スポンジの除菌方法はどうやってますか?
使い終わった後のスポンジっていつも湿っていて、いかにも雑菌の温床になってる感じで、不潔でたまりません……。
そこでここでは
- 重曹で除菌する方法
- ハイターで除菌する方法
- お手軽に除菌する他のやり方
などなど、正統派の除菌方法から、ハイターで除菌できるのはわかっているけれど、使い終わるたびに毎回そんなことをやるのは面倒臭い……っていう人にピッタリなすっごく楽で簡単な方法も合わせてまとめました♪
口に入れても安全な重曹でスポンジを除菌する方法
最近何かとシンクやトイレ掃除などで使う出番の増えた「重曹」。
スポンジを重曹で除菌するやり方がコチラです。
用意するもの
- 重曹:適量(大さじ1くらい)
- 酢:適量(大さじ1くらい)
重曹除菌のやり方
- 使用後のスポンジをよくすすぎ、水気を切る
- スポンジに重曹を適量ふりかける
- そのうえから酢をかける
- 泡が出てくるのでそのまま1~2時間くらい放置する
- 水でよく洗って水気を切る
ここでは酢を使っていますが、代わりにクエン酸でもOK!
重曹と酢やクエン酸などの「酸性」のものを合わせると泡がシュワーッと出てきますが、慌てずに落ち着いて。
この泡は無害ですから、大丈夫ですよ。
スポンジは重曹では除菌できない?
誤解される方が多いのですが、実は重曹には殺菌(除菌)する能力はありません……。
重曹の効果はあくまで「静菌効果(菌の繁殖を抑える効果)」のみです。
普段スポンジを使ったあとに放置すると、菌がどんどん繁殖しますが、それを抑える効果はあるんですね。
ですから重曹以外の方法で除菌したあとに、「菌が繁殖しませんように!」という目的で使うのが正しい用途になります。
スポンジに住み着いてしまっている菌たちをやっつけるためには「ハイター」の出番となります。
順番としてはこちらをご覧ください。
- 洗い物でスポンジを使う(使用後、雑菌が繁殖)
- ハイターを使って汚れたスポンジを除菌/殺菌する
- 洗い物でスポンジを使う
- 雑菌が繁殖しないように重曹をふりかける
このように重曹とハイターを用途別に使い分けることがポイント!
ではハイターを使った除菌/殺菌方法をご説明していきましょう。
ハイターでスポンジを徹底除菌する方法
重曹ではスポンジに居着いた菌を除菌することはできません。
ですから、ここで満を持して登場するのが「ハイター」です。
ハイターなら薬品の力で菌たちを根こそぎやっつけることができますよ!
用意するもの
- ハイター:適量
- 洗い桶:スポンジが浸かるものならなんでもOK
ハイターを使った除菌のやり方
- 使用後のスポンジをよくすすぎ、水気を切る
- 洗い桶に水を入れ、そこにハイターを適量入れる
- そこにスポンジを約5分間ほど浸す
- スポンジを水でよくすすいで水気を切る
※ハイターを使うと色落ちしたりするなど適さないスポンジもあるのでご注意ください。
たった3分でスポンジの除菌ができる3つの簡単お手軽な方法
なんと使い終わって放置したスポンジには数千万個の雑菌が付いているそうです。
とはいえ、毎回、手の込んだハイターを使った除菌はやりたくない<のが本音…… そんな私みたいなモノグサな人に向いているのは
- 電子レンジを使う方法
- 中性洗剤を使う方法
- 熱湯を使う方法
というお手軽簡単なこの3つ。
ではそれぞれのやり方を個別にご紹介していきましょう。
電子レンジで除菌する方法【オススメ度★★★】
スポンジに付着する雑菌は熱に弱いのはご存知ですよね?
お手軽に「熱を加える方法」といえば……
そう、あの食品を過熱するための白物家電【電子レンジ】。
電子レンジを使えば、たった2分で除菌が完了してしまうんです!
電子レンジ除菌のやり方
- スポンジをよく洗う
- 水気を完全には切らず濡れた状態で電子レンジに入れる
- 600Wで2分加熱する
- 熱くなっているので箸やトング等で掴んで取り出す
スポンジの材質や電子レンジのパワーによって、加熱分数が微妙に変わってきますので、最初は短めの分数で試すと良いと思います。
※お使いの電子レンジのワット数をよくご確認下さい。加熱し過ぎるとスポンジが燃えたり縮んだりして危険ですから充分お気をつけください。(600W以下に下げられる機種なら下げた状態で加熱したほうが安全です)
台所用中性洗剤を使った除菌法【オススメ度★★】
電子レンジに汚れたスポンジを入れたくない、電気代をかけたくない、スポンジが傷みそうでヤダ……という人はこちらの台所用洗剤を使った除菌法をお試し下さい。
台所用洗剤とはいわゆる「ママレモン」系ですが、最近の商品のなかにはスポンジ除菌を謳った商品があります。
用意するもの
・台所用中性洗剤:約8ml(洗剤の種類によって多少違いあり)
中性洗剤除菌のやり方
- 使用後のスポンジをよく洗い水気を切る
- 除菌のできる台所用中性洗剤を8mlほどスポンジにたらす
- スポンジをよくもんで、全体に洗剤を行き渡らす
- 次に使うまでそのまま置いておく
洗剤を使ったスポンジ除菌する様子を撮影した動画です。
この方法の良い所は、次回使う時にそのスポンジについた洗剤をそのまま洗浄に使えるのでムダが無いってことです。
ある意味、電子レンジを使うよりも簡単で経済的かもしれませんね(^^)
スポンジ除菌できる台所用中性洗剤なら【泡のチカラ】
もっとも経済的な熱湯で除菌する方法【オススメ度★★】
洗剤も漂白剤も使わずに、熱湯だけで除菌する方法もいいでしょう。
時間は少しかかりますが経済的ですし、手や水を汚すことがありません。
用意するもの
- 熱湯:90℃程度の温度でOK
- 洗い桶:スポンジが浸かるものならなんでもOK
お湯除菌のやり方
1. 使用後のスポンジをよくすすぎ、水気を切る
2. 桶にスポンジを入れ、その上から熱湯を注ぐ
3. そのまま15分くらい放置
4. お湯を捨てスポンジの水気を絞る
熱湯といっても沸かしたての100℃の熱湯ですとスポンジが変形する可能性もあるので、90℃くらいのお湯を使います。
電気ポットで90℃で保温しているなら、そのお湯がそのまま使えますね。
スポンジはどれくらい使ったら捨てるべき?
台所のスポンジはどれくらい使ってるかと知人にたずねたら、返答はまちまちでした。
3ヶ月使うっていう長持ち派もいれば、1ヶ月で替えてしまうという短期派もいて。
私は、スポンジがくたるまで使い続ける派なので、ちょっと使い過ぎかも・・・・と反省してます。
聞いた話では、100円のスポンジは1ヶ月しか汚れを落とす効果が持続しないそうです。
200円なら2ヶ月、300円なら3ヶ月と値段によって比例するとか。
いくらマメに除菌しても、汚れを落とす効果が薄れてしまったら使い続ける意味がありませんね。
なので理想的な使い方は
⇒100円のスポンジを1ヶ月間だけ使う(1ヶ月単位で買い替え)
ということに。
まな板と違って安いものだし、もう少し買い換える頻度をあげたいなと思います(^_^;)
夏とか湿ったまま置いておくとニオイがでたりしてるのは、かなり細菌が繁殖してる証拠でしょうから。
まとめ
スポンジの除菌する方法を重曹とハイターを中心にご紹介してきました。
しかし、意外なことに
- 重曹では除菌できない(静菌効果のみ)
- ハイターでの除菌がベスト
- 1ヶ月単位で買い換えるのが理想
というのが本当のところ。
もしかしたらキレイなスポンジを使うコツっていうのは、極端に言えば「長く使わない」ことなのかも?
ほどほどに除菌をしながら、ほどほどに使ったらさっさと新品に取替えるのがベストみたいですよ。