部屋の湿度を下げる方法

湿度を下げる方法をお調べですか?

高温多湿の日本の夏は、ジメジメとした暑さが続いてとっても不快。

更に最近では冬でも湿度が高くなることもありますよね。

冬に湿度が高くなると窓に結露が発生して、それがカビの原因になるので、これもやっかいです……。

ただ、ひとくちに「湿度」といっても冬の湿度と夏の湿度では、その下げる方法はちょっと違うんですよ。

ここでは夏場と冬場に分けて、それぞれなるべく家電製品(電気)を使わないで部屋の湿度を下げる方法をご紹介していきましょう。

スポンサーリンク

冬と夏の湿度を下げる方法

部屋の湿度が上がる理由とは?

部屋の湿度が70%以上になることは、季節を問わず珍しいことではありません。

場合によっては90%に達することだってあるはずです。

昔の家に比べて今の家の構造はとても「気密性」が高いために、それが災いして湿度が異常に高くなってしまうのです。

気密性が高いというのは、どういうことかというと「すきまが無い」こと。

つまり外から隙間風が入ってこない代わりに、意図的に換気をしない限り、家の中で空気がこもってしまうわけですね。

家の居住性にとっては気密性が高いほど、部屋の中が温めやすく、また冷やしやすいので暮らしやすいですが、室内の湿度や温度は外からの影響を受けにくいため、住む人自身が知識を持ってコントロールしないといけません。

温度と湿度の意味をおさらいしよう

では、温度と湿度についても一応おさらいを。

まず「温度」ですが、暖かい/寒いという人間の感覚を客観的な数字として表したもの。

続いて肝心の「湿度」は、空気中の水分量のことで、それを数字として表したもの。

空気は気温が高いときほどたくさんの水分を含むことができ、逆に気温が低いときには少しの水分しか含むことができません。

夏場に湿度が高くなるのも、逆に冬場に湿度が低くなるのもそうした性質があるからなんですね。

冬場の湿度を下げる方法

風通しの良い窓

一般的に夏に比べると冬は湿度が低くなりますが、室内では別。

昔の古い住宅のように隙間風が適度に入る家なら別ですが、最近の新築の住宅やマンションなど集合住宅は気密性が高いのでそうなることが多いようです。

余談ですが私の家は高い気密性能が自慢のハウスメーカーで建てたため、冬に部屋の湿度が90パーセントを越えることがあります……。

こんな湿度が高い状態が続くと、冬は室内と外の温度差があるために窓の結露が必ず発生するでしょう。

こうした冬の部屋の湿度が高くなる原因として考えられるのは

  1. 長時間の煮込み料理や鍋料理をする
  2. 開放型の石油ストーブやガスファンヒーターを使う

という、この2つ。

開放型の石油ストーブやガスファンヒーターを締め切った室内(特に高気密住宅)で使用すると湿度を異常に高める原因になります。

石油ストーブ
※開放型の石油ストーブやガスファンヒーターとは、室内の空気を燃焼し、その排気を室外ではなく「室内」に放出する暖房機器のこと。(数時間ごとに換気が必要な器具)

こうした暖房器具は灯油1リットルの使用に対して1.4リットルの水分を発生させます。

また、カレーやシチューなど長時間の煮込み料理や、家族揃って鍋料理をつつくと、その間中ずっと水蒸気が空気中に放たれます。

これも実は隠れた高湿度の原因。

ずばり冬場の湿度を下げるには(寒いですが)定期的に窓を開けて換気をするのが一番の方法ですよ。

煮込み料理をするときも多少寒いですが、換気扇を回したほうがベター。

それに冬にはある程度、湿度が高いほうがインフルエンザなど風邪のウイルスの繁殖を抑えられます。

理想は湿度50~70%くらい。

これくらいの湿度なら我慢して過ごしたほうが健康にはいいでしょう。

スポンサーリンク

夏場の湿度を下げる方法

夏場は冬と違って、特に家の中で特別なことをしなくても湿度は高くなります。

いってしまえば「日本の気候風土」が湿度が高くなる原因……。

除湿機やエアコンのドライ機能を使わないで部屋の湿度を下げるにはオーソドックスですが、部屋の空気を入れ替える(換気)がもっとも重要なポイント!

人の呼吸や発汗などによって、ますます湿度は上昇し、さらに部屋の空気が循環しないとグングンと湿度が上昇するので、部屋の窓を開けるのが先決です。

窓の開け方のコツは、対角線(向かい合った場所)にある窓を開けて、風の入り口と出口を作ること。

もしその場所に窓が無い場合は部屋のドアを窓だと考えて開ければ、だいたいどんな構造の家でも対角線上に通風のルートが作れるはずです。

その他に、湿気の溜まりやすい押入れに丸めた新聞紙を置いておく。

あるいはバーベキュー用の箱入りの炭を買ってきて、箱を開けた状態で置いておくといった方法も有効です。

数日間、放置して湿気を吸った炭でも、天気の良い日に日光に当てて乾燥させれば繰り返し何度でも使用できます。

凍ったペットボトルを置く方法は効果なし

凍ったペットボトルを部屋の中に置くと湿度が下がるウワサをご存知でしょうか?

夏に試す人が多い、一部では有名な方法です。

やり方は、水を入れて凍らせたペットボトルをどこでも部屋の中にポンと置いておくだけ。

こうすることで部屋の空気中の湿気をペットボトルの表面で結露させて取り除く……そんな一見すると科学的根拠の素晴らしいアイデアに思えます。

しかし、ですよ、

この方法は私も真夏の寝苦しい熱帯夜に試したことがありますが、体感できるほど湿度が下がるわけでもありませんし、湿度計でも目に見えて下がることはありませんでした……。

ペットボトルの1本や2本の体積で結露する湿気なんてほんのちょっとですからね。

やるだけムダですし、部屋の床が結露した水でビショビショになるのでオススメしません。

部屋の湿度を上げない3つの対策

湿度を下げるのはなかなか難しいのですが、湿度を上げないようにするのはちょっとした工夫で可能ですよ。

湿度というのは、雨が降ったり、夏場の湿気を含んだ空気のせいだけで上がるものではありません。

もちろんその影響は大きいのですが、普段の私達の生活のなかからも多量の湿気が生み出されているのです。

1.台所・お風呂場・洗濯場からの湿気

風呂場の浴槽

野菜を煮たりお湯を沸かしたり、洗濯物を乾燥機にかけたりすることで大量の湿気が部屋全体を覆います。

炊事をするときは常に換気扇を回す、入浴後や洗濯物を乾かしているときは窓を開けて換気することをお忘れなく。

また浴槽に水をためている場合はフタをしておきましょう。

2.観葉植物からの湿気

見た目が美しくインテリアのひとつとしてどこのお宅にもある観葉植物ですが、実はこの用土からも常に水分が蒸発しています。

冬場は部屋の加湿になっていいのですが、夏場は逆効果です。

湿度が高い夏場だけはお風呂場や玄関に置いて、寝室やリビングからは避難させましょう。

3.洗濯物からの湿気

雨が降った日は乾燥機が無い場合、外で乾かない洗濯物を室内干しすることになります。

こうした室内干しした洗濯物は部屋の湿度を上げる原因になりますから、室内で工夫して乾かすようにしましょう。

本格的に湿度を下げるにはやっぱりエアコンか除湿機

電気製品に頼らないで下げられる湿度には限界があります。

やはりエアコンのドライモードか専用の除湿機に勝る方法はありません。

エアコンのドライモードと除湿機の消費電力を比べると、専用の除湿機のほうが消費電力が少なく経済的です。

ただ除湿機は外に排熱できないのでそのぶん部屋の温度が上がってしまう欠点もありますのでご注意ください。

スポンサーリンク

まとめ

夏と冬に部屋の湿度を下げる方法をお伝えしてきました。

もういちど要点をおさらいすると

  1. 部屋の換気を良くする
  2. 冬でも換気を心がける
  3. 家の中の湿気の発生源を断つ
  4. 暖房器具を見直す

こんなところになります。

エアコンのドライ機能にはかないませんが、湿度の発生源を特定して対処すればグッと湿度を低く抑えることは可能です。

湿度が高い日本に生きているので、上手に付き合っていけたらいいですね。

スポンサーリンク