バナナって夏になると保存に困りますよね?
ちょっと時間が経つとすぐに真っ黒になって、熟しすぎてしまい、どろどろに柔らかくなってしまいので……。
私も長年ずっと悩んでいたんですが、ある方法を試したらバッチリ長持ちするように!
そこでこの記事では
- バナナが夏場でも長持ちする保存方法
- 高温に放置はダメで冷蔵庫が良い理由
などを解説します。
バナナが夏場でも長持ちする保存方法
夏場のバナナを完熟させずに黄色いまま保存するなら「冷蔵庫」がベストなんです!
って、聞くと多くの人が「え?ウソ?」って思うはず。
ですよね、私も最初はウソだろうって思いましたもん。
だって冷蔵庫に入れておくとバナナって真っ黒になるほど熟れるスピードが上がるのが常識でしたから。
でも、ちょっとした保存の仕方を工夫するだけで熟すのをストップさせることが可能なんですよ。
1. バナナを一本ずつに折る
2.折ったバナナをジップロックに一本ずつ入れていく
3. 冷蔵庫に入れる(野菜室などに)
※この方法なら2~3週間は傷まないまま保存可能です。
ポイントは1枚のジップロックにバナナは1本だけ入れることです。
ちょっと面倒ですがジップロックは何度も使い回しが出来ますから経済的ですよ♪
【追記】さらに長持ちさせる簡単なやり方
私は上記の方法を2~3年くらい実践していたんですが、今年見つけた新たな方法のほうが良いと判明。
用意するのは、バナナの本数分の輪ゴムと食品保存用のサランラップだけ。
やり方の手順がこうです。
- バナナを一本ずつ折って分ける
- バナナの先端の細い部分にだけラップをかける
- ラップがズレないように輪ゴムで縛る
- 冷蔵庫の野菜室に折り重ならないように並べる
バナナ、一本ずつ切り離して軸の部分にラップを巻いて冷蔵庫で保存したら長持ちするよ
冷たくて美味しい#バナナ保存方法#バナナ冷蔵庫保存 pic.twitter.com/aeiED7UxAI
— もぐもぐ隊 (@mogumogu2124) October 1, 2022
今年ネットで話題になっていたやり方で、こっちのほうがジップロックもいらず、簡単です。
バナナ全体を覆わなくていいのがラクなポイント!
注意点としては、この状態からは追熟が一切進まないので、ある程度、食べ頃まで熟してから行ってください。
どうしてバナナの熟すスピードがストップするの?
バナナが熟すのは「エチレン」という植物ホルモンが影響します。
このエチレンは老化ホルモンとも成熟ホルモンとも呼ばれ、バナナは自分でエチレンを出すことで熟していくんです。
なので束のままバナナを放置すると、周囲のバナナ同士でどんどんエチレンを放出しあい、追熟のスピードが増してしまうんです。
そこで束状のバナナを一本ずつ折って個別に保存することで、周りのエチレンの影響から守ることになるんですね。
ジップロックに小分けしたバナナを冷蔵庫に入れるのは、バナナの保存に適した気温が15~20℃のため、真夏の高温(25~30℃以上)から避けるためというわけです。
日本に輸入されるのは青いままのバナナ
日本に外国(フィリピンやエクアドル等)から輸入されてくるバナナは、未成熟の状態で収穫され青いまま日本にやってきます。
これは鮮度維持のためと害虫がつかないための処置なんですが、このままでは売れませんから黄色くするために色付け加工をするわけです。
その際に使われるのがエチレンガスなんですね。
エチレンで人工的に追熟させてやっと店頭に並ぶ黄色いバナナの姿に変わるんです。
ですから夏場と違って買ったバナナがなかなか青いまま熟していかない冬場は、逆にこのエチレンのチカラを利用しましょう。
逆に冬場にバナナを早く熟させるには、袋入りのバナナを袋から出さずに置いておきます。
そのまま置いておくことで、ビニールの袋内でエチレンが充満し、追熟が促進されます。
夏バテ予防にバナナは有効ってホント?
夏バテというと「体のだるさ」ですよね?
この体のダルさはカリウム不足が原因のひとつと言われています。
そこでこのバナナですよ。
バナナにはカリウムが100gあたり360gも含まれているんです。
しかも、このカリウムは熱による調理で減少してしまうんですが、バナナは生食がキホンなのでその心配がまったくないという素晴らしい利点があります。
ですから、真夏こそバナナを食べるべきなんですね。
私はあの熟しすぎて黒ずんだ柔らかいグジュグジュのバナナが苦手で、夏は食べるのを避けていたんですが、この夏はしっかり食べようと思います。
まとめ
バナナを夏場で長持ちさせるには
- バナナを1本ずつ分ける
- 先端にラップを巻いて輪ゴムで留める
- 冷蔵庫の野菜室に入れる
現状、この方法がベストです。