
大根おろしをカンタンに早く作る方法がこちらの3つです。
- ミキサーを使う
- フードプロセッサーを使う
- 大根の切り方を工夫する
ミキサーを使う方法
もう手でするのは嫌だ!機械に頼りたいとお考えなら、どこの家でもあるジュース用のミキサーを取り出しましょう。
たぶんミキサーは買ってもほとんど使われずに眠っているはずですよね(笑)
大根おろしでやっと有効活用できますよ。
ミキサーを使った下ろし方の手順はこちらの動画をご覧ください。
- 大根を3cm角くらいに切る
- ミキサーに切った大根と水を入れる
- 2~3分スイッチを入れて切り刻む
- キッチンペーパーを敷いたザルでこす
- 水分をよく絞って落として盛り付ける
ミキサーの後片付けが面倒ですが、この方法だと大量の大根おろしがあっという間に出来上がります。
味はやはりカッターの刃で細かく切っているので、すりおろしたものとは少し違います。
なかには気に入らない人もいるでしょうね。
※大根と一緒にミキサーに入れる水の量は適当で構いません。効率よく大根を切り刻むためのもので、最後にはザルでこしてしまうので。
※ミキサーにかける時間は長いほどなめらかな食感になり、短いほどざらっとした鬼おろしのようになります。
※水と一緒にすりおろしたときの大根の水分が流れてしまうので栄養面ではあまりいい方法とはいえないかもしれません。
フードプロセッサーを使う方法
フードプロセッサーでも上記のミキサーと同じ方法で大根をおろせますが、なかには専用のおろし器具が付いている機種もあります。
私が2年ほど前に購入したテスコムのフードプロセッサーがそうでした。
鬼おろし用の突起がついた円盤状(お皿のような形)のおろし器をセットすると、それが回転して鬼おろしができるという仕組みです。
パナソニックのフードプロセッサーにも同様の器具が付属しているようですね。
鬼おろしなのでざらっとした食感の荒いものですが、簡単にできるのでたまに利用していますよ。
ただミキサー以上に洗う器具が多くなり、後片付けは正直面倒ですけれど……。
もし家族が多くて、しかも月に何度も大量の大根おろしを摩らないといけない方は、このフードプロセッサーを使った方法が一番のオススメですね。
大根の切り方を工夫して早く下ろす方法
大根おろしをするときの大根の切り方はだいたい「輪切り」に切って、それをゴリゴリとおろし器で摩ってますよね?
するとおろし器に当たる面が大きくなって、どうしても力が必要になります。
これを少しの力を入れるだけで摩り下ろせるようにするには「おろし器に当たる面を小さくする」といいんですよ。
そのためにまず大根を切る形から変えましょう!
【下ろしやすくする切り方のポイント】
- 縦長のスティック状に切る
- 縦に4分割するとちょうど良い
- 横3センチ×10センチくらいのサイズがベスト
この形で切った大根のスティックを握り、いつものおろし器で、スティックの角の部分からすりおろしていきます。
ひとつの角がなくなったら別の角をおろす、ということを繰り返します。
下ろす動作は縦に上下動するのではなく「円を描く」ようにすります。
そのために大き目のおろし器があると便利。
この切り方だと腕の疲れがかなり楽になりますよ♪
大根おろしって保存しておけるの?
こんな面倒な大根おろしは一度に大量に作って、タッパーにでも入れて冷蔵庫で保存しておけたら楽だと思いません?
でも残念ながら味の面でも栄養の面でも、おろしたてを食べるのがベストです。
大根おろしを保存しておくと
- 辛味の成分(イソチオシアネート)は揮発性なので失われてしまう
- 栄養成分のビタミンCも次第に失われてしまう
といった変化が起こるため、味が落ちてしまいますから……。
大根の辛味成分の「イソチオシアネート」というのは大根を切ったりすりおろすと生まれます。
しかし、保存しておくと消えてなくなって、ぼやけた味になってしまうんですよ。
まとめ
大根おろしがめんどくさい!
と感じて、ほんの少しすりおろしただけで止めてしまったり、そもそも最初から用意するのを諦めてしまう人には、こんな簡単で迅速に作る方法があるとご紹介してきました。
その3つの方法をおさらいすると
- ミキサー(ジューサー)を使う
- フードプロセッサーを使う
- 大根の切り方を工夫する
ミキサーやフードプロセッサーを使うと、おろし器で作ったものとは食感がどうしても違います。
細かいことを気にしないで楽をしたい人は、そういう機械を使い、味にうるさい人は大根の切り方を工夫して少しでも楽にすりおろす方法をお試しください。
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