年賀状を辞退するときの文例と挨拶文

年賀状をやめたいと思っている方は意外と多いみたいですね。

私みたいにまだ仕事をしている現役だと、どうしても仕事上で送る必要がありますが、私の両親(70歳を越えた高齢者)は、もう面倒くさいからと、やめるタイミングを計っている様子です。

そういった高齢の方が相手に失礼がないよう挨拶をして、なおかつ自然なタイミングで「辞める」ことを伝えるにはどうしたらいいかまとめてみました。

そのまま使える文例をご紹介しますので、ご活用ください。

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年賀状を辞退する文例と挨拶文

年賀状を辞退する旨を伝えるには、その年の年賀状で伝えるか、年賀状は出さずに寒中見舞いで伝えるという2つの方法があります。

それぞれの文例を別々にご紹介していきましょう。

年賀状で伝える際の一般的な文例

「明けましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になりました

突然で恐縮ですが、本年をもちましてどなた様へも年頭のご挨拶を失礼させていただきたく存じます

今後も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします

令和〇年 元旦」

年賀状にて「高齢」を理由にしてやめる際の文例

「寄る年波を感じるに至り 本年をもってどなた様にも年始のご挨拶を控えさせて頂く事に致しました

今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします」」

寒中見舞いで伝える際の文例

「来年からどなた様への年賀状も遠慮させていただくことにいたしますので、本状にて年始のご挨拶とさせて下さい

誠に勝手ながら、今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします」

失礼がない挨拶文にする大切なポイント

長い間、年賀状をやり取りしていた相手ほど、「辞める」と言ったときの相手のショックは大きくなるに違いありません。

そんなショックをやわらげるためには「あなたひとりだけに事情があって今後一切、年賀状は送らないことにした」という誤解を与えないことが大切です。

「すべての人に送るのを止めた」ことを伝えるために“どなた様にも”という文言を忘れずに使うようにしましょう。

年賀状の辞退の伝え方は3パターン

悩む高齢女性

年賀状に「今年で最後にする」という文言を付け足す

もう今回限りで年賀状を辞めたいと思った場合に、その年の年賀状はちゃんと出すものの、その文末に「今年で年賀状は辞めます」と書くパターン。

もっとも典型的なパターンであり、実際、そうやってやめる人が多いと聞きます。

寒中見舞いで「今年から送らない」ことを伝える

その年の年賀状はちゃんと出して、そのあとにあらためて寒中見舞いを書いて、そのなかで「年賀状は今年までとし、来年からは辞める」と伝えるパターン。

あえて寒中見舞いという形式はとらず、年賀状辞退の通知のための特別な挨拶状として12月上旬ごろに送る手もあります。

年賀状を送ってきた人だけに送り返す

こちらからは送らず、先方から送られてきた年賀状だけに返信をして「積極的に年賀状を出す気持ちはない」ことを遠まわしに伝えていくパターン。

はっきりと辞めるとは言わず、自然とフェードアウトさせていくので数年の時間は必要となりますが、この方法だと角が立たず心理的には楽といえます。




このなかでどれがベストタイミングかといいますと、やはり年賀状の最後に付記する形が一番ではないでしょうか?

翌年のお正月に(こちらが年賀状を止めたということを忘れて)また送ってきた相手には、同じ文言を書いた年賀状をあとから送ればいいでしょう。

先方に理解されるまでこういったやり取りを数回繰り返すのは仕方ないと思われます。

高齢者が年賀状をやめるタイミング

富士山と初日の出

何十年間も欠かさず年賀状のやりとりを続けてきた方に、いつどのタイミングで「やめたい気持ち」を伝えるのかは難しいところです。

そのタイミングとして最適なのは「年齢的な節目」を迎えたときではないでしょうか。

年齢の節目とは

  • 還暦(61歳)
  • 古希(70歳)
  • 喜寿(77歳)
  • 傘寿(80歳)
  • 米寿(88歳)
  • 卒寿(90歳)
  • 白寿(99歳)
  • 紀寿(100歳)

このような長寿を祝う歳のことですね。

まさに人生の節目を迎える年齢なので、これを言い訳というか理由にして年賀状を辞めると伝えれば先方も「もうそんな年齢か、仕方がないな……」と納得されるはずです。

こういった節目の年齢をタイミングに年賀状を辞める場合は

「長年のご厚誼を賜り御礼申し上げます

昨年、〇寿を迎えましたので、誠に勝手ながら以後の年賀状は失礼いたしたく存じます」

このような挨拶文が適しているでしょう。

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年賀状を出す人・出さない人の整理方法

私の友人でもいますが、何年もこちらはちゃんと元旦に到着するように送っているのに、先方からの年賀状は年が明けてから(1月4日とか5日)にやっと届く人がいます。

そういう人、ひとりかふたりはいますよね?

こういう人は明らかに「後出し」をしているのは確実。

きっともう積極的に年賀状を出す気持ちがないでしょうから、辞退する挨拶や今後送らないという断り無しでバッサリと送るのを止していいと思います。

先方もそれを望んでいる可能性が高いですから。

大切にしたい相手だけ残すには?

初老の男性
さぁ年賀状を書こうか、と思ったとき、出す相手はどうやって選んでいますか?

ほとんどの人が今年届いた年賀状をひっぱりだしてきてリストアップするはずです。

そんな年賀状を見返していて、「今年こそ会いましょう」という挨拶が何年も決まり文句になっている友人・知人はいませんか?

そんな言葉を書きながら電話連絡もなく、実際に会うこともなく何年も過ぎていたら、その人はもう惰性で送っているに違いありません。

こういった方をリストラ対象(今後送らない人)に振り分けて、数少ない大切な相手だけ心を込めた手書きの年賀状を送り続けるのもいいかと思います。

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あとがき

年賀状を辞退する文例とその挨拶文、高齢者が年賀状をやめるタイミングについてまとめてきました。

今の時代、高齢の方でもパソコンのプリンターで印刷したり、印刷所で刷られた既成の年賀状を出すのが当たり前。

そんな意味のない形骸化した年賀状をすべてやめてしまう人と、厳選した相手にだけ数枚の手書きの年賀状を丁寧に書く人に、これからは分かれていく予感がします。

若い人はどんどんメールやLINEでの新年のあいさつに移行し、高齢者はどんどん辞めていくのは目に見えているので、年賀状発行枚数は減少の一途をたどるのは間違いありませんね。(郵政省もいろいろ策を講じているものの効果はありません……)

これを寂しいとみるか、当然の流れとみるかは人それぞれですが、私はちょっとだけ寂しい気持ちがします。

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