油性ペンの消し方

油性ペンの消し方は、どうやったらいいのでしょうか?

油性ペンは「マーカー」や「マジック」・「マジックインキ」・「マッキー」などいろんな呼び方がありますが、どれも一度書いたら消せないのが長所。

ミサオミサオ

だから、それを落とすとなったら大変です。

そこでこの記事では

  • 布(服)についた油性ペン
  • 手や顔などの肌についた油性ペン
  • 木の机や床についた油性ペン
  • 紙についた油性ペン
  • プラスチックについた油性ペン
  • ビニールについた油性ペン
  • ホワイトボードについた油性ペン
  • ガラスや陶器についた油性ペン
  • 革靴やソファーについた油性ペン

などなど場所別にまとめましたので、ぜひお役立てください。

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布(服)についた油性ペンの消し方は?

服についた油性ペンの消し方

洋服(布やナイロン)についてしまった油性ペンというのは落とすのが難しいものです。

クリーニング店に頼むくらいしか方法はないかと思っていましたが、いい方法が見つかりました。

それが「クレンジングオイル」を使うやり方です。

クレンジングオイルとは女性がメイクを落とすときに使うもの。

そもそも化粧品には油性のものが多く、それを落とす効果があるので、油性ペンにも効果があるのは理にかなってますよね。

用意するのはクレンジングオイルの中でも「乳化剤」が含まれている「クレンジングローション」というカテゴリーの商品です。

クレンジングローションで洋服のインクを消す手順
1. 油性ペンのインクが付いた布地の裏に汚れてもいいタオルをおく
2. クレンジングローションをインクが付いたところになじませる
3. もんだりこすったりして汚れを浮かす
4. 水洗いしてインクが落ちたら、洗濯機にかける

クレンジングローションに含まれる「乳化剤」は口紅にも含まれており、これが油性ペンのインクを溶かして浮かす効果があるんですね。

広範囲についた油性ペンのインクは汚れが広がってしまい難しいですが、ピンポイントについたインクなら大丈夫ですよ!

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手や顔など肌についた油性ペンの消し方は?

肌についた油性ペンの消し方

ついうっかり手に油性ペンがついてしまうことはありますよね。

子供はわざと顔に描いたり、足にわざわざ油性ペンで絵を描いたりします・・・・。

これを肌に負担をかけずに落とすには、こちらの方法が最適ですよ。

のりを使う

家庭でも会社でもだいたいどこでも置いてありそうな「のり(スティック状のものや水のり)」を使う方法です。

1. のりを油性ペンがついた部分に塗りつける
2. のりが少し乾くまで1分くらい放置する
3. 指やティッシュペーパーでこする

これが一番手軽な方法です。欠点としてはのりの匂いが気になるところと肌が弱い人は荒れてしまうかもしれない点ですね。

そういう人は口紅のほうがいいかも?

口紅を使う

口紅を使う女性や、男性でも奥さんや恋人がいてすぐに口紅が用意できるなら、この方法も簡単です。

1. 油性ペンがついた肌のそばに口紅を塗りつける
2. 付けた口紅を指で伸ばして油性ペンの部分になじませる
3. ティシュでごしごしとこする
4. あらかた落ちたら残った口紅を洗い落とす

口紅は肌に塗るために作られていますから、ノリみたいに肌荒れの心配はないでしょう。

日焼け止めを使う

もし日焼け止めがすぐそばにあるなら、これをお試しください。

男性で口紅を持っていない人、肌が弱くて「のり」を使いたくない人は、もともと肌に塗るために作られた日焼け止めならまず肌荒れしませんから安心ですよ。

1.油性ペンが付いた肌に日焼け止めを塗る
2.指でよくインクと日焼け止めを馴染ませる
3.流水で洗うかティッシュなどで拭き取る

ゴシゴシとこすらないでも、スッと溶けるように消えるはずです。

木の机や床(フローリング)や壁についた油性ペンの落とし方

木についた油性ペンの消し方

小さなお子さんがいる家庭では、ちょっと目を離した隙にフローリングなどの材質の床に油性ペンで落書きされてしまった!

なんてこともあるでしょう。

そんなときはこれらの方法を試してください。このなかでどれかが効果があるはずです。

床の素材などでどれがベストとは言えないので、いくつかお試しください。

  • 消しゴムでこする
  • みかんやオレンジ等の柑橘類の皮でこする
  • マーガリンをつけてこする(乳化剤が入っているので)
  • 灰をつけて雑巾で拭く

木の机もフローリングもそうそう取り替えられるものではありません。

なるべくこれらの木の負担にならない方法をお試しください。

紙についた油性ペンの消し方

紙についた油性ペンの消し方

正直に言いまして、紙に書いた油性ペンのインクはまず消すことは不可能です。

この場合の油性ペンというのはマーカーやマジック、マッキー(商品名)のことです。

ただし、油性ボールペンなら落ちる可能性はいくらかありますよ。

紙に書いた油性ボールペンを消すなら

  • 砂消し
  • クリックレーザー(ぺんてる)

のどちらかを使いましょう。

クリックレーザーはスティック状になった砂消しの一種で、油性ボールペンの「消しゴム」とも言われる商品です。

 

キレイに消えるわけでもありませんし、紙が多少ボロボロになりますが、薄くはなります。

ボールペンの落とし方については下記の記事にて特集しています。

プラスチックについた油性ペンの消し方

プラスチックについた油性ペンの消し方

プラスチックの筆箱やプラモデル、レゴのようなブロックについた油性ペンは比較的に消しやすい部類ですよ。

まずは一般的な「消しゴム」でゴシゴシとこすってみてください。

鉛筆を消すように消しカスを出しながら油性ペンの筆跡が消えていくはずですから。

もしそれでも落ちなかったら「メラミンスポンジ」をご用意ください。

メラミンスポンジとは掃除用に開発された特殊なスポンジで、「激落ちくん」という名称で100均ショップでも売られています。

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楽天で購入

 

メラミンスポンジは強力なので、水をつけて軽くこするだけでまず油性ペンが楽々落ちていくはずです。

ビニールについた油性ペンの消し方

ビニール素材についた油性ペンの消し方

ビニール素材の手帳であるとかスリッパなどに油性ペンで落書きをされた・・・・・。

こんなときでもご安心ください。

  • 水性ペンでなぞってから拭き取る
  • マジックリンを付けて10分後に拭き取る
  • 消毒用エタノールで拭く
  • みかんの皮で拭いてみる
  • メラミンスポンジに水をつけてこする

これらどれかをお試しください。

個人的にはメラミンスポンジがおすすめですね。ただ、あまり力を入れてゴシゴシすると素材自体を傷めるのでご注意ください。

ホワイトボードについた油性ペンの消し方

ホワイトボードに書いた油性ペンの消し方

ご家庭での家族内の連絡用にホワイトボードを置く人も増えています。

またオフィスの会議室にはいまや必需品のホワイトボード。

でも、ついホワイトボード用のペンと間違えて油性ペンで書いてしまうことがありますよね?

こんなときは

油性ペンで書いた文字(絵)を水性ペンでなぞってから拭く

これでまず落ちるはずです。

もしこれでも落ちない場合は、お風呂掃除の「マジックリン」を雑巾などに少量付けてから拭くといいでしょう。

ガラスや陶器についた油性ペンの消し方

ガラスに書いた油性ペンの消し方

子供の頃、一度や二度はガラスの窓にドラえもんやアンパンマンの落書きをしませんでしたか?

つい小さい子供は書きたくなってしまいますが、ご安心ください。

  • 消しゴム
  • 除光液
  • エタノール

など、消し方は様々でどれでもよく落ちますよ。

お皿や湯呑など高価な陶器に油性ペンで書かれてしまった場合でも上記の3つの方法でちゃんと消せますから慌てませんように。

革靴やソファーなどについた油性ペンの落とし方

革靴や革でできたソファーなどの家具に子供がイタズラ書きしてしまうこともあるでしょう。

そういうときはドラッグストア等で売っている

  • 消毒用のアルコール
  • エタノール

このどちらでも効きますよ。エタノールをティッシュや布などに含ませてインクがついたところを拭きとって下さい。

靴のゴム部分やゴムボールなどのゴム製品のインクを消すには消しゴムでこするか、それで落ちなかったらアルコールかエタノールを試してみてください。

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まとめ

この間、会社で使う資料を作成していて、大判の用紙に油性ペンで書き込みをしていたんです。

そうしたら夢中にやっているうちに肌や服にインクが付いてしまっていたんですよ・・・・・。

今までは油性ペンが手につくと、洗剤をつけてゴシゴシこすってましたが、今回「のり」をつけて消す方法を試したら時間がかからず完璧に落ちました。

ただし、材質によっては「落ちやすいもの」と「落ちにくいもの」に分かれます。

■油性ペンが消しやすい材質

  • プラスチック
  • ホワイトボード
  • ガラス
  • 陶器

共通しているのは表面がつるつるとしたものですね(肌はべつとして)

■油性ペンが消しにくい材質

  • 木の床や壁
  • レンガや石
  • 革製品

これらに共通するのは油性ペンのインクを吸収してしまうという点。

ですから何かしらの手段で表面を削らない限り、100%は消えませんし、消えてもうっすらと残ってしまうでしょう。

これはぜひ知識として覚えておきたいですね。

※もしボールペンのインク漏れでしょっちゅう服を汚している場合は、こちらの記事をご覧ください。

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