映画館で見やすい席っていうのは、どこの場所かご存知ですか?
たまに(半年に一回くらい)映画館へ行くんですが、前売り券も買わないし、上映時間ぎりぎりに入場するのでいつも余った端っこの席ばかりに座らされます……。
そこで映画館へよく行く友達に子供と大人それぞれの「一番見やすい座席」っていうのを教えてもらったんですよ。
ここでは、その情報をもとに
- 映画館で子供が見やすい席
- 子連れで映画を観るときの注意点
- 大人が見やすい席
こうして分けてご紹介したいと思います。
映画館で子供が見やすい席
- 映画館で子供が見やすい席は?
- 「真ん中より後ろの席の通路側」です!
上記の図の「青色」で塗った部分がそうです。
その理由をこれから解説していきますね。
「真ん中より後ろの席の通路側」が子供にとってベストな理由
先日、鑑賞したあるアニメ映画では、観客の半分は小さなお子さんでした。
背の小さな子供にとって見やすい席は、前方に背の高い大人がたくさん並ぶ心配のない最前列。
でも、最前列は大人にとっては見づらいですし、子供って2時間の上映時間中ずっと大人しくはしていられないですよね
映画の上映中なのに、途中で飽きて歩き出す子、ぐずる子、トイレに行く子がいて、なかなか騒がしかったです……。
連れているお母さんやお父さんが通路に立ってあやしている姿も見かけましたよ。
声に出して注意する人はいませんが、映画に集中できず迷惑に感じている人がいるのは確かだと思います。
こういう姿を見ると、やはり小さな子供はまだ見やすい席を最優先で選ぶよりも、「他人に迷惑をかけない席」を選ぶのがベスト!
ですから
- 途中で席を立ちやすい通路側(両サイドの端っこ)
- それもできるだけ後列
こんな席が向いているでしょうね。
座席の後列でも見えにくくない理由
座席の後列を選ぶと画面から遠くなって見づらくなるように思いますが、子供が見る映画は
- 邦画(アニメ中心)
- 洋画でも吹き替えで見る
こういった傾向があるので、字幕が見えづらくなるデメリットがありません。
前方にある席はほぼフラットに並べてあるので、背が低い子供だと前に座った大人の頭が障害物になって見えづらくなります。
しかし、後方にある席は段々になっており、後ろにいくほど高くなっていく作りになっているんですね。
そのおかげで、子供が座る席の真ん前に座高の高い大人が座ったとしても、視線を遮る可能性は低いので、そういう意味で後ろの席をおすすめしたいわけです。
子供連れで映画をみるときの注意点
上映開始前にトイレに行かせる
子供は急に「トイレに行きたい!」と言い出すのが普通。
映画のクライマックスの感動シーンでもおかまいなし!
そんなときにトイレに立つのは親の私たちも辛いですし、周りの人にも現実に引き戻すことになって迷惑でしかありません……。
そうならないように、上映前には一度、あるいは二度くらい念入りにトイレに連れていきましょう。
子供は尿意をおぼえるペースが自分でも分かりませんから、一回誘っても「行きたくない」といっても、次の瞬間には行きたくなるもの。
ですから、繰り返し数回は誘うようにするといいですね。
食べ物や飲み物を用意する
ドラえもんやディズニーの映画でも、上映時間は2時間は当たり前。
下手をすると2時間を越えるような長い作品も珍しくありません。
小学生くらいになれば最後まで集中して鑑賞できますが、幼稚園・保育園くらいの年齢の子供は集中力が途中で途切れてぐずりだすこともあるはず。
そんなときに気を紛らすためにも、食べ物や飲み物を用意しておきます。
映画館は基本的に持ち込みが禁止なので、ポップコーンを親子でシェアしたり、ジュースも子供にとっては量が多いのでシェアするといいでしょう。
子供用のストローを持参していくといいかもしれません。
上着を一枚持っていく
映画館の中の空調は、基本的に大人(それも男性)の感覚に合わせて温度が設定されています。
子供のお母さんはもちろん、子供たちも「寒い」と感じて映画に集中できなかったり、あとで風邪をひくきっかけになりかねません。
親子そろって何か上から羽織るような上着か、ひざ掛けになる大きめのタオルなどを持参して体が冷えないように自衛しましょう。
子供用のクッションを借りる
すべての映画館ではないですが、一部の映画館では座高が低くて見えにくい子供向けに座席の上に置いて視線を高くするためのクッションを貸し出しています。
映画館のスタップに声をかけて、用意があるか確かめてみてください。
また、そのような用意がある映画館をネットから調べて、ついでに座席まで予約していくと準備万端ですね。
眠くならない時間帯に行く
小学生はまだしも幼稚園児などはお昼ごはんを食べたら眠くなったり、夕方は遊び疲れて早めに眠くなってしまいます。
そんな普段の生活リズムを考慮して、子供が眠くならない時間帯に映画に行くようにしましょう。
おすすめは「午前中」の回ですね。
特に朝イチの9時台などはまだ観客が少ないですから、ゆうゆうと他人に配慮しないで楽に鑑賞ができますよ。
映画館で大人が見やすい席
大人にとっての映画館の見やすい席は、言うまでもなく座席の「左側・真ん中・右側」で言うなら、真ん中がベストポジションです。
あえて書くまでもないですが、できるだけ青く塗った「センターの位置」を確保しましょう。
私が行くときは、いつも左か右に寄った座席しか残っていませんが……
音響効果を考えると真ん中より左右に少しズラしたほうが、映画製作者が意図する音響を体感しやすいと言われています。
ただ、私のような鈍感な人間にはあまり差が感じられません。
前列と後列ならどちらが良い?
問題はスクリーンに対して「前列」か?「後列」か?になります。
友達が言うには「どっちがいいと感じるかは人それぞれ」だそうですが、一応、偏見でもいいのでマニアックな意見を書いておきますと
- アクション/ミステリー系は「前列」
- 感動ドラマ系は「後列」
が向いているそうです。
前列か後列か、どちらを選ぶかは映画のジャンルによって違うのだとか。
これには理由があって、アクションやミステリー系は映像の迫力を思う存分に体感するために、視界がすべてスクリーンで占められる前列がいいそうです。
一方、ドラマ系はじっくりとストーリーを楽しむために少し画面から離れた後列がいいとのこと。
特に洋画は字幕をしっかりと一字一句読み落としがないようにしたいですから、そういう意味で後ろがいいそうです。
字幕は画面に近いと、ぼやけて読みづらいですからね。
ですから上記の画像で、アクション系を鑑賞するなら
- 座席前方の青い部分
- 感動系の映画なら座席後方の青い部分
を選んでみてはいかがでしょうか?
座席の一番前(最前列)ってどうなの?
座席の一番前って、混雑している時以外は座る人が少ないですよね。
私も一回くらいは一番前の座席に座ってみたいとは思いますが、ここはやっぱりやめておいたほうがいいそうですよ。
友達の説明では「自宅の大画面テレビを30cmの距離から観てるようなもの」だそうです(笑)
あまりに画面が近すぎて視線をあちこちに移動させないといけないし、字幕が読みづらいので洋画はまず無理でしょう。
それに見上げる姿勢になるので首や肩が凝るそうです。
左右に人が座っていない分、荷物が置けたりして悠々と座れますが、デメリットのほうが大きいですね・・・・・。
視力が悪くて前列を選びたい人も最前列はやめて、一番前から5列目くらいを選びましょう。
それくらいの距離なら十分に見えやすいはずですので。
まとめ
子供にとって映画館で見やすい席は、「真ん中より後ろの席の通路側」です。
一般的にオススメできる座席は、「中央」の少し「前方か後方」だと教えてもらいました。
でも個人的な意見で言えば、座席の一番後ろ(最後尾)が意外と自分自身には合ってるかなと思います。
視力がもともと良い方ですし、字幕を読むのも苦にならない。
アクション映画はほとんど観ないので、そういうタイプの人はもっともゆったりリラックスできる最後尾をオススメしたいです。
後ろから席を蹴られることもないですしね♪
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