枝豆と茶豆の違いって、どこにあるか知っていますか?
味が違うのは食べれば分かりますが、栄養や香りまで違うのは知らない人が多いはずです。
そこでこの記事では、枝豆と茶豆の違いについて
- 栄養
- 茹で方
- 見た目
などの項目にわけて紹介します。
枝豆と茶豆の違い
茶豆は、枝豆の中の「品種のひとつ」です。
普通の枝豆はご存知の通り、見た目は緑色で、特別な匂いはありません。
しかし茶豆は莢や豆自体が茶色く、独特の匂いがあります。
この匂いを敬遠する人もいますね。
枝豆と茶豆の違いを6つの項目ごとに検証しましょう。
品種
- 枝豆⇒「枝豆」という食べ物の総称
- 茶豆⇒枝豆の品種のひとつ
値段
- 枝豆⇒安価
- 茶豆⇒枝豆より少し割高
見た目(色)
- 枝豆⇒全体に緑一色
- 茶豆⇒莢に茶色いうぶ毛が生えている
茹でたときの香り
- 枝豆⇒ほとんどない
- 茶豆⇒甘い香り
栄養
- 枝豆⇒タンパク質・ビタミンB1・カリウム・鉄分・食物繊維
- 茶豆⇒上記の成分に加えて糖分とアミノ酸が豊富
鮮度
- 枝豆⇒長持ち
- 茶豆⇒傷みが早い
両者の違いをざっくりいうと?
枝豆と茶豆の違いをざっくりと一言でまとめると
このようになります。
茶豆の方が美味しいから選ぶ人もいますが、そのあたりはそれぞれ味の好みなのでどっちが優れているとは断言できません。
枝豆と茶豆の茹で方に違いはなし
茶豆は香りがあるので普通の枝豆とは茹で方は違うように思いますが、それは誤解です。
美味しい茹で方は共通なんですよ。
- 塩でよく揉みながら産毛を落とす
- 豆の分量の3倍のお湯を沸かす
- 塩を入れ3分間茹でる
- 水気を切ってそのまま冷ます
茹でた後は決して水で洗ってはいけません。
旨味が逃げてしまいますから。
大事なポイント!
枝豆(茶豆も)買ったらすぐ茹でましょう。
収穫してから時間が経つほど糖分が減ってしまうため、味が落ちてしまいます。
ですからすぐに食べなくても茹でてしまい、それを冷蔵保存したほうが美味しく食べられますよ。
茶豆の種類
一口に茶豆といっても、それぞれの地方によって豆の種類が違います。
(あまりに美味しいから「誰にも言うなよ」が名前の由来とされる)
(あまりに美味しいから「嫁に言うなよ」が名前の由来とされる)
(庄内地方名産で、方言で「だだちゃ」は「お父さん」を意味する)
茶豆は新潟県産が有名で「いうなよ」・「よなよ」がそうです。
今やひとつのブランドのようになっている「だだちゃ豆」は山形県産となります。
まとめ
日本の夏といえば冷えたビールと、そのおつまみに欠かせないのが枝豆です。
私はどちらかというと普通の枝豆の方が好きですが、栄養がいっぱいだという茶豆のことを見なおして今度はそっちを買ってみようと思います。
しかし、枝豆が成長すると大豆になるっていう事実はいまだにピンときません(汗)