2020年の「今年の漢字」はどんな字が選ばれるのか今から気になります。
発表される時間や場所をチェックして、今からどんな字になるか、ご家族で予想してみるのも面白いですね。
ここでは、2020年の発表日、何時から発表会が行われるのか、また予想の手助けとなるように過去に選ばれた歴代の「今年の漢字」も合わせてご紹介します。
2020年の「今年の漢字」は何時から発表される?
2020年の今年の漢字が発表される時間は
⇒12月12日の午後2時ごろから
と予想されます。
この時間帯は民放テレビ各局で、ちょうどワイドショーが放送されている時間のため、毎年生中継されるのが恒例。
特に私が知る限り、日本テレビ系列の『ミヤネ屋』は必ず生中継をします。
ただ、今年は土曜に当たるため、テレビでの生中継はないかもしれません。
「今年の漢字」の発表スケジュール
今年の漢字が年末頃に発表されるのは皆さんご存知かもしれませんが、はっきりと何月何日と把握している方は少数派だと思います。
そこで発表時間以外のくわしいスケジュールや場所などをまとめますね。
発表される日はいつ?
今年の漢字が発表されるのは
2020年(令和2年)12月12日(土)です!
この日付は毎年この日と決まっているんです。
その理由はこの日が「漢字の日」だから>なんですね。
漢字の日について詳しくは、この記事内で解説しますので最後までお付き合いください。
発表される場所はどこ?
お坊さんが大きな習字の紙に太い筆で「今年の漢字」を書く姿を毎年ニュースでご覧になられますよね?
その発表される場所は
京都府京都市の清水寺
になります。
修学旅行が京都方面だとまず100%立ち寄る有名スポット。
あの「清水の舞台から飛び降りる」のフレーズでおなじみのお寺ですね。
漢字を書く人は誰?
大きな半紙に墨汁で「今年の漢字」を書く人は
清水寺の貫主
と決まっています。
こうして全国から応募があった漢字の中から最も多かった「一文字」が選ばれて、こうして貫主によって墨で書かれるのです。
毎年12月12日に発表されるのは「漢字の日」だから
なぜ毎年12月12日が「今年の漢字」の発表日かというと、それは先ほども書きましたが
12月12日が「漢字の日」
だからなんですね。
- 財団法人日本漢字能力検定協会が制定した漢字の記念日
- 1995年(平成7年)に制定
- いいじ・いちじ=12月12日という語呂合わせから決まった
- その年の世相を象徴した「今年の漢字」が発表される日
このように年に一度の漢字の記念日なんです。
2019年の今年の漢字は「令」でした
2019年は、台風など自然災害が多かったものの、それ以上に元号の変更によるインパクトが大きかったため、新元号の令和から一部を取った「令」が今年の漢字に選ばれました。
ここ数年毎年そうですが、風雨による被害を始め、日本全国で天災に悩まされた一年でした。
また、7月から8月にかけては猛暑に見舞われて熱中症で亡くなる方も多く、1年を通して気候変動による影響を強く感じましたね。
スポーツ界ではラグビーワールドカップ、大坂なおみ選手の活躍など明るい話題も多数あったんですが、すべてかき消されてしまった感があります……。
過去に選ばれた漢字(1995年~2019年)
1995年から始まった「今年の漢字」のこれまでを振り返ってみましょう。
年 | 今年の漢字 | 選ばれた主な理由(出来事) |
---|---|---|
1995年 | 震 | 阪神大震災 |
1996年 | 食 | O157による食中毒 |
1997年 | 倒 | 山一證券など大手銀行の倒産 |
1998年 | 毒 | 和歌山毒物カレー事件 |
1999年 | 末 | 世紀末 |
2000年 | 金 | シドニー五輪で金メダルが相次ぐ |
2001年 | 戦 | アメリカ同時多発テロ事件 |
2002年 | 帰 | 北朝鮮拉致被害者の帰国 |
2003年 | 虎 | 阪神タイガースの優勝 |
2004年 | 災 | 新潟中越地震 |
2005年 | 愛 | 愛・地球博の開催 |
2006年 | 命 | 悠仁親王の誕生 |
2007年 | 偽 | 大手メーカーの食品表示偽装事件 |
2008年 | 変 | オバマ大統領のチェンジの流行 |
2009年 | 新 | 民主党の新政権発足 |
2010年 | 暑 | 観測史上一位の猛暑の夏 |
2011年 | 絆 | 東日本大震災 |
2012年 | 金 | 山中伸弥教授のノーベル賞受賞 |
2013年 | 輪 | 東京オリンピックの招致決定 |
2014年 | 税 | 消費税の増税 |
2015年 | 安 | 安全保障関連法の可決 |
2016年 | 金 | リオオリンピックでの日本人選手の活躍 |
2017年 | 北 | 北朝鮮を中心とした世界情勢の緊迫化 |
2018年 | 災 | 台風・地震・猛暑の自然災害の頻発 |
2019年 | 令 | 新元号「令和」の発表 |
話題になり始めたのは最近なので意外と覚えていないものですね。
個人的に記憶に強く残っているのは、やはり2011年の「絆」です。
当たるか?2020年の「今年の漢字」を私が予想!
「今年の漢字」は日本漢字能力検定協会が全国の人から、今年の世相を象徴する漢字一文字を募集し、最も多かった漢字が採用されます。
なので私たちひとりひとりがどんなニュースに衝撃を受けたり感銘を受けたかを思い返せば、予想するのはそう難しいことはないでしょう。
2020年の今年の大きなニュースといえば
外出規制
テレワークの導入
Gotoトラベルの実施
安倍総理の辞任
これらを踏まえて、私が予想するのは
⇒コロナ禍の「禍」です!
やっぱり今年はコロナ以上のニュースはないでしょう。
ただ、このコロナからどんな漢字が選ばれるかは微妙なところ。
投票される方の意見も割れるでしょうから、どれが選ばれても「そうかなぁ?」としっくりこないかもしれませんね。
はたして今年の漢字は?予想は当たるか?発表があり次第、追記します。
【毎年恒例】前年度の今年の漢字の答え合わせ
2019年の今年の漢字は何が選ばれるか、たしか去年の10月中に私が予想したのがこちら。
結婚の「結」
残念ながら大外れでした……。
有名人の結婚ラッシュだったので、自信があったんですが令和のインパクトには叶いませんでしたね。
まとめ
というわけで、今年の漢字の発表は12月12日の午後2時ごろです。
私は自営業のため毎年「今年の漢字」の発表をリアルタイムで視聴できます。
ここ数年は毎年のように日本テレビ系列の「ミヤネ屋」で清水寺から生中継されるのでありがたいですね。
知ったからと言ってどうなるものでもありませんが、今年1年を総括するのにけっこう目安になるので注目してしまいますよ。
みなさんもその日は忘れずにチェックしてください。
夕方や夜のニュースで必ず取り上げられますので。