「かっっら~~~~~!」
ししとうを食べた途端、絶叫することがありませんか?
同じ皿から食べている家族を見ると、普通に「おいしい、おいしい」と食べているし、自分だけハズレに当たったと思うとイラッとしますよね。
そこでこの記事では
- ししとうの辛いやつの見分け方
- 辛いししとうを避けて食べる方法
- 辛いししとうに当たる確率
などなど熱く語りたいと思います。
見分けるポイントは種にあったんですよ!
ししとうの辛いやつの見分け方
ししとうが辛いか、辛くないか見分ける方法は、今までは
- 身の先が尖っているもの
- 身が少し赤くなっているもの
- 身がいびつな形のもの
これらの条件に合うやつが辛いとされてきました。
しかし、最近の研究によると
「種」が少ないやつほど辛い
ということが調査によって分かってきました。
辛いししとうの種の数と、辛くないししとうの種の数を比べると
【辛くない獅子唐】・・・約100個
と、このように辛いししとうは種の数が3分の1ほど少ないそうです。
辛いししとうを避けて食べる方法
というわけなので、種さえ見れば辛いか辛くないか判断できるわけです。
ですから、調理前に
生のシシトウを半分に切って種の数を確認する
こうすればいいわけですね。
普通、シシトウは切らないで、そのまま炒めて食べるのが当たり前。
ですが、辛いのを避けるためには半分に切って、種が少ないものは除外して、種が多いものだけ調理して食べるようにすればOKです。
種以外での見分け方
半分に切る以外の見分け方として有効なのは、ししとうを指でつまんで確認する方法です。
軽くつまむだけで「へチャッ」と潰れてしまうようなやつは、辛い可能性が高いです。
種が多いやつ(=辛くない)は、種がびっしりつまっているので少々指で押してもへこみません。
辛いししとうに当たる確率は何パーセント?
食べる前に切って確認すると、食べられる量が減ってしまうんじゃないかと心配されるかもしれませんが
辛いししとうの確率は1割(10個あたり1個)
くらいだと言われています。
なので極端に減ってしまう心配は無用ですよ。
ししとうの辛さの原因は「カプサイシン」
一部のししとうが超絶に辛くなってしまう原因として考えられるのは
- 栽培時に水や肥料が不足したせい
- 栽培時の気温が昼夜を問わず高温だったせい
などが挙げられます。
ようは成長途中になんらかのストレスがかかると、それが辛くなるスイッチを入れてしまうようなんです。
その辛さの成分は唐辛子に含まれる「カプサイシン」なんです。
そもそもシシトウは唐辛子の仲間なので、あの強烈な香辛料のひとつである唐辛子とまったく同種の辛さを持ってしまうわけなんですね。
まとめ
というわけで、ししとうの辛いやつの見分け方は「種」にありました。
種が少ないししとうほど辛い確率が高いんですよ。
ですから食べる前に半分に切って、種の多い少ないを確認すれば辛いやつを避ける事が可能です。
ほとんどの人にとって激辛のししとうを食べたら「ハズレ」に当たったとおもうでしょうが、激辛好きの人とっては逆に「当たり」らしいですね。
辛いものが苦手な私にはちょっと考えられませんが・・・・・・
今回ご紹介した見分け方でほとんど激辛ししとうに当たる確率は減ると思いますが、それでも100%は防げません。
あの辛さを緩和するには、冷凍庫から氷をだして、舌のうえで転がすようにして、しばらくなめているといいですよ。おためしあれ。