靴を室内で乾かす3ステップ

靴が乾かない!と困っていませんか?

濡れて雨水を吸い込み重くなったスニーカー、泥だらけになった子供の運動靴。

梅雨など雨が降り続いて外で干せなくていつまでも乾かず、だんだん臭いがしてきた……….。

明日、履きたいのに乾かないで困った経験は誰にも一度や二度はあるはずですよね?

靴専用の乾燥機があればすぐ乾きますが、私のように持っていない人でも家にある「ありふれた道具」だけで早く乾かす方法があるんですよ。

室内で臭いを残さず乾かすための超簡単な3ステップをここで特別に公開しちゃいます!

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靴が乾かないときはコレ!室内で乾かす簡単3ステップ

靴を洗ったけれど、外は天気が悪くてなかなか乾かないときに私がやっている方法がこちらです。

どの家にも必ずある新聞・ハンガー・扇風機を用意するだけ。

その手順がこちらです。

  1. 靴に丸めた新聞紙を詰める
  2. ハンガーにかけて吊るす
  3. 扇風機(サーキュレーター)の風を当てる

たったこの3つのステップだけで短時間で靴が乾いてしまいます!

※中敷きを使っている場合は取り出しておいて、別に干すようにしましょう。

【ステップ1】靴に丸めた新聞紙を詰める

丸めた新聞紙

まず最初に濡れた靴に新聞紙を詰めていきます。

新聞紙はどんな新聞でも構いませんが、折込チラシは使わないようにしてください(チラシは油紙で刷られているため水を吸い込みませんので)

新聞紙を丸めるときは、ぎゅっと力をこめて球状にせず、軽く丸める程度で構いません。

あまり硬く丸めてしまうと靴との接地面が減って水分を吸い取るパワーが減損してしまいます…..。

靴に新聞紙を詰めるときは、つま先まで届くようにぎゅっと出来るだけ隙間なく詰めるのがコツ。

当然、左右両方の足の靴にそれぞれ新聞紙を詰めましょう。

【ステップ2】ハンガーにかけて吊るす

白いハンガー

靴に新聞紙を詰め終わったら、その靴をハンガーにかけます。

洗濯物用のハンガーや角ハンガーなど吊るせるものならなんでもかまいません。

新聞紙を詰めた隙間にハンガーの先を押し込むようにして引っ掛けてください。

ハンガーの三角形部分の両サイドに押し込むと固定できます。

角ハンガーには紐付きのスニーカーであれば、その紐で結んで固定しても良いでしょう。

より早く乾かすには、鉄製のハンガーの左右の先を上を向くように少し折り曲げておくといいですね。

曲げてしまうともう洗濯物を干すには使えませんが、靴専用ハンガーにすると思ってひとつは犠牲にしてみても損ではありませんよ。

そうやって靴をハンガーに引っ掛けたら、風呂場の室内干し用の物干し竿か、部屋の鴨居などに吊るしましょう。

※靴を吊るす場所は、部屋の隅っこよりも「部屋の中央(真ん中」へ。

カーテンレールなどの部屋の隅に吊るすと、風通しが悪いので乾きが遅くなってしまいます。

【ステップ3】扇風機(サーキュレーター)の風を当てる

サーキュレーター

ハンガーに掛けた靴を風呂場の室内干し用の物干し竿か、部屋の鴨居などに吊るしたら、扇風機かサーキュレーターをその真下に設置して、スイッチを入れて風を当てます。

このときの扇風機(サーキュレーター)の風量は「強」にすると風が強すぎて靴がクルクルと回転したり、あるいは下に落下してしまうようなら「中」にして、ほどほどの強さの風に調節しましょう。

このとき、風がよく靴に当たるように「首の角度」を調整して下さい。

風を当てるのは水を吸わないソール部分ではなくて「布地部分」に集中させてください。

早く乾かすためには理想を言えば、扇風機よりもサーキュレーターがベスト。

サーキュレーターがありますと首の向きが変幻自在なので使いやすいですが、扇風機でも十分使えます。

このとき靴を吊るしている部屋は窓を少し開けておいて、できれば換気扇を回しておいてください。

そのほうがより乾きが早くなるはずです。

※長靴などの外側がゴム製の靴にはこの方法は有効ではありません。

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靴を1分でも早く乾かすコツ

新聞紙+ハンガー+扇風機(サーキュレーター)を組み合わせた3ステップでも靴は十分に早くカラカラに乾きますが、もっと1分でも早く乾かしたいときは、以下の方法を取り入れてみてください。

より乾くまでの時間が短縮しますよ。

洗った靴を洗濯機で脱水する

洗濯槽

洗った後の靴は水気をたくさん含んでビチャビチャ………。

その状態でそのまま干したら効率が悪いのは目に見えています。

そこで、洗って綺麗になった状態の靴を乾いた雑巾やタオルでくるんで洗濯機に入れ、脱水に短時間でいいのでかけてみましょう。

こうすることで完全にではありませんが、かなりの水分を飛ばせるので、乾きが早くなります。

タオルで靴の水気を拭き取る

靴を洗濯機で脱水すれば、かなり水気が飛んでしまいますが、更に念を入れて吸水性の良いタオルを用意して、靴の中を中心にゴシゴシと拭きます。

靴を完璧に乾かしたつもりが爪先部分だけひんやりと湿っていた経験はありませんか?

新聞紙を詰めて扇風機に当てても、やはり爪先部分だけは乾きが遅かったり、完全には乾かないこともあります。

それを防ぐためにタオルで爪先を重点的によ~く水気を拭き取っておくといいですよ。

新聞紙を途中で取り替える

脱水して新聞紙を詰めた靴をハンガーに吊るし、扇風機に風に当てている途中で、面倒ですが新聞紙を取り替えるようにします。

靴に詰めた新聞紙は1時間もすると水を吸って「しんなり」してしまうので、より早く乾かすために1時間を目安にして取り替えましょう。

なお、水を吸って濡れた新聞紙をしばらく置いておけば乾きますので、古紙回収に出すことは可能ですよ。

靴をドライヤーで乾かすのは危険!

靴を早く乾かしたくて、つい使ってみたくなるのがドライヤー。

確かに上手くやれば髪を乾かすように早く乾くのですが、熱風のせいで靴の材質によっては靴底の接着剤が溶けて、めくれてしまうこともあります…….。

やすいスニーカーならまだしも高い靴が台無しになる危険性があるのでオススメできません。

なによりドライヤーーは電気代が高く、靴をいちから乾燥させようとすると時間がかかるため電気代がかさんでしまいますよ。

ですから、「新聞紙+ハンガー+扇風機(サーキュレーター)」の3ステップで乾ききらなかったときに最後の仕上げとして、低めの温度で少し当てるくらいがちょうどよい使い方になります。

時間が無いときはコインランドリーへGO

3~5時間ものんびり乾かしている暇がないときは、近所のコインランドリーへ出向いてください。

最近の新しめのコインランドリーには「スニーカーランドリー」、または「スニーカーウォッシャー」という靴を洗って乾かす専用の洗濯機が設置されていますので。

気になる料金はだいたいこれくらいです。

  • 靴の洗浄(2足まで)⇒200円
  • 靴の乾燥(2足まで)⇒100円

必要な時間は洗浄に20分、乾燥に20分、合計で40分ほどです。

梅雨時など洗いたい靴が溜まっているときは、お金を払う価値はオオアリですね。

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靴が乾かない時のまとめ

靴が乾かないとお嘆きの方に雨の日でも完璧に乾かせる3ステップをご紹介してきました。

あらためて、手順をまとめると

  1. 洗った靴に丸めた新聞紙を詰める
  2. 洗濯物用のハンガー等に吊るす
  3. 扇風機(サーキュレーター)の風を当てる

たったこれだけです。

もっと早く乾かしい方は、洗濯機の脱水にかける・タオルで拭く・新聞紙を1時間を目安に取り替えるなど、
もうひと手間をかけてみてくださいね。

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