保冷剤の中身は危険?触る&誤飲したときの対処法と成分について

最終更新日 2019/05/21

細長い保冷剤  
 
保冷剤の中身って不気味ですよね?

グニグニしていて正体不明で・・・・。

もし子どもやペットが触ったり誤飲したらどうなってしまうのか、想像すると恐ろしくなってしまいます。

そこでこの記事では

・保冷剤の中身は危険なのか?
・触る/誤飲したときの対処法
・保冷剤の正しい捨て方
・賢い再利用の仕方

などなど全部まとめてみました。これさえよめばもう安心!

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保冷剤の中身は危険?成分は?


現在使われている一般的な保冷剤は、溶けた状態を触るとグニャグニャとした触り心地ですよね。

このグニャグニャしたジェル状の中身の正体は?

⇒高分子吸水ポリマーと言います!

高分子吸水ポリマーとは

重量の数百~千倍近い水分を吸収する性質があり、「紙おむつ」・「生理用品」・「携帯トイレ」にも使われている。

また、砂漠の緑化のため土壌に埋め込んで保水のために使われることもある。

保冷剤の中身はこの高分子吸水ポリマーが2%程度で、残りの98%近くは「ただの水」が入っています。(2%の高分子吸水ポリマーが98%の水を吸い込んで膨らんでいる状態)
 
 
それで肝心の保冷剤の中身の危険性についてですが、

⇒強い毒性はない(危険性は非常に低い)

というのが本当のところです。良かったですね。

保冷剤の中身である「高分子吸水ポリマー」は、デリケートな赤ちゃんのおむつに使われるくらいですから、毒性があるわけはないですよね。

ただし、だからといって安心してはいけません。

ここから保冷剤を「触る」「誤飲した」ときの対処法について解説していきます。


保冷剤の中身を触るのは危険?


保冷剤を扱っていて、うっかり袋が破れてしまい、中身を触ってしまうこともあるでしょう。

子どもがいたずらで破って、ぐちゃぐちゃと粘土のように触ることだってあるかもしれません。

こういう保冷剤の中身を素手で触れてしまうのは、基本的にはまったく問題ありません。

手がかぶれたりするような心配はありませんので。

一応ですが、触れてしまったあとは石鹸でよく水を洗うのはお忘れなく!


子どもが保冷剤の中身を誤飲したら?

物をかじる赤ちゃん
保冷剤を子供やペットが誤飲したり食べてしまったというケースがかなりあるそうです。

しかし

・大量に誤飲していない
・誤飲したあとも不調の様子は見られない

こういう様子ならば急いで病院にかけつける必要はないとのことです。

※これらの安全性については「吸水性樹脂工業会」が試験によって確かめていますので確実です。

保冷剤の中身の高分子吸水ポリマーは体内には吸収されず自然に排泄物として体外に出て行ってしまいます。

誤飲しやすいものですから、お子さんやペットの手が届かないところに置くことは気を付けるべきですが、少量程度では大丈夫なんですよ。
 
 
ただ、明らかに具合が悪い様子があれば病院を受診されるか、「中毒110番」へお電話を!

保冷剤の中身は吸水性が高い成分なので

・胸のつかえ
・喉のつまり
・腸の停滞
・下痢
・嘔吐

などの症状を引き起こすこともあります。

日本中毒情報センターでは2016年に保冷剤の誤飲について970件の問い合わせがあったそうです。

特に多いのはやはり保冷剤が使われる機会が多くなる7月~9月にかけてだったとか。

もし子どもが保冷剤を大量に誤飲してしまったら

・手元に商品(保冷剤)を用意する
・中毒110番に連絡する

こうしてどう対応すればいいか問い合わせましょう。

⇒中毒110番の電話番号はコチラ

※「中毒110番」は「日本中毒情報センター」という中毒についての情報を専門に扱う機関が運営しています。

要注意の保冷剤は「冷凍しても固まらないタイプ」


たまに洋菓子店などで要冷蔵のお菓子を買った時に、いくら冷凍庫に入れてもグニグニと固まらないタイプの保冷剤を貰うことがあります。

このタイプの保冷剤だけは要注意!

この固まらないタイプの保冷剤の中身(成分)は「エチレングリコール」と呼ばれるもので、自動車の不凍液によく使われています。

不凍液に使われるくらいですから、何時間も冷凍してもカチカチにならないわけです。

エチレングリコールは触る分には危険はないものの、誤飲すると中枢神経系や腎臓に影響を及ぼし、めまいや腎障害などの症状を引き起こします。

とにかく保冷剤のなかでも「固まらないタイプ」は危険性が高いということを肝に銘じておいてください。

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保冷剤の捨て方は「燃やすゴミ」・「不燃ごみ」のどっち?


保冷剤を捨てるときは、いくら水っぽいからといって台所の流しに捨てるのは絶対にNGです。(排水口が詰まってしまいますから)

そこで保冷剤をゴミとして捨てるときは「燃やせるゴミ」or「不燃ごみ」のどっちに分別したらいいのか、各地方の代表的な市区町村の分別事情を調べてみました。
 
 

燃やせるゴミ(可燃ごみ)として捨てられる自治体

・東京都練馬区
・東京都港区
・東京都世田谷区
・東京都杉並区
・東京都豊島区
・千葉県千葉市
・新潟県新潟市
・宮城県仙台市(家庭ごみとして)
・愛知県名古屋市
・愛知県岡崎市
・神奈川県横浜市(中身が水の場合は中身を空にして)
・大阪府大阪市
・兵庫県神戸市
・北海道札幌市
・沖縄県那覇市

と、このように調べた限りでは

「燃やせるゴミ」として「そのまま」捨てられる場所が多い

ようです。しかし、一部の地域(自治体)では不燃ごみとして出すように定められているところもありますから、上記以外の地域のことは検索してお調べください。

※広島市では不燃ごみに分類されていました。

検索のやりかた

ゴミ分別 + ○○(市区町村名)

というキーワードで検索すると各自治体でのゴミ分別表が見つかりますよ。

※五十音別のゴミ分別表に「保冷剤」の項目がない場合は「紙おむつ」の捨て方の指示に従えば間違いありません(中身の素材が同じなため)


捨てるのはもったいない!保冷剤の賢い再利用方法


ナマモノを買ったりしているといつの間にか保冷剤がたくさん集まってしまいます。

邪魔だからなんとかしたいけれど、かとって捨てるのはもったいないときはこんな再利用の仕方がありますよ。

【保冷剤として繰り返し使う】
⇒冷凍庫で冷凍させれば何度でも再利用可能です。

【部屋の芳香剤として使う】

⇒100均で容器やアロマオイルを買えば手作り芳香剤として再利用できます。乾燥したら水を足すと何度でも使えます。

【花を活ける花瓶の中に入れる】
⇒倒れやすく形をキープしにくい花や植物でもジェル状の高分子吸水ポリマーなら、ぐらつきにくく水だけよりも安定性が増します。

【高熱がでたときのアイスノンかわり】
⇒風邪やインフルエンザで39℃くらいの高熱が出たら、保冷剤を布でくるめばお手製のアイスノンに。(やけどした時に冷やすのにも使えます)

私は溜まった保冷剤をジップロックの袋に何個か詰めて、ひとつの大きな保冷剤としてお弁当の保冷などに使っていますよ♪

お弁当を保冷剤で腐らずに持っていく方法についてはこちらの記事を御覧ください。

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まとめ

保冷剤の中身は危険なのかどうか、ここまで解説してきました。

あらためて要点をまとめると

・中身を飲んだ/食べた⇒少量なら問題なし!
・中身を直接手で触った⇒害はありません!
・大量に誤飲したら中毒110番へ電話
・固まらないタイプの保冷剤は要注意
・保冷剤は燃えるゴミとして捨てられる
・芳香剤や花瓶の保水剤として再利用できる

このように危険性は薄く、また捨てるのも手間がかかる製品ではないことが分かりますね。

もちろん、毒性がないからといって油断は禁物。

赤ちゃんや幼児、犬や猫などは誤飲することもありますから、手の届かないところで管理することが大切です。

捨てるときもゴミ箱に直接捨てるのは避けたがほうがいいですね。

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