- 年賀状はいつまでに投函すればいいですか?
- 12月25日が郵便局が推奨する期限です。
でも私の経験上、12月28日までならギリギリ届くことが多いですよ。
年賀状はいつまでに出すと、2025年の元旦に配達されるのでしょう?
…と、その「期限」を知りたくなりますよね!
なんでも余裕をもって早く済ませる、というタイプの方には無縁の疑問でしょうが、恐らくこれを知りたい方は多いと思います!
もう少し後で書こう♪という気持ちでいるものの、
「来年の元日(1月1日)に間に合わせたい」
「2日以降の配達だと、ちょっとなぁ・・・」
「送ってくれた相手よりも遅くに届くという形にはしたくない」
など、気になってしまう気持ちがありますよね。
そこで、ここでは
- 年賀状はいつまで投函すれば元旦に届く?
- 無理やり間に合わせる方法はないの?
- 配達を遅れさせないための重要なポイント
- 間に合わなかった場合の対処法
こんな疑問がスッキリするよう、分かりやすく解説していきましょう。
年賀状はいつまで投函すれば元旦に届く?
年賀状を2025年(令和7年)の元旦に相手に届けるためには、いつまでに出すのが正しいかというと
その投函期限は2024年12月25日(水曜日)まで!
つまりクリスマス当日まで出せば間に合うってことです。
12月25日までにポストや郵便局窓口に年賀状を出せば、確実に元旦(元日の朝)に配達してもらえますよ。
その証拠に郵便局のホームページには、以下のように年賀状を出す人に「お願い」が書かれています。
年賀状を元旦に届くようにするには、12月15日から12月25日までにはポストに投函する必要があります。
■引用:年賀状印刷は郵便局のプリントサービス|2025巳年(令和7年)
日本郵政としては局内に届いた年賀状を「仕分けるスケジュール」を考えて、12月25日までの投函をお願いしているんですね。
絶対に100%元日に届けてほしい年賀状ならば、12月25日まで忘れずに投函するようにしましょう。
※ちなみに年賀状の引受(受け付け開始)は、2024年12月15日(日)からです。
その日より前に投函すると普通郵便として即日配達されてしまうのでご注意ください。
【朗報】ギリギリ12月28日まで投函すれば元日に配達される
12月25日か、な~んだ!まだまだ余裕がありすぎなくらい先の話だ~~と思いませんでしたか?
そう思っていたのに「絶対に今日中に書かないと!間に合わないー」となってしまうのが師走マジック。
イベントの準備、仕事の片づけ、飲み会、大掃除などなど、どうしても忙しくなる時期なので
結局12月25日に間に合わなかった……
となってしまった方の為に、すっごくうれしい「朗報」があります。
私の経験上、12月28日までに投函すれば、ほぼ1月1日の朝(元旦)に送り先の家のポストに年賀状は届いていますよ。
ですからギリギリ12月28日まで出せば間に合う可能性がある!というわけです。
ただ、これはそれほど遠くないエリアに住んでいる人に限られるかもしれません。
北海道から沖縄や、東京から九州の離島などへは距離的に届かない可能性も……。
そうした遠方に住む人に年賀状を出す場合は、素直に12月25日の締め切り期限を守ったほうがいいと思いますよ。
年賀状を12月28日以降に投函したら相手にはいつ届く?
では、年賀状を投函する締切日である12月28日以降に投函する場合や、元日になってやっと年賀状を書いて投函する場合、いつ届くのでしょうか?
これは相手との距離(東京⇒沖縄など)や郵便物の混み具合によって多少変動します。
12月29日~12月31日(大晦日)に投函した場合
12月29日~12月31日(大晦日)に出した場合は、早くて1月3日になります。
元日に届くのは絶望的なのは当然ですが、翌日の1月2日も無理。
毎年、1月3日に遅れて書いたと思われる年賀状が3~4枚届きますが、そのなかの一通になるわけですね。
2017年から1月2日の年賀状の配達は取りやめになっていますので、最短で1月3日になることを肝に銘じておきたいですね。
元日(1月1日)に投函した場合
元日(1月1日)に出した場合は、1月4日~5日くらいに届くと思っておくといいでしょう。
毎年「あれ、こんな人から来てる!」みたいな意外な人から年賀状が届きます。
それからあわてて1月1日のうちに年賀状を書いて投函しても、まず1月4日にならないと相手には届きません。
12月28日を過ぎて投函した年賀状を元日に届ける裏ワザ
年賀状の最終期限とも言える12月28日の締め切り日を過ぎてしまったけれど、ど~~~~しても元日に年賀状を届けたい人がいる!
そんな場合はちょっとお金がかかりますが、裏ワザというか最終手段があります。
それが「速達」で年賀状を出すという方法。
郵便を速達で出すと、発送場所から近い地域なら翌日の午前、発送場所から遠い場所でも翌日の午後には到着します。
つまり12月31日に速達で出せば、元日の午後には相手方のお宅に年賀状が配達されるというわけです。
受け取った人はびっくりするかもしれませんが、少ない人数に元日に届けたい場合は最終手段として「年賀状を速達で送る」方法もあるわけですね。
ただし、こんな注意点もあります。
- 「速達」という「消印」が押されてしまう(普通郵便扱いになるため)
- 元日前に届いてしまう可能性
たとえば12月31日中に出せば元日中に届く可能性が高いですが、もし12月30日に出してしまうと12月31日に届いてしまうことも・・・・・・。
また、当然ですが追加料金も必要になります。
■速達郵便料金・・・280円
正直、そこまでして元日にこだわるよりも、1月3日になっても良いので普通の年賀状として出したほうがいいと思います。
※速達で年賀状を出すにはポストに投函はできません。必ず郵便局の窓口へ出向いて「速達で送ってください」と頼みましょう。
※速達以外にも「配達日指定」で送る方法もあります。近隣都道府県ならば翌々日に指定して送ることが可能なんですが、これまた「配達日指定」という消印が押されてしまいます。
遅れてイヤイヤ出すくらいなら「やめる」
出すのを忘れてしまうほどの年賀状であれば、今年はともかく来年からはスッパリと止めてしまうのも妙案かと思います。
実際、私の家に届く年賀状の枚数は減ってきており、もう送らないと宣言する人が増えてきました。
以下の記事が参考になると思います。
年賀状を出すのに失礼ではない締め切り期限は?
年が明けて新年になってから年賀状作成に取り掛かる人や、自分からは送らなかった人から年賀状が届いてしまった場合、いつまで出しても失礼にならないのか気になりますよね?
この「年賀状を出しても良い期間」というのは「松の内」の期間までが常識とされています。
松の内の期間は
- 関東・・・1月7日まで
- 関西・・・1月15日まで
というのが常識です。
ですから
- 関東にお住まいの方に出す場合は1月7日まで届くように
- 関西にお住まいの方に出す場合は1月15日まで届くように
これを意識して投函したいですね。
年賀状の投函から相手の家に届くまでは3日間はかかりますから、期限の3日前までには投函するのが理想ですね。
配達が遅れる?年賀状を出すときのチェックポイント
ちゃんと引受期限までに出したから、もう大丈夫!…ということではありません。
記入内容に不備がある場合や、異物の貼り付けなどの原因により、時間を要して「元旦に配達できない」可能性が高くなったりもしますので、注意が必要です。
【元旦に配達できない可能性が高くなるケース】
●通常の郵便が届く名前(正式名)で宛名を書いていない
⇒ペンネームやあだ名等を記載
●完全な住所を書いていない
⇒町名・建物の名前・部屋番号が抜けている
●郵便番号を指定の枠内に書いていない
⇒無記入、読めない数字の記載、誤った番号の記載なども
●異物を貼りつけている
⇒押し花を貼ったり、メモを貼ったり
●年賀はがきの規定の粋を越えている規定外のもの
⇒透明であったり、長方形でないハガキに切手を貼って出した場合
●年賀はがき自体を加工したもの
⇒年賀はがきを自分で湾曲させるなど形状を変えた場合
せっかく引受期限を守っても、元旦に届かなかった・・・・・と残念な結果に繋がりますので、記載の内容もしっかりと仕上げましょう。
郵便ポストの集荷時間を知っておこう
自宅の周辺だけでも何箇所も郵便ポストが設置されていると思います。
ただし1日に何回・何時何分に集荷に来るか?そこまで知っている人はまずいませんよね?(笑)
今急いで書けば元旦に間に合うよう集荷してもらえるのか、それとも焦って書いてもムリなのか?知りたいはず。
そんなときはポストマップという全国の郵便ポストの場所と集荷時間を紹介しているサイトに頼りましょう。
12月28日の最終期限も、おそらく29日の朝の「最初の集荷」が期限でしょうから、今まさに年賀状を急いで書いている人はチェックしてみてください。
街の中心部から外れた場所に設置されている郵便ポストだと、集荷が1日に1回ペースの場合もあります・・・・・。
私はもう3年くらい印刷にはメーカー純正品ではなく互換性インクを使っていますが、年賀状のカラー印刷の仕上がりに差は感じられません。メール便で送ってくれるので送料も安く抑えられるのでホントおすすめです。
年賀状をメールで代用したら失礼?
年賀状をメールで代用できたら楽だろうな・・・・私もそう思います。
メールなら年賀状みたいに投函期限がないから、元日に書いて送ってもすぐ相手に届きますから。
でも、会社の上司や先輩など目上の方(年配の方)には失礼になるので絶対NGですよ。
同じくらいの年齢の友達や後輩、ネット上でしか付き合いのない人にはメールでも構いませんが、個人的には紙の(リアルな)年賀状をもらったほうがうれしいし、記憶には残りますね。
たしかに面倒ですが、まだまだ大切にしたい日本人の恒例行事だと思います。
年賀状を出せる期間が過ぎてしまったら?
知人から年賀状が届いていたのは知っていたけれど、もう松の内(1月7日)が過ぎてしまったので、今から出すのは時期外れ・・・・・。
でも、電話するのは億劫だし、なにか一言だけ遅れたお詫びを書いた書状をだしたい!
そんなときは「寒中見舞い」を出すのが正式ですよ。
寒中見舞いの目的とは?
寒中見舞いとは、暦の上、もっとも寒さが厳しい時期に、相手の体調を気遣うために送るものです。
一般的に寒中見舞いを送る時期は、松の内が明けた1月8日~立春が通例となっています。
寒中見舞いを書く際には年賀状を使うのではなく、普通の官製はがきか郵便局が発行している専用の「寒中見舞いはがき」が適しています。
注意点としては、すでに時期が過ぎているので「新年」や「明けましておめでとうございます」といった挨拶は使ってはいけないことですね。
寒中見舞いについては下記の記事にて「文例」をご紹介しています。
喪中の場合、いつまでに出す?
家族や親戚に不幸があり喪中の場合、年賀状は出せません。
そんなときは喪中はがき(正確には「喪中欠礼状」)で「新年の挨拶は控えさせていただきます」ということを伝えないといけません。
この「喪中はがき」はいつまでに出すのが正式かと言うと、12月15日(年賀状の引き受け開始日)より前に相手に届くようにします。
年賀状は気が早い人だと、郵便局での年賀状の引き受けが開始される日に投函してしまいます。
それを考慮すると、年賀状を書いたり、そもそも買ってしまう前に「喪中」であることを伝えないといけません。
できるだけ早く11月中に送るのが礼儀ですね。
喪中はがきの切手はコンビニで買えるのか、書くときのマナーなどは下記の記事にて特集しています。
年賀状が購入できる場所(店)は?
今日までにすべて年賀状を印刷してしまいたくて猛スピードで作業していたら、プリンターに年賀状が引っかかって折れたりインクの汚れがついてしまった・・・・・
絶対にこういうことがあって、一枚や二枚はムダにしますよね?
そんな緊急のときにどこで追加の年賀状が買えるかというと
- コンビニ
- スーパー
- 家電量販店
- ゆうゆう窓口
- 金券ショップ
などが有名ですね。
特に大きな郵便局に併設されている「ゆうゆう窓口」は、土曜日や日曜日、祝日の夜遅くまで開いているので便利ですよ。
全国のゆうゆう窓口を探すにはこちら。
年賀状の販売開始はいつ?
2024年用の年賀はがきの販売開始は、2024年11月1日(金)からです。
新年になってから年賀状を用意する人もいるかもしれません。
でも、大丈夫ですよ。
郵便局では1月の第二金曜日までは年賀状を販売していますので。
スーパーやコンビニだと、その時点では売り切れているか、イラストが印刷された半完成品しか残っていないこともしばしば。
また、バラ売りをしていなくて10枚単位でしか売ってくれないことも・・・・。
そんなときは自宅から遠くても郵便局へ出向くといいですね。
ちなみにお楽しみの「お年玉くじ」の抽選日は2025年1月20日(月)です。
年賀状はいつまでとっておく?
自分自身が頂いた年賀状をいつまでとっておくか?これ、みなさんはどうしているのでしょうか?
私の場合、今年届いた年賀状は、その年末に年賀状を書くときに
- 誰から届いたのか?
- 宛名や住所は変わっていないか?
それを確かめるために一年間だけ保存しておきます。
そしてまた新しい年賀状が届いたら昨年の分は捨ててしまいます。
裏面に家族写真が印刷されているものなど捨てるのは気が引けますが、年々溜まっていくものですから、ルールをつくってスパッと捨ててしまったほうがいいかなと思います。
なお、印刷ミスをして使えなかったものや、買いすぎて余った年賀状は「お年玉年賀はがき」の抽選会で当たっていないか確認したら、郵便局へ持っていきましょう。
郵便局で1枚につき5円を払うと、切手か官製はがきに交換してもらえますよ!
まとめ
年賀状はいつまでに出すと元日に配達されるのかその期限をおさらいすると
12月25日までに投函すれば100%届きます
それより遅れてしまった場合でも
12月28日まで出せばギリギリ届く可能性も
ということを覚えておきたいですね。
でも実は私は「クリスマス頃」から慌てて年賀状を書き始めるタイプです。
なんとか元旦まで(最悪2日まで)届けばいいな・・・と思いつつ、28日頃に出していたんですが、あとで友達に確認するとだいたい元旦に届いていました。
それにはこういうワケがあったんですね。
郵便局の人に迷惑にならないよう、今年は早めに出そうかな?