シールの剥がし方は工夫すれば簡単ですよ。
お皿やお茶碗やコップなど食器に貼られた値札のシール、子供が知らない間にガラス窓や家電製品に貼ってしまったシール、本の値札のシール、こういうのってやっかいですよね?
何も知らないでただ力任せにビリっとやってしまうと、ベタベタした跡が残ってしまうので、ちゃんと正しい剥がし方をマスターしましょう!
方法さえ知っていればシール剥がし剤なんてなくても大丈夫ですよ♪
お皿(食器類)のシールの剥がし方
お皿や湯のみ茶碗を買ってくると必ず大きなバーコードが付いたような値札が貼られていますよね。
つい先日の「ヤマザキ春のパンまつり」で貰ったお皿にも裏側に大きなシールが貼られていました……。
剥がす側のことをまったく考えていないのかと怒りたくなります(笑)
でもこのシールも私が知っている方法ならペロッと簡単に剥がれますよ。レッツトライ!
用意するもの
- 水(少量)
- 電子レンジ
剥がす手順
- 値札シールを水で濡らす
- 剥がしたい茶碗や皿に少量の水を入れる
- 電子レンジで30秒温める
チン!と温め終わったら水を捨てて、あとシールを剥がすだけ。
温められて粘着力が弱くなっているのでペロッと剥がれるはずです。
※味噌汁のお椀など木製の食器は電子レンジ不可なのでこの方法は無理です。
※この方法はかなり昔に「伊東家の食卓」というテレビ番組で紹介された裏技です。
本の値札シールの剥がし方
ブックオフなどの中古点で本を買うと必ず裏表紙などに「¥100」みたいな値札シールが貼ってありますよね。
あの本のシールを剥がそうとすると、途中でビリっと破けたり、剥がれた後もベタベタした粘着性が残ってしまうことも……。
そんな最悪の事態にならないように、これからご紹介する完璧な剥がし方をお試しください。
用意するもの
- ウェットティッシュ
- 普通のティッシュ
剥がす手順
- ウェットティッシュで値札のシールを押し付けるようにこする
- ティッシュでこする
ウェットティッシュの水分でシールを浮かして、そのあとに乾いたティッシュで優しくこすると剥がれるという仕組み。
本のシールを剥がした後がベタベタする場合の対処法
本の値札シールを爪で強引に剥がしてしまうとベタベタした跡が残ります。これってけっこう嫌ですよね?
このベタベタはセロハンテープを何度かぺたぺたと貼り付けて、それを剥がすことを繰り返すと次第に取れていきます。
やり方はこの動画が詳しいです。
家具や家電製品に貼られたシールの剥がし方
家具の中でも特にやっかいなのが化粧合板で作られたタイプです。こういうタイプはシールを普通に剥がすと表面の素材まで一緒に取れてしまいますから。
こういうタイプの素材では、「シール剥がし剤」、「アルコール」、「除光液」などは絶対に使えません。
ドライヤーの熱風を当てる方法
ではどうするかといったら、どこの家庭にもある「ドライヤー」を用意して下さい。
そのドライヤーの温風をシールに当てて温めると、だんだんとシールの粘着性が低下していきますので、触ってみて柔らかくなったな……と感じたところで爪で剥がしましょう。
そして剥がした後にベタベタが残ってしまったら「エタノール」を用意して、布などに含ませて拭き取ると綺麗になりますよ。
お酢か台所用洗剤でふやかす方法
たちの悪いシールだとこれだけでは剥がれず、多少残ってしまうこともあります。
そういう場合は、お酢を脱脂綿やティッシュに含ませ、シールの上に固定した状態で30分くらい放置します。
するとふやけてくるので残った跡もキレイに無くなるはずです。
(これでも駄目な場合は台所用洗剤をお酢と同じやり方で使うと取れますよ)
ガラスにぴったりくっついたシールの剥がし方
ガラス面や鏡などは表面が真っ平なので他の素材以上にびったりとシールが貼り付いています。
こういうガラスの場合、まず爪では剥がれないので、最初から台所用洗剤を含ませた脱脂綿やティッシュをシールの上に固定して、30分ほど時間を置きます。
- 台所洗剤を含ませた脱脂綿を当てる
- 使っていないカードでこそげ落とす
そうやって柔らかくなった状態で使わなくなったカード(クレジットかキャッシュカード)でこそげ落としていきましょう。
理想は「スクレイパー」というホームセンターで売っている「ヘラ状の器具」があると効率よく剥がすことができます。
まとめ
お皿から本や家電製品、ガラス窓に貼り付けたシールの剥がし方をまとめてきました。
あらためて、要点をおさらいします。
- お皿類は水をかけてレンジでチンする
- ドライヤーで温めてから剥がす
- それでも落ちないものは台所洗剤を含ませた脱脂綿でふやかす
お皿は水をかけて電子レンジにかければ、まずポロッと剥がれるはず。
一番厄介なのはやっぱり本など紙に張ったシールですね。
こちらは時間を掛けてじっくりと破かないように慎重に進めてみてくださいね。