兄弟や姉妹の夫婦にお宮参りのお祝い金は必要?

兄弟や姉妹の子どもがお宮参りをする時期に。

こんなとき兄や姉、または弟や妹からお祝い金を渡す必要はあるのでしょうか?

私には兄がいて、ちょっと前にお宮参りをしたのですが、そのときにお金を渡すべきなのか、必要ならば金額はいくらが相場なのか困ってしまいまして……。

そんな私みたいな人のために

  • 兄弟姉妹の夫婦にお宮参りのお祝い金は必要なのか?
  • 必要ならいくらが世間一般の相場なのか?
  • そもそもお宮参りにとは?
  • お祝いには誰が参加すべきなのか?

などなど今回は私が初めて知った知識をここにまとめておきます。

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お宮参りのお祝いは兄弟姉妹からも渡す必要がある?

赤ちゃんからみて叔父叔母にあたる人が、お宮参りを迎える兄弟姉妹の夫婦にお祝い金を送る必要があるかというと……

  • 渡す必要があるケース
  • 渡す必要がないケース

の2つに分かれるというのが世間一般の常識です。

「渡す必要があるケース」というのは

⇒自分の子供のお宮参りで祝儀をもらっている場合

つまり先にもらってしまった場合は、「お返し」として渡したほうがいいというわけですね。

逆に「渡す必要がないケース」といいうのは

⇒出産のときに「出産祝い」を渡していること

こういう場合はあえて渡す必要はありません。(先に自分の子供が貰っている場合は別ですが)

また、一部では

⇒お宮参り自体が祝い事ではないため不要である

という意見もありますので、ご自分の両親などに相談して最終判断をしてください。

兄弟姉妹へのお宮参りのお祝い金の金額はどれくらいが相場?

このように必ずしもお祝い金として渡すものとは決まっているものではありませんので、金額についても個人個人でまちまちというのがホントのところです。

しかしそれでは渡すときに目安がなく困りますので、Yahoo知恵袋や教えてgooといったQ&Aサイトでお宮参りのお祝い金を世間の人はどれくらいの金額を渡しているのか調べてみました。

すると世間一般では

お宮参りのお祝い金の相場

  • 兄弟姉妹が包む金額は・・・3,000円~5,000円
  • 両親が息子娘夫婦に包む金額は・・・5,000円~1万円程度

という調査結果がでました。

兄夫婦や姉夫婦から先に自分の子供へのお宮参りの祝儀を貰っている場合は、その金額と同額を渡せばいいという意見も見られました。

地域によって風習などでも変わりますので、あくまで目安ですが、多くとも1万円程度を包んでおけば間違いないと思いますよ。

兄や姉夫婦・弟や妹夫婦のお宮参りに参加すべき?

兄弟や姉妹の子供がお宮参りをする場合、赤ちゃんにとって叔父や叔母に当たる私たちも参加すべきなのか?という問題。

もしかしたら誘われる場合もありますが、本来の意味では

⇒参加する義務(しきたり)はありません!

もともとのお宮参りのしきたりでは「赤ちゃんの父方の祖母」が赤ちゃんを抱いてお参りするものでした。

ですから、もともとの参加者としては

  • 赤ちゃん
  • 赤ちゃんの両親
  • 赤ちゃんの父方の祖母

という計4人が定番でした。

それが最近では、それに加えて赤ちゃんの両親の両方の親まで参加するのが普通になっています。

つまり現在のお宮参りでは

  • 赤ちゃん
  • 赤ちゃんの両親
  • 赤ちゃんの父方の祖父母
  • 赤ちゃんの母方の祖父母

という合計7人が参加しているわけですね。

お宮参りには意外とお金がかかる!

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赤ちゃんが産まれた時に出産祝いを贈っているならば、あえてまたお宮参りの際に「お祝い金」という形でお金を用意する必要はありません。

そもそもお宮参りというものは、神社へ行き子供の誕生を奉告し、その後の健康で安全な成長をお祈りする行事ですから、祝い金が必要な「祝い事」ではありません。

ただ、そうはいってもお宮参りはなにかとお金がかかります。

お宮参りにかかる費用の内訳

  • 赤ちゃんのレンタル衣装代(5千円~1万円)
  • お初穂料(5千円)
  • 写真スタジオでの記念撮影代/アルバム代(3万円~)
  • 食事代(1万円前後)

このように総額で5万円前後の費用がかかるので、お祝い金という形をとらずとも「お宮参りの費用の足しにして欲しい」という言葉を添えて渡す方が多いようです。

※お初穂料とは神社に納めるお礼です。昔はその年の最初に収穫された稲(これを初穂という)を納めていましたが、次第に野菜や果物など農作物まで幅が広がり、やがて現代においては金銭に変化しました。

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お見参りのご祝儀袋の種類と表書きの書き方

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お宮参りのお祝い金を包むご祝儀袋は、水引が付いた紅白の蝶結びの「のし袋」を用意しましょう。

そして、その表書きには

  • お祝い
  • 御祝
  • 祝御宮参
  • 祝初宮参

このどれかを書くのが普通です。

関西など一部の地域ではお祝い金のほかに「紐銭」を一緒に送る風習がありますよ。

お祝い金を貰った時のお返しは必要?

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逆にお宮参りのお祝い金を受け取った側の話ですが、ごく身内からのお祝いですので

  • お宮参りのときに撮影した写真
  • 簡単な菓子折り

を送れば、それでOKなんですよ。

お宮参りの後の食事会をしてご馳走をするとしたら、それは身内に対しての出産祝いのお返し(内祝)の意味が含まれているという見方もありますので。

※写真スタジオで撮った写真や個人的に撮った写真をひとつのアルバムにまとめて渡すと喜ばれます。

知っておきたい「お宮参り」の基本知識

  1. お宮参りとは「生後1ヶ月」前後に初めて神社にお参りすること
  2. 以前は「氏神様」が祀られている神社で行うものだったが、現在では限定されていない
  3. 「父方の祖母」が赤ちゃんを抱っこするのが習わしがある

※氏神様とはその土地を守っている神様のことです。

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お宮参りのお祝いまとめ

兄弟や姉妹夫婦に生まれた赤ちゃんのお宮参りにお祝い金は必要かどうか、まとめてきました。

あらためて要点だけをピックアップすると

  • 出産祝いを渡していれば不要
  • 自分の子供がお宮参りの祝儀を貰っていれば必要
  • 金額は自分が貰った金額か5千円~1万円が相場
  • お宮参り自体に兄弟姉妹は参加しなくてよい

これだけ押さえておけばOKです。

何かと馴染みのない行事なので戸惑いますが、兄弟姉妹としてはそれほどガッツリ関わる必要がないと分かっただけでも安心ですね。

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