幼稚園や保育園では「年少」・「年中」・「年長」という分け方をしますね。

でもこれっていったい何歳のことを言うのか、私も初めての育児の際にはまったく分かりませんでした。(我が家の子供は早生まれだったので余計に)

たぶん、初めてお子さんを通わせようと思う方も戸惑うと思いますので、分かりやすく、その年齢の違いをまとめてみました。

年少・年中・年長って何歳?それぞれの年齢の範囲は?

幼稚園や保育園での独特の言い回しである「年少」・「年中」・「年長」は子育てをしない限り、それが一体何歳から何歳までの区分なのか分かりませんよね?

それはこういう区分けになっているんです。

【年少・年中・年長の年齢は?】

  • 年少・・・満3歳
  • 年中・・・満4歳
  • 年長・・・満5歳

一目瞭然ですね。

ただ、私が最初に「えっ?どういうこと?」と戸惑ったのが「満○歳」という表現です。

これっていったいどういうことか、さらにつっこんで解説していきましょう。

「満○歳」ってどういう意味なの?

「満○歳」という表現の仕方を

⇒満年齢

といいます。

この満年齢とは年齢の数え方のひとつで、生まれた年を0歳と決め、翌年の誕生日で1歳となり、その後も誕生日が来るごとに1歳ずつ年齢が加算されていきます。

つまり単純に言えば

⇒今現在、何歳なのか?

それを表すのが満年齢というわけです。

直近の誕生日で何歳になったのか?という言い方も出来ますね。

ですから幼稚園や保育園の募集案内に保育年齢が「満3歳」とあったら、「入園時に3歳になっている子供が対象」という意味になるんです。

これをふまえて年少・年中・年長の分け方を改めて確認すると

  • 年少・・・すでに3歳で、その年に4歳になる子供
  • 年中・・・すでに4歳で、その年に5歳になる子供
  • 年長・・・すでに5歳で、その年に6歳になる子供

ということになります。

年小の早生まれの子供の場合は?

幼稚園児の男子と女子

では、早生まれの子供は年少のクラスにいつ入園できるかというと、もうお分かりかと思いますが、

早生まれの子供の生まれた月は

⇒1月1日~4月1日

となりますよね。

幼稚園や保育園は通常の入園式が4月2日以降なので、その時点で3歳になっているわけですから、その年に入園可能というわけです。

とても単純な話ですね(^^)

まとめ

あらためて思うのは年少・年中・年長っていうネーミングの不思議さです。

たぶん、年少者から「年少」、「年長者」から「年長」という呼び名を付けたのだと思いますが、たかだか3~5歳の幼稚園児に「少ない」も「短い」もないと思ってしまいます(笑)カワイイ言い方ですけどね♪

年中というのは、年少と年長の中間だからなんでしょうか。なんだか中間管理職みたいなネーミングみたいです(^_^;) これも想像するとカワイイ♪

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